WOMEN'S DEMOCRATIC JOURNAL femin

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ダイジェスト

「ふぇみん」3065号(2014.9.5)を発行しました。

目次

2…大飯原発3、4号機運転差し止め判決の意義
3…初の大規模調査でLGBTの学校生活の実態が明らかに
4…核兵器の非人道性から禁止条約へ
5…連載 子どもが危ない!~安倍政権の教育改革(最終回)』
6…DVD 『パラダイス・ナウ』


1面 イラク人質事件の映画『ファルージャ』監督  伊藤めぐみさん Ito Megumi 
[「撮ること」で社会に関わりたい]

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いとう めぐみ
1985年、三重県桑名市生まれ。子どもの頃から父親によるニュース解説や感想が楽しくて、刺激になっていた。『ファルージャ』は第1回全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)若手映画プロジェクト支援作品。上映情報はhttp://fallujah-movie.com/

聞き手…清水さつき
撮影…落合由利子

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2面 すべての原発と新規制基準に NO 大飯原発3、4号機運転差し止め判決の意義 ●鹿島啓一

●ねこのひげ

3面 LGBTの学校生活の実態が明らかに いじめ、孤立…初の大規模調査 ●えんどう まめた

●FLASH
・「検察は東電を起訴せよ !」 東京地検要請と、「打ち水」行動
・8月14日を国連記念日に 日本軍「慰安婦」メモリアル・デー
・貴重な上関の生物多様性 国際シンポの院内集会 8月18日
・汚染水対策の見直しも?特定原子力施設監視・評価検討会

4面-1 核兵器の非人道性から 禁止条約へ ●川崎哲
4面-2 「安倍靖国参拝 違憲訴訟」始まる ●古川佳子

5面 【連載】子どもが危ない~安倍政権の教育政策【最終回】 検定・採択方法次第で「国定教科書」へ ●じょうづかさえこ

6面 DVD『パラダイス・ナウ』 監督 ハニ・アブ・アサド 文●中村富美子(ジャーナリスト)
*フランス・ドイツ・オランダ・パレスチナ 3800円(+税) 2005年 発売・販売アップリンクTEL 03(6821)6821
パレスチナ人であるアサド監督は、自爆攻撃に向かう若者を、人間としての深みをもって描いた。彼らの絶望、葛藤、迷い…イスラエルとパレスチナ、双方の観客に衝撃を与え、ベルリン映画祭では観客賞はじめ3冠に輝き、アカデミー賞ノミネートにあたってはイスラエル側からクレームがついた問題作。撮影現場の模様、監督インタビューの付録も貴重だ

【書評】9/5号の書評ページへ
『沖縄戦と心の傷  トラウマ診療の現場から』 蟻塚亮二  著/大月書店1900円
『不登校・ひきこもりが終わるとき 体験者が当事者と家族に語る、理解と対応の道しるべ』 丸山康彦 著/ライフサポート社1600円
『学習としての託児 くにたち公民館保育室活動』  くにたち公民館保育室問題連絡会 編/未来社3500円

●Books 熊取六人衆の脱原発/都立朝鮮人学校の日本人教師1950‐1955/ 学校給食アレルギー事故防止マニュアル 先生・親・子どもとはじめる危機管理/ 関東大震災時の朝鮮人迫害 全国各地の流言と朝鮮人虐待
●Gallery イラストエッセイ  『日の鳥』

7面 【連載】ゆりばら!(180)竹内佐千子
●voices ぴーちくぱーちく 「諦めずに闘う姿・『標的の村』上映運動から」
●FORUM 「報告集ができました!」
●ふぇみんのお店から メキシココーヒー粉・豆(200g)各702円 有機インスタントコーヒー(80g)864円 ブラジルコーヒー粉・豆(200g)各734円

8面
●event information
●diary ふぇみん日誌

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2面【ねこのひげ】
●沖縄・辺野古沖を泳ぐ絶滅危惧種のジュゴンが悲痛な叫びをあげている●8月14日、辺野古新基地建設に向けて、沖縄防衛局が海上ボーリング調査を強行。今年11月の県知事選を前に、工事着手という既成事実をつくりたい政府の焦りが見える。抗議行動に不介入だった海上保安庁も、抗議する非暴力のカヌー隊にけがを負わせ、拘束するなど強硬な態度を取り、批判が高まっている。取材妨害も頻繁に行われているという●市民による座り込み抗議が広がっている。23日には辺野古のキャンプ・シュワブを取り囲む県民大集会が、全国各地でも呼応した抗議行動が行われた。東京・首相官邸前には450人が集結。カヌー隊を増やしたい、現地の座り込みに参加してほしいと、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲尊さんが発言●抗議の電話は、TEL098(938)7118(海上保安庁中城海上保安部)へ。カンパ先は本紙7面を参照ください。(さ)

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3面【フラッシュ】

「検察は東電を起訴せよ !」 東京地検要請と、「打ち水」行動
福島原発告訴団は、7月31日に検察審査会が東電旧経営陣を「起訴相当」であると議決したことを受け、8月8日、地検に対し「徹底した再捜査と起訴を求める上申書」を提出。同時に地検前で、告訴団の武藤類子さん、佐藤和良さんや海渡雄一弁護士らが、「検察は起訴すべき」などと訴えた。その後、東電前に移動し、「原発汚染水」とラベルした水を撒く、抗議の打ち水行動を行った。福島からの参加者の「福島を元に戻して」という悲痛な訴えが響いた。
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8月14日を国連記念日に 日本軍「慰安婦」メモリアル・デー
1991年に韓国の金学順さんが日本軍「慰安婦」被害者として初めて名乗り出た8月14日を国連記念日にしようと、李政美さんのコンサートと、梁澄子さん、渡辺美奈さんによるトークの会が東京で開催された(主催 は戦時性暴力問題連絡協議会、全国各地で関連イベントあり)。梁さんらは、国際社会が問題視しているのは暴力的な連行の有無ではなく、被害者の意思に反して行われた行為であることを理解せず、朝日新聞訂正報道に悪乗りする日本政府を批判した。
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貴重な上関の生物多様性 国際シンポの院内集会 8月18日
院内集会「カンムリウミスズメと上関の生物多様性 『奇跡の海』を未来の子どもたちへ」に100人近くが参加。主催は上関自然を守る会。中国電力が上関原発建設のため周辺海域を埋立申請中だが、パネラーのKim Nelsonさん、Darrell Whitworthさん、武石全慈さんは絶滅の危機にあるカンムリウミスズメについて報告。渡辺伸一さんはオオミズナギドリについてこの付近が貴重な繁殖地になっていると報告した。
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汚染水対策の見直しも? 特定原子力施設監視・評価検討会
8月19日の同検討会で、増え続ける放射能汚染水対策として建屋とトレンチのあいだを凍らせて水を抜き取る作業が4月から始まったが、約1割が凍らなかったと報告。ドライアイスや氷を入れても凍らず、東京電力は止水剤を充填する方針で9月末までには凍結させるとしたが、委員らからは有効性に疑問の声があがった。トレンチの抜き取りができなければ建屋周辺の土壌を凍らせる「凍土壁」の工事にも影響が出てくる。新たな対策も考えるべきとの意見が出た。




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