「ふぇみん」2977号(2012.01.01)を発行しました。 2012年新年号 特集 震災後の日本を生きる --- 11月5日、TwitNoNukes(ツイッターデモ)。横断幕は、「SAYONARA ATOM」作成。デモグッズについては6面参照 --- 東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故後、私たちは、放射能汚染の恐怖におののいた。こんな危険なものが地震多発国の日本にあったのだと知った人も少なくない。 事故後、情報は隠され、本当の汚染が分からないため、危険地域にとどまっていた人もいた。2カ月後、燃料のメルトダウンが公式に明らかになった。 ドイツでは15万人規模のデモが起こり、2022年の原子力発電所の全廃を決めた。 日本では9月19日に「さようなら原発デモ」が6万人規模となり、各地で新しい潮流の脱原発デモが起こった。千万人署名も呼びかけられている。 2面 福島の人々は今-1 親も子も苦しめる原発はいらない 野口時子さん〈郡山市〉 3面 福島の人々は今-2 ・原発で日常が壊れた 八巻美幸さん(福島市) ・不安に押しつぶされそう! 佐藤優子さん(仮名・いわき市から東京へ自主避難) 4面 震災から一歩ずつ-1 ・岩手県山田町の復興カキ小屋 元気でいることをアピールしたい ・岩手県大槌町などの芽でるカー 女性を雇用して買い物代行 5面 震災から一歩ずつ-2 ・福島県いわき市の木造仮設 木のぬくもりにほっとする ・岩手県大槌町の手芸工房はらんこ 楽しく手作り ・誰もが人間らしく 住むために 震災と居住 6面 LET’S STOP NUCLEAR POWER ・さよなら原発 ・反原発goodsご紹介 7面【film】原発・震災を考える映画 独自の視点で描く3作品 文●中村富美子(ジャーナリスト) ・『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘』(監督 ヨアヒム・チルナー)①2012年1月28日より東京・渋谷アップリンクにて公開 配給パンドラ TEL03(3555)3987 ・『なみのおと』(監督 濱口竜介、酒井耕)②1月18日より東京・サイレントヴォイスほかで上映 配給 東京芸術大学大学院映像研究科 TEL050(5525)2683 ・『東日本大震災 東北朝鮮学校の記録2011.3.15―3.20』上映会場等は問い合わせを 配給 コマプレス メール:komavoice@gmail.com 【2012年新春のオススメ本!】→1/1号の書評ページへ 3・11を地域から考える ■被災者の体験 『小さな町を呑みこんだ 巨大津波』(やまもと民話の会)、『奇跡の生還』(上部一馬著 コスモトゥーワン)、『生きる。「東日本大震災」生き残りし者の記』(工藤幸男著 日本文芸社)、『未来へ伝えたい 陸前高田』(企画・製作・発行 タクミ印刷有限会社 FAX0192(55)5187)、『3.11東日本大震災 巨震激流』(三陸新報社)、『生きている 生きてゆく ビッグパレットふくしま避難所記』(同避難所記刊行委員会編・発行 発売 アム・プロモーション) ■東北を知る 「仙台学」:vol.11「東日本大震災」、vol.12「東日本大震災 揺れ痕の声」、vol.13「赤坂憲雄 『震災論』」、『宮城県郷土かるた』(復刻版) 発行 荒蝦夷(あらえみし)TEL/FAX022(298)8455 ■福島を考える 「はっぴーあいらんど新聞」(心援隊http://www.shinentai.net)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(開沼博著 青土社) ■原発のない町から 『聞いてください 脱原発への道しるべ』(坂田静子著 オフィスエム)、『女たちの3・11』(坂田雅子、纐纈あやほか著 オフィスエム) ●句会 ●Gallery 写真集『沖縄 道ジュネー 犠牲と抵抗の歳月』発行 なんよう文庫TEL098 (885)0866 価格 2800円 8面 【連載】ゆりばら!(92)竹内佐千子 ●ふぇみんのお店から 「お風呂の愉しみマルセイユ石けん 無香料 120g 735円 ラベンダー&ローズマリー 120g 819円」 ●event information