「ふぇみん」2903号(2009.10.5)を発行しました。 以下に内容をお知らせします。 9/20〜22に東京ウィメンズプラザで開催された「TOKYOメディフェス2009」。 マーク・ワイスさんの基調講演と、ジェンダーとメディア分科会、国際フォーラム、最終日の総括ティーチインについて報告しています。 デジタル時代のメディア政策分科会には、内藤総務副大臣が参加し、前向きな発言を聞くことができたとのこと。 民主党はマニフェストで、通信・放送行政を総務省から切り離す「独立行政委員会」の設置を掲げておりメディア政策の前進が期待されるとともに、市民がどう参加していくかが課題となっています。 3面は「長島の自然を守る会」の高島さんに、上関原発の埋め立て工事をめぐる島民による阻止行動について緊急レポートをいただきました。 「体和舎 body dialogue space」を主宰し、舞踏手としてしぐさや行為、場との関係等から身体による表現に取り組んでいる菊池びよさんの新連載が始まりました。http://wind.ap.teacup.com/biyo/ 1面 証言の力で、南京大虐殺を伝える 松岡 環さん [多くの日本人に真実を知ってほしい] --- まつおか たまき 1947年大阪府生まれ。1982年から2007年まで小学校教員を務める。 97年より南京大虐殺の本格的な聞き取り。「南京大虐殺60カ年全国連絡会」共同代表。映画『南京・引き裂かれた記憶』は、10月下旬、東京・渋谷のアップリンクで公開予定。 http://nanking-hikisakaretakioku.com/ --- 2面 TOKYOメディフェス2009 メディアは衣食住 多様な声を発信 社会が変わる ○「独立系ドキュメンタリーを米国・公共放送に」マーク・N・ワイスさん ○国際フォーラム メディアが社会を変える ○ジェンダーとメディア 命綱としての携帯電話 ○総括ティーチイン メディア政策提言へ ●ねこのひげ 3面 上関原発建設 埋め立て工事阻止のためにらみ合い続く 文●高島美登里 ●FLASH ・新政権、女性差別撤廃を! ・鳩山首相は改憲派? ・渋谷区・路上生活者追い出し ・新政権、夫婦別姓導入か 4面-1 【連載】同性愛/性同一性障害って何?連続講座リポート(4) カミングアウトと支援:誰のために?誰のための? 講師/かじよしみさん、中川春野さん 4面-2 【連載】働く生きる(4)「介護の夜勤と、遊園地でのアルバイト」 5面-1 【新連載】ほどけるからだ(1)菊池びよ「からだをのばしてみよう」 5面-2 【連載】わたしのエンディング(3)井上治代「『死後の自律』って何?」 6面 【DVD】『ローズマリー&タイム』 監督 ブライアン・ファーナム 文●水島希(東京大学情報学環) 6面 【書評】】→10/5号の書評ページへ 『顔にあざのある女性たち 「問題経験の語り」の社会学』西倉実季/著(生活書院) 『人権で世界を変える30の方法』ヒューマンライツ・ナウ/編(合同出版) 『〈進歩的主婦〉を生きる 戦後『婦人公論』のエスノグラフィー』中尾香/著(作品社) ●books ・花ひらく大地の女神 月の大地母神イザナミと出雲の王子オオクニヌシ ・子どもが道草できるまちづくり 通学路の交通問題を考える ・歌集 一族の墓 ●Gallery 絵はがき・伊方原発プルサーマル発電を止めよう 7面 【連載】ゆりばら!(18)竹内佐千子 ●voices ぴーちくぱーちく「夏特集「伊勢崎賢治さんが見る世界」を読んで」 ●色めがね ●FORUM「私は付き合い悪いけど」町田支部(東京都)浅香正枝 ●ふぇみんのお店から「ハンドクリーム」 8面 ●event information ●diary ふぇみん日誌