「ふぇみん」3070号(2014/10/25)を発行しました。 目次 2、3…ルポ 沖縄・辺野古は今 4…連載 産直40年~日本農業のゆくえ~ (最終回) 4…連載 あの日からの選択~原発事故とわたし~ ⑨ 5…少女たちは買われていた 「JK産業」の現場を行く 6…music ソウル・フラワー・ユニオン 1面 沖縄・やんばるで琉球藍を染める 上山弘子さん Ueyama Hiroko [藍からさずかる誇りと喜び] 聞き手…岡田真紀 撮影…清水さつき --- うえやま ひろこ 1945年、大阪府生まれ。両親はウチナーンチュ。80年に名護市の大湿帯に移住、有畜複合農業を始める。93年やまあい工房設立・主宰。1998年から毎年、東京・日本橋の丸善で展示会を開く。故・高木仁三郎さんとも交友があり、2009年、太陽光発電を取り入れた。 --- 2面 【特集】ルポ沖縄・辺野古 陸から海から 辺野古の基地建設を止める 3面 【特集】ルポ沖縄・辺野古 闘う人々の声/命を基点に“保革”を超えて ●FLASH ・合成洗剤追放全国集会 40周年記念シンポ 10月4、5日 ・女性活躍推進法案、示される 労政審雇用均等分科会 10月7日 ・集団的自衛権行使に反対する 集会とデモ 10月8日 ・南相馬市の指定解除に反対 政府交渉と集会 10月10日 4面-1 【連載】産直40年~日本農業のゆくえ~〈最終回〉 一からやり直す ●鈴木京子 4面-2 【連載】あの日からの選択⑨珈琲を支えに、今日も ●市澤美由紀さん 5面 少女たちは買われていた 「JK産業」の現場を行く「夜の街歩きスタディーツアー」 ●赤石千衣子 6面 【music】21世紀の「地下鉄道」 『アンダーグラウンド・レイルロード』ソウル・フラワー・ユニオン XBCD-1046 3000円(税別)文●岩崎眞美子(ライター) 【書評】10/25号の書評ページへ 『NHKと政治支配 ジャーナリズムは誰のものか』 飯室勝彦 著/現代書館1700円 『性的主体化と社会空間 バトラーのパフォーマティヴィティ概念をめぐって』 大貫挙学 著/インパクト出版会3000円 『死の棘・アスベスト 作家はなぜ死んだのか』 加藤正文 著/中央公論新社1700円 ●books 食と農でつなぐ 福島から/それでも、さくらは咲く 福島・渡利 あの日から保育をつく/閉ざされた扉を開けるまで JR西日本のセクハラ解雇と闘う! 里美さんと仲間の記録/徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か 最終処分への道を世界の経験から探る ●Gallery 佐々木千津子追悼文集『ほぉじゃのぉて』 7面 【連載】ゆりばら!(185)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「憲法と友だちになる」 ●FORUM「語り合い、助け合えるつながり」 ●ふぇみんのお店から 鹿北製油 洗双糖(450g)324円 第3世界ショップ ココア(無糖)(150g)594円 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌 -------------------------------------------------------------------------- 3面【フラッシュ】 ・合成洗剤追放全国集会 40周年記念シンポ 10月4、5日 福岡で行われた集会の1日目は「環境汚染に国境はない 合成洗剤・水俣・放射能」。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議代表の立川涼さんが「化学物質による環境汚染の今」として、インドのボパール化学工場事故が起きて日本ではPRTR制度ができたと問題提起をした。水俣協働センター理事の谷洋一さんは、今でも水俣病で苦しんでいる人がいること、水銀条約に日本が批准してないことを報告した。2日目は石けん入門講座などの4分科会が活発に行われた。 ● ・女性活躍推進法案、示される 労政審雇用均等分科会 10月7日 厚労省・労働政策審議会雇用均等分科会で、法案が示された。目的は男女共同参画基本法の基本理念にのっとり、女性の職業生活における活躍の推進を行うとし、事業主(常時雇用301人以上)に対し、採用者の女性比率、勤続年数の男女差、労働時間の状況、管理職の女性比率などを把握して「行動計画」を公表させる。政府は数値目標を設定するとしているが企業側は困難としており、詳細は今後省令等で示される。罰則を設けているが10年間の期限立法としている。 ● ・集団的自衛権行使に反対する 集会とデモ 10月8日 日弁連が、集団的自衛権は違憲であり、立憲主義に反するとして閣議決定撤回を要求。発言者は元内閣法制局長官・宮崎礼壹さん、社会学者・上野千鶴子さんら。情報公開クリアリングハウス理事長・三木由紀子さんは特定秘密保護法との絡みで、平和は何も知らされないところで守られるのではなく、一人ひとりが意見を言って獲得していくものだ、と語った。全国から集まった弁護士と「1000人委員会」、「9条壊すな実行委」の協力参加で参加総数3000人。 ● ・南相馬市の指定解除に反対 政府交渉と集会 10月10日 放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」に指定されている福島県南相馬市の152世帯に、政府は10月末にも指定解除の方向を打ち出した。住民は経済産業省・内閣府に「住民の意向を無視しての解除に反対」「土壌汚染はまだ強く、高濃度の放射性物質を含む場所が点在している」という要請書を提出。政府交渉では解除基準の、年20msvが、高すぎることが問題に。集会では「全国で連携して反対していこう」と確認した。