WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3082号(2015/3/05)を発行しました。

目次

2、3…特集 阪神・淡路大震災から20年
4…映画『小さき声のカノン』の鎌仲ひとみ監督インタビュー
4…季節の韓方茶 春編
5…連載 ジュゴンの里に暮らす④
6…DVD 『ビキニの海は忘れない』
 
1面 世界で共生コミュニティづくりに取り組む 原康子さんHara Yasuko
[おばちゃん発「援助しない技術」]

聞き手…社納葉子
撮影…古藤淳子

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はら  やすこ
1971年、岐阜県生まれ。現在は夫、7歳の息子とともにネパールで暮らし、フリーランスで「国際協力コンサルタント・コミュニティ開発専門」として働く。著書に『南国港町おばちゃん信金  「支援」って何? “おまけ組”共生コミュニティの創り方』(新評論)。

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2、3面 特集 阪神・淡路大震災から20年
2面 震災下の女性・子どもへの暴力 平時のジェンダー平等の推進を ●正井禮子
●ねこのひげ 

3面 「創造的復興」の功罪 公的援助の充実・居住の権利の保障を ●中島絢子 

●FLASH
・携帯基地局周辺の健康被害 電磁波問題市民研究会 2月14日
・女性活躍予算9000億円とは? ポジネット院内集会 2月19日
・共通番号いらないネット結成 全国交流会も 2月20日、21日
・パレスチナを忘れないで 報告と講演の会 2月22日


4面-1 暮らしの中で子どもを守る 『小さき声のカノン』  鎌仲ひとみ監督インタビュー
4面-2 季節の韓方茶・春編 体の中の春の気配を求めて 文●李ウンキョン 監修●李尚宰(イ・サンジェ) イラスト●をかもとYou子 コーディネート●岡本有佳

5面-1 【連載】ジュゴンの里で暮らす④海山の眺み 余所に勝てよ ●浦島悦子
5面-2 【連載】ひええ~刑務所⑤刑務所の支配構造 ●汪楠

6面 【DVD】『ビキニの海は忘れない』監督 森康行 文●中村富美子(ジャーナリスト)
被曝を語れば「原爆マグロ」と言われて売れなくなると、沈黙を強いられてきた漁師たち。その重い口を開かせ、もうひとつのビキニ事件を掘り起こしていくのは「足元から平和を考えよう!と活動する地域の高校生たちだ。活動に賛同した吉永小百合さんが、ノーギャラでナレーションを引き受けている
*日本 1990年 1500円+送料他500円
連絡先 幡多高校生ゼミナール(高知県太平洋核実験被災支援センター)TEL 0880(66)1763

【書評】3/5号の書評ページへ
『子どもに貧困を押しつける国・日本』山野良一  著/光文社 820円
『国策と犠牲  原爆・原発 そして現代医療のゆくえ』山口研一郎  編著/社会評論社2600円
『自分で考える集団的自衛権 若者と国家』柳澤協二  著/青灯社1400円

●ふぇみん句会

●Gallery  『ニワトリとともに』

7面 【連載】ゆりばら!(194)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「甲野乙子さんの「回復」」「超レトロなミニシアター」
●FORUM「地域でコツコツと」
●ふぇみんのお店から 乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん」(25g×10個)507円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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2面【ねこのひげ】
●沖縄・名護市辺野古と東村高江では、日本政府や沖縄防衛局、米軍に対する体を張った激しい抗議が続いている●2月22日、辺野古のキャンプ・シュワブのゲート前で沖縄平和運動センター議長の山城博治さんら2人が、米軍に拘束され、その後名護署に刑事特別法違反容疑で逮捕された。地元紙などの現場写真によると、山城さんは基地の日本人警備員によって基地内に引きずり込まれた姿が写されていたのに、基地侵入で逮捕されたという。完全なでっち上げだ(24日夜、釈放)●反対運動のリーダーを押さえ、抗議の矛先を鈍らせようとしたのか●23日、東村議会が高江のN4地区に新設されたヘリの着陸帯の使用禁止を求める意見書と抗議決議を全会一致で可決。ところがその翌日から、米軍はまるで仕返しのように同地区で離着陸訓練を開始している●政府による、知事選と衆院選の結果に対する焦りなのか。怒り心頭だ。(さ)


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3面【フラッシュ】

・携帯基地局周辺の健康被害 電磁波問題市民研究会 2月14日
吉富邦明さん(九州大学)の講演会が開催された。宮崎県延岡市では、基地局周辺住民に耳鳴り、動悸、めまいなどのさまざまな健康被害が出て、住民らは操業差し止めを求めて提訴(一審、二審住民側敗訴。現在最高裁上告中)。九州各地の健康被害を調査した吉富さんは、住民の耳鳴りは「マイクロ波ヒアリング効果の可能性がある」と話した。また海外の事例を挙げ、国内での規制基準値が高く、基準値の数万分の1でも十分に通信が可能であると指摘した

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・女性活躍予算9000億円とは? ポジネット院内集会 2月19日
2015年度予算総額9000億円(前年度比1000億円増)の内容を、内閣府男女共同参画局と厚生労働省雇用均等児童家庭局に聞いた。最多は待機児童解消関連事業7023億円で、これが女性活躍予算と考えるのか疑問の声も上がった。また、性犯罪被害者への支援が0.4億から1億円に増額された。しかし、女性の活躍促進のため、自治体の取り組み促進4億円、企業の女性の登用促進環境整備(優秀企業の顕彰)1.1億円等、実効性が分かりにくい項目もあった。

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・共通番号いらないネット結成 全国交流会も 2月20日、21日
同ネット(共通番号・カードの廃止をめざす市民連絡会)は、今年10月の個人・法人への番号付番、2016年1月の施行を前に、市民・議員・研究者・医師・弁護士などと共に番号廃止を全国に呼びかけ、ネットワークを形成することを目的に結成。20日は首都圏他、沖縄、大阪、愛知、静岡から80人が参加。パネルディスカッションでは、税・社会保障を名目にした究極の住民管理制度であり、今後民間への利用が拡大し、なりすまし被害の危険性ありと指摘された。

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・パレスチナを忘れないで 報告と講演の会 2月22日
古居みずえさんのガザ報告と岡真理さんの講演が東京・世田谷であった。主催は、今とこれからを考える一滴の会ほか。古居さんは、イスラエルによる昨夏の攻撃では、工場や発電所なども攻撃対象とされ、被害者は一家全滅が多かったと報告。岡さんは、人間の限界を超える攻撃とし、2008年年末の攻撃が不処罰だったことと国際社会の無関心がこの状況を作っていると批判、占領と封鎖が解決すべき根本的問題と述べた。


【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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