WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3074号(2014/12/5)を発行しました。

目次

2、3…【特集】 すぐそこにあるスラップ訴訟
4…弁護士が作った映画『日本と原発』
5…【連載】 ひええ~刑務所②
5…【新連載】 ジュゴンの里に暮らす
6…DVD 『8月の家族たち』
 
1面 『母がしんどい』『ママだって、人間』の漫画家  田房永子さん Tabusa Eiko
[「毒母」は女たちからのSOS]

聞き手…柏原登希子
撮影…常見藤代

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たぶさ えいこ
1978年東京都生まれ。2000年漫画家デビュー。01年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。12年『母がしんどい』(新人物往来社)、14年『ママだって、人間』(河出書房新社)、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『うちの母ってヘンですか?』(秋田書店)刊行。

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2面 【特集】すぐそこにあるスラップ訴訟
スラップ訴訟の被害を防止する法的措置が必要

●ねこのひげ

3面 【特集】すぐそこにあるスラップ訴訟
 スラップ訴訟に負けない、黙らない
 その1 VS 国 沖縄・高江ヘリパッド反対運動の場合/その2 VS 中国電力 山口県・上関町の原発建設に反対する祝島の場合/その3 VS 国 東京・経済産業省前の脱原発テントひろばの場合/その4 VS 健康食品会社「DHC」 ブロガー・澤藤統一郎さんの場合

●FLASH
・東電と国は被害者の声を聞け ! 原発事故被害者集会 11月16日
・高校生の訓練中止申し入れ なぜ、陸自駐屯地で防災訓練か?
・汚染水の除去は無理 11月21日 原子力施設監視・評価検討会
・「慰安婦」問題解決のために シンポジウム開催 11月23日 

4面-1 見ればわかる 原発のすべて弁護士が作った映画『日本と原発』
4面-2 女の子たちの「助けて!」を支援につなぐネットワークづくり
「ガールズ・ヘルプライン・プロジェクトin大阪」開催

5面-1 【連載】ひええ~刑務所②囚人は「人間以下」 ●汪楠
5面-2 【新連載】ジュゴンの里に暮らす①夜明けが訪れた ●浦島悦子

6面 【DVD】『『8月の家族たち』監督 ジョン・ウェルズ 文●水島希(東京大学情報学環) 【初回限定生産】ブルーレイ&DVDセット3790円(税別) 2013年 発売元 アスミック・エース、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント 販売元 ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント  TEL0120(06)4700
イギリスBBCが製作したTVドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』では、頭脳明晰でエキセントリックな探偵ホームズを演じたベネディクト・カンバーバッチが、この作品では母親に精神的虐待を受けて育った心優しい男子の役で登場。意外とはまり役です !

【書評】12/5号の書評ページへ
『虚像の抑止力  沖縄・東京・ワシントン発 安全保障政策の新機軸』新外交イニシアティブ  編/旬報社1400円
『「戦場体験」を受け継ぐということ ビルマルートの拉孟全滅戦の生存者を尋ね歩いて』
遠藤美幸  著/高文研2200円
『上野英信・萬人一人坑  筑豊のかたほとりから』河内美穂  著/現代書館2500円

●books 選挙を盛り上げろ!/山本美香が伝えたかったこと/朝鮮学校のある風景27/負けない女の生き方 217の方法 明治・大正の女作家たち

●Gallery チラシ『混ぜるともっとキケン !』

7面 【連載】ゆりばら!(186)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく「子育ての社会化を」
●FORUM「歴史修正主義が勢いづく」
●ふぇみんのお店から パックスナチュロンハンドクリーム(70g)650円(年の市のみ) 
お肌しあわせハンドクリーム(50g)540円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌


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●ねこのひげ
●やりたい放題で頭にくる。勝手に「アベノミクス選挙」と名付けて700億円超使って一体何のための選挙なのか。政治とカネの問題の追及もそこそこに、最高裁が昨年7月の参議院選挙を「違憲状態だった」との判決を11月26日に出したのに●アベノミクスで非正規雇用は増え、貧困率も改善しなかった。特定秘密保護法は施行日が近づき、集団的自衛権行使容認を閣議決定だけで行った。原発再稼働を企み、「慰安婦問題」など歴史の「修正」に執心した●「すべての女性が輝く社会」を進めたが、女性や子どもの貧困、非正規問題にどう取り組むのかが全く見えてこなかった。一方、廃案にはなったが派遣法改悪も狙った●女性が輝くには、女性の人権、多様な生き方、ジェンダー平等が保障されてこそ。本当の意味の女性政策を推進する人を選ぼう。「女性と人権全国ネットワーク」が「この人を国会へ」全国キャンペーンを行っている。ぜひ参考に。(登)


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3面【フラッシュ】

・東電と国は被害者の声を聞け ! 原発事故被害者集会 11月16日
福島原発告訴団、原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団、子供脱被ばく裁判が共催し、福島公会堂で「福島原発事故被害者集会」が開かれた。集会には全国の福島原発事故にかかわる訴訟原告団や弁護団など30近い団体が賛同。当日は、おしどりマコ&ケンさんのトーク、きたがわてつさんの歌を挟んで、各地で取り組む裁判の現状や各団体の活動の報告、アピールなどが行われた。全国の被害者団体が横につながり闘いを進めていく第一歩となった。


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・高校生の訓練中止申し入れ なぜ、陸自駐屯地で防災訓練か?
11月26~28日に陸自駐屯で予定された都立大島高校生の防災訓練に対し、11月19日、都教育委員会に質問と中止の申し入れを行った。この問題を取り上げたブックレットを同時代社から発刊した実行委による。地元住民が、なぜ神奈川県で訓練するのか、自衛隊側は「体験入隊」の扱いだが都教委が費用の全額負担をしていること、などを質し、自衛隊を高校生の防災訓練の連携先から削除すること、などを強く求めた。
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・汚染水の除去は無理 11月21日 原子力施設監視・評価検討会
2号機の海側トレンチに溜まった放射能汚染水の抜き取りが難航している。東京電力は凍らせて抜き取るのは断念し、トレンチの水を抜き取りながら特殊なコンクリートを流し込んで埋めるとした。最も深い部分を埋めて、汚染水の流入が止まるかを確認するという。コンクリートに汚染水が混ざる懸念はあるが、コンクリートの汚染は1~3%としている。3号機にも6000トンの汚染水が溜まっている。完全に止水はできないが計画通り本体に着手するという。

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・「慰安婦」問題解決のために シンポジウム開催 11月23日 
朝日新聞訂正報道を利用して、日本軍「慰安婦」問題の事実を歪曲する右派言論が勢いづいている今だからこそ、今年6月に政府に提出した「解決のための提言」を深めることを目的とするシンポが、東京で開催された(主催は日本軍「慰安婦」問題解決ネットワーク)。哲学者の能川元一さんは、歴史修正主義者と安倍政権との関係分析、金昌禄・川上詩朗両弁護士は日本政府がとるべき「法的責任」について話した。



【 新聞代 】(送料込み)
 1カ月750円、3カ月2,250円
 6カ月4,500円、1年9,000円
【 振込先 】
 郵便振替:00180-6-196455
 加入者名:婦人民主クラブ
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