「ふぇみん」2921号(2010.4.25)を発行しました。 以下に内容をお知らせします。 1面 いじめ・襲撃事件を追って24年 北村 年子さん [対立を超え平和な世界を見たい] --- きたむら としこ 1962年、滋賀県生まれ、京都育ち。社会の底辺に追いやられる人々を取材し、その闇に「光」を当てるルポライター。著書に『「ホームレス」襲撃事件と子どもたち いじめの連鎖を断つために』(太郎次郎社エディタス)など著書多数。非婚で18歳の息子の母。 --- 2.3面 【特集】居住の権利がほしい! 住宅費の負担が重い。家賃が安ければ途端に住まいの質が悪くなる。若い単身者は公営住宅に申し込みすらできない。非正規労働で収入が低く親の家に住まざるを得ない若者も多い。安心のため持ち家を買えば一生どころか2世代でローンを背負う人もいるのに、老朽化は早い。非正規雇用者はローンを組むことすら難しい。一方、派遣切りで住まいを失い、ネットカフェ難民やホームレスになる「ハウジングプア(住まいの貧困)」問題も表面化している。住まいは私たちの暮らしの基盤。今なぜこんなにも「居住」が危ういのか? 私たちの居住の権利はどこに?(梅山美智子、柏原登希子、竹内絢) ・ハシゴを登って持ち家を? ・どんなライフコースでも ・住まいに群がる業者たち 住まいを奪う「貧困ビジネス」に規制を ・シェアハウジングの可能性 安く住める 家を出られる ●ねこのひげ ●FLASH ・「消費者市民社会」シンポ 「生きる力」をつける教育をめざして ・母子家庭の子ども教育調査 9割が教育費捻出に困難 ・派遣法改正案審議入り 問題だらけの改正案に異議続出 ・NPT再検討会議に向け 核廃絶連絡会が外務政務官と面会 4面-1 見慣れた景色から見える戦争 wamと高麗博物館の間を歩く 4面-2 拡大する貧富の差、 支援の意義を実感 15年目のベトナム「希望の村」訪問ツアー報告 5面-1 【連載】歴史教育とジェンダー(8)「歴史を大胆に翻案する少女マンガ」文●●藤本由香里 5面-1 【イルダ】韓国、中絶論争のその後 高騰する費用など状況悪化 文●チョイ・ヨウル、パク・ヒジョン 6面 【music】亡き友に捧ぐ渾身の歌 文●岩崎眞美子(ライター) 【書評】→4/25号の書評ページへ 『ジェンダーの比較映画史 「国家の物語」から「ディアスポラの物語」へ』川口恵子/著(彩流社) 『なぜ女性はケア労働をするのか 性別分業の再生産を超えて』山根純佳/著(勁草書房) 『憲法とジェンダー 男女共同参画と多文化共生への展望』辻村みよ子/著(有斐閣) ●句会 ●Gallery 映画『ただいま それぞれの居場所』 7面 【連載】ゆりばら!(36)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「男女の枠を超えて」 ●FORUM「常に課題は「平和」」吹田支部(大阪府)橋本麻里子 ●ふぇみんのお店から「台所のせっけん(500ml)441円 詰替用(450ml)346円」 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌