WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3105号(2015/11/15)を発行しました。

目次
 
2…安保法 元防衛官僚・柳澤協二さんに聞く
3、4…特集 ある日突然、携帯基地局が…
5…2016年カレンダー
5…沖縄発の雑誌「越境広場」創刊
6…film 『ハッピーエンドの選び方』

1面 性暴力被害者支援看護師(SANE) 山本潤さんYamamoto Jun
[サバイバー経験と支援をつないで]

聞き手…清水さつき
撮影…飯田典子

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やまもと  じゅん
1974年、神奈川県生まれ。DV被害女性のためのシェルターで週4日、看護師として働く。SANE養成にも関わる。東京23区を回る予定の「エセナ5」連続講座は、今年度は新宿区で開催。来年1月の医療の講座を担当。安保法案の国会行動にはたびたび1人で参加していた。

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2面 【安保法 たたかいは終わらない】
賛成派も反対派も軍事的リアリティーを 元防衛官僚・柳澤協二さんに聞く

●ねこのひげ

3面-1 【特集】ある日突然、携帯基地局が… 野放しの携帯基地局
3面-2 【安保法 たたかいは終わらない】 2000万人署名も始まる

●FLASH
・高レベル廃液の量、公表せず 資源エネルギー庁交渉 10月28日
・「もんじゅ」問題と今後 原子力規制委員会 10月28日
・本体工事は始まってはいない 辺野古強行を許さない 10月30日
・秋の憲法集会開かれる 東京では韓国YMCAで 11月3日

4面 【特集】ある日突然、携帯基地局が… 「嫌だ」と思ったらまず動こう。 ●大久保貞利(電磁波問題市民研究会事務局長)

5面-1 2016年カレンダー
5面-2 沖縄発の雑誌「越境広場」創刊 地域をつなぐ〈広場〉をめざして●上原こずえ

6面 【Film】『ハッピーエンドの選び方』監督  シャロン・マイモン タル・グラニット
文●向後友惠(放送作家)
*11月28日、東京・シネスイッチ銀座ほか全国順次公開 配給 アスミック・エース TEL 03(5413)4314

【書評】11/15号の書評ページへ
『証言記録 市民たちの戦争 ① 銃後の動員ほか』NHK「戦争証言」プロジェクト  編/大月書店2600円
『佐々木靜子からあなたへ 女のからだと医療・性暴力・人権』佐々木靜子  著 本書編集委員会  編/教育史料出版会1500円
『右傾化する日本政治』中野晃一  著/岩波書店780円

●Books シングルマザー生活便利帳 五訂版/山形映画祭を味わう ドキュメンタリーが激突する街/朝鮮東学農民戦争を知っていますか? 立ちあがった人びとの物語/
下層化する女性たち 労働と家庭からの排除と貧困

●Gallery 写真集『Comfort Women インドネシアの日本軍「慰安婦」』

7面 【連載】ゆりばら!(220)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「今こそ抵抗精神を発揮しよう」
●FORUM「学習会報告」
●ふぇみんのお店から 乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん」(25g10個) 508円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌



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●ねこのひげ
●夫婦同姓を強いる民法750条が憲法13条などに反するとして訴えた、夫婦別姓訴訟(本紙2015年6月5日号3面参照)の上告審弁論が、11月4日最高裁大法廷で開催された●原告の1人、小國香織さんは法廷で「私にとって、名前は根源的、感覚的なものです」と語った。小國さんは「事実婚」に踏み切ることができず改姓し、通称使用で旧姓を名乗ったが、行政書士の業務によっては戸籍名が求められた。「結婚後は他人が呼ばれている感覚だった」●国は「夫婦の協議に委ねられているので違憲でない」としたが、夫婦の96%は妻が改姓している。弁護側はこれこそが「間接差別」と主張。03年以来国連の女性差別撤廃委員会でも2度勧告されている●上告人弁護人が「あなたが明日、急に苗字が変わったと想像してください」と訴えていたのが印象に残った。女性の再婚禁止期間の訴訟とともに違憲判決が待ち遠しい。(登)

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3面【フラッシュ】

・高レベル廃液の量、公表せず 資源エネルギー庁交渉 10月28日
「再処理とめたい首都圏市民のつどい」主催の交渉。六ヶ所再処理工場再処理試験を2013年1月に終了したが、それにより発生したガラス固化体の数と、高レベル廃液の量・セシウム137の量を質した。回答は「日本原燃に問い合わせたが、すべて“技術的な見地から公表できない”とのこと」。エネ庁自体が把握していない。同工場の落雷問題の安全対策では、「原子力規制委員会に対策について報告はしたが、その工事の終了期限は未定」との回答だった。


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・「もんじゅ」問題と今後 原子力規制委員会 10月28日
「もんじゅ」の度重なる保守管理不備や改善の遅れに、規制委員会のメンバー全員が「考えられない」「深刻な問題」など日本原子力研究開発機構の運営に懐疑的で、任せられないなどの発言があった。日本原子力研究開発機構(JAEA)がもんじゅの運転実施主体として不適切であるということでまとまった。重要なことなので今後は児玉理事長に意見聴取した上で結論をだすとした。(11月4日、規制委員会は、運営主体の交代を勧告した)
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・本体工事は始まってはいない 辺野古強行を許さない 10月30日
FoEJapanが主催し、辺野古情勢について緊急集会を開催。辺野古の抗議船船長北上田毅さんが、工事は「着手」にすぎず、マスコミ報道が過剰であることと、執行停止の問題点を解説した。後半、防衛省と国土交通省担当者との交渉では、国が私人と同じ立場で行政不服審査請求をするのは不適法であること、環境監視委員会の3委員が事業受注業者から寄付を受けていた点を追及したが、満足な回答は得られなかった。

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・秋の憲法集会開かれる 東京では韓国YMCAで 11月3日
「秋の憲法集会 止めよう!戦争法の発動」が開かれた。主催は「11.3憲法集会実行委員会」(ふぇみんも参加)。JVCの長谷部貴俊さんは、自衛隊による救出は非現実的で、駆けつけ警護は市民を危険にさらすことになると述べ、続いて一橋大学名誉教授の山内敏弘さんは、安全保障法は国際社会の平和秩序形成にも一利なしと断言。「許すな!憲法改悪市民連絡会」の高田健さんは、選挙は野党共闘以外ない、廃止法の実現へ非暴力の直接行動で闘い続けようと発言した。
【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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