WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3084号(2015/4/05)を発行しました。

目次

2、3…ルポ 震災から4年~「復興」とは何か~
4…新連載 鼠のような猫の話
4…ジプシー女性詩人を描いた『パプーシャの黒い瞳』監督インタビュー
5…連載 ジュゴンの里に暮らす⑤
6…DVD 『カウガール・ブルース』
 
1面 女川原発に反対する町議 阿部美紀子さんAbe Mikiko
[今が原発を廃炉にするチャンス]

聞き手…清水さつき
撮影…石田貴美恵

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あべ  みきこ
1952年、宮城県女川町生まれ。「女川から未来を考える会」代表。2011年11月から女川町議(無所属)。趣味の油絵は震災で画材を流出したため、今は水彩画を描く。避難所になった小学校で飼われていたウサギを自身の仮設住宅で育て、癒やされている。

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2、3面 ルポ 震災から4年~「復興」とは何か~
2面-1 4年目の宮城県・石巻市と女川町はいま 
2面-2 宮城県北上地区養殖を再生し、海を守る
	宮城県漁協十三浜支所・元運営委員長 ● 佐藤清吾さん

3面  (北上町から)私たちが安心して住める場をつくってほしい/復興は私の家を建てること/(女川町から)仮設の人たちが癒やされる時間と場/(雄勝町から)友だちを失った思いは一生残る

●FLASH
・クオータ制を推進する 国際女性デ―・院内集会 3月6日
・防災、女性の力で変革を 国連防災世界会議パブリックフォーラム
・12年目にイラク戦争を問う 東京で集会 3月21日
・核廃絶、被爆国日本が主導を NPTにむけ外務省交渉 3月24日

4面-1 【新連載】鼠のような猫の話 ①お好み焼きを作れなかった猫 文/イラスト●是恒果琳
4面-2 歴史上初のジプシー女性詩人を描く『パプーシャの黒い瞳』監督インタビュー

5面-1 【連載】ジュゴンの里で暮らす⑤ジュゴンは私たちの希望 ●浦島悦子
5面-2 【連載】ひええ~刑務所(最終回)出所後も大変 ●汪楠

6面 【DVD】『カウガール・ブルース』 監督 ガス・ヴァン・サント 文●水島希(大学教員)
『カウガール・ブルース』のもう1つの楽しみ方は音楽。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなど性的マイノリティー)の権利活動に積極的に関わり、自らもカムアウトしているk.d.ラングが担当するサウンドトラックは、曲も詩も最高。変な王子様役のキアヌ・リーブスにも注目です。*お近くのレンタルショップでお探しください

【書評】3/5号の書評ページへ
『ピケティ入門  「21世紀の資本」の読み方』竹信三恵子  著/金曜日1200円
『#鶴橋安寧   アンチ・ヘイト・クロニクル』李信恵  著/影書房1700円
『老い方上手』樋口恵子、大熊由紀子、上野千鶴子ほか  著/WAVE出版1400円

●ふぇみん句会

●Gallery パレスチナ写真集『Bokra(ボクラ)』

7面 【連載】ゆりばら!(196)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「愛は両国へ  前よりもっと楽しかった」と」
●FORUM「地域でサロンづくり」
●ふぇみんのお店から 祝島 寒干大根(100g)335円 ひじき(65g)540円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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3面【フラッシュ】

・クオータ制を推進する 国際女性デ―・院内集会 3月6日
クオータ制を推進する会が主催した院内集会で、2月26日に設立された「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟(仮称)」の報告があった。参加議員は超党派から45人(うち男性16人)。会長の民主党・中川正春さん、幹事長の自民党・野田聖子さんが決意を述べた。また、日本の課題を中北浩爾・一橋大学教員が話した。パネルディスカッション、アピールと続き、クオータ制の実現で、政治の国際ランク129位を上げたいと強調した。

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・防災、女性の力で変革を 国連防災世界会議パブリックフォーラム
3月18日エルパーク仙台で開催された。主催は「男女共同参画と災害・復興ネットワーク」ほか。同団体は2011年6月から活動。13カ国から275人が参加した。同団体代表の堂本暁子さんの基調報告のほか、モリーン・フォーダム(英ノーザンブリア大学教員)はジェンダー指標として男女別・年齢別データの収集が最低限必要と強調し、ジェンダー指標に基づいた開発プロセスは草の根レベルで行うことが重要と提起した。

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・12年目にイラク戦争を問う 東京で集会 3月21日
イラク戦争の検証を求めるネットワーク主催で、「イラク戦争12年 溢れ出る世界の危機」が開かれた。綿井健陽監督の映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』を上映の後、イラク支援を続ける高遠菜穂子さんと日本イラク医療支援ネットワークの佐藤真紀さんが、イラク市民と難民の厳しい状況を報告、東京新聞論説委員の半田滋さんは、集団的自衛権について、イラクへの自衛隊派遣の経験の先にあるものと述べ、戦争のできる国へとひた走る安倍政権を批判した。

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・核廃絶、被爆国日本が主導を NPTにむけ外務省交渉 3月24日
4月に核不拡散条約(NPT)再検討会議が開催されるが、核廃絶日本NGO連絡会(ふぇみんも参加)が、宇都隆史外務政務官ら外務省担当者と交渉をした。日本被団協の田中照巳さんは「被爆国として核兵器禁止への行動を呼びかける『オーストリアの誓約』に賛同し、核廃絶に向けた法的な枠組み構築に主導的役割を果たしてほしい」と訴えたが、政務官らは、オーストリアの誓約に賛同も不賛同も決めないとし、核保有国も含めた合意こそが必要と主張した。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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