Subject: [fem-events 561] [fem-events 558] 6/23 名古屋で女性政策の将来とDV を考える
From: jinnai <QWS00626@nifty.com>
Date: Fri, 01 Jun 2001 00:49:49 +0900
Seq: 561

皆様
愛知学泉大学の井上匡子です。
名古屋で新しい女性政策のあり方をDVを題材に考えるシンポジウムです。
是非ご来場の上、議論に加わってください。

*****************************
(転載歓迎。よろしくお願いします)


<シンポジウム開催のお知らせ>


             愛知学泉大学コミュニティ政策研究所・第7回シンポジ 
  ウム
u男女共同参画社会と地方自治体の女性政策
                   ――ドメスティック・バイオレンス根絶の 
  ために――」
@ Gender Equality in Society and Local Government:
               Establishing a Community Free from Domestic 
Violence (DV)


      <日 時>  2001年6月23日(土) 午後2時から午後5時30分まで
      <会 場>  名古屋国際会議場 会議室231
                      (愛知県名古屋市熱田区熱田西町1 
  番1号)
@             入場無料


 愛知学泉大学コミュニティ政策研究所は、地域住民が安心して暮らせるコミュニティ
の形成の課題に応えるために、地域コミュニティの発展に寄与することをめざして、研
究活動に力を注いでおります。
 そこでその一環として、このたび本研究所では、上記のテーマで、アメリカ合衆国マ
サチューセッツ州ケンブリッジ市の女性委員会委員長ナンシー・ライアンさん、名古屋
市総務局男女共同参画推進室の山下仁美さんをお招きし、シンポジウムを開催いたし
ます。
   つきましては、本シンポジウムの成功のため、みなさまのご参加をいただきたく、ご
案内申し上げます。
 なお、本シンポジウムの詳細につきましては、
   下記またはweb page (http://www.gakusen.ac.jp/r-compol/)をご覧ください。


                                       
    2001年5月吉日
@               愛知学泉大学コミュニティ政策研究所 所長  
山崎丈夫


<シンポジアスト及び報告タイトル>
        Nancy Ryan氏
           アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ市女性委員 
  会委員長
@         「ケンブリッジ市ドメスティック・バイオレンス根絶への道
                             ―関係諸機関との連 
  携と行政の役割」
@       山下 仁美氏
           名古屋市総務局男女共同参画推進室主査
           「名古屋市における男女共同参画の取組み
                                ―男女共同参 
  画プランなごや21」
@       井上 匡子氏
           愛知学泉大学コミュニティ政策学部助教授
           「男女共同参画社会基本法と地方自治体の女性政策」


<Nancy Ryan氏略歴>
 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジ市の女性委員会の委員長。家庭内
暴力の根絶、女性の健康に関するサービスの提供、教育機関での男女の平等の確
保、 貧困に苦しむ女性への援助などを実施。ケンブリッジ市のDVフリーゾーンの発
案者であり、DV根絶のためのシステム開発および長期的プロジェクトのコーディネー
ターとして活躍中。
 ネブラスカ大学で文学の博士号を取得後、ニューヨーク市立大学・マサチューセッツ
大学で教鞭を執る。マサチューセッツ州のアメリカン・シビル・リバティ・ユニオン 
  の議
キを二期務め、現在は女性の権利に関する会議の司会も務めている。夫Barry
Phillips氏とケンブリッジ市に在住。                      
       


<企画者からのメッセージ>
 ドメスティク・バイオレンス(DV=親しい関係の間での暴力)は、長い間家庭の中の
問題、私的な問題とされ潜在化してきましたが、ようやく近年になり、社会的に取り
組み、解決を目指すべき問題と考えられるようになってきました。しかし社会的に取
り組むといっても、具体的にはどうしたら良いのでしょうか。
 行政は? 司法は? 市民グループは? 地域コミュニティは? そしてそれらの
間の連携は?
 99年に女性に対する暴力の根絶を柱の一つとした「男女共同参画社会基本法」が
成立しました。この法律は地方自治体に様々な形で施策の実施を義務づけ・要請し
ています。加えてつい先日「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する
法律」が制定されました。これらの法律により、地方自治体の女性政策はどのように
変わるのでしょうか。また、DV根絶に向けた対策は進展するのでしょうか。
 今回のシンポジウムでは、ナンシー・ライアンさんをお招きし、関係諸機関の連携の
重要性と難しさ、そこでの行政の役割についてお話いただきます。また、名古屋市総
務局男女共同参画推進室から山下仁美さんをお招きし、現在の取り組みについて、
またこれからの方向についてお話しいただきます。DVを題材に、私たちにより身近な
地方自治体の女性政策のあり方について、そして私たち一人一人が市民として 何を
したらよいのかを、みなさんとともに考えてゆきたいと思います。
          愛知学泉大学コミュニティ政策研究所第5プロジェクト  井 
  上匡子



<主 催> 愛知学泉大学コミュニティ政策研究所
                           〒471-8532 愛知県豊田市大池町汐取1
                             TEL 0565-35-7098
                             E-Mail  s-compol@gakusen.ac.jp
                           http://www.gakusen.ac.jp/r-compol/
    本シンポジウムへのお問い合わせは上記までお寄せ下さい。


<企 画> 愛知学泉大学コミュニティ政策研究所第5プロジェクト
   
   「国際化と人権―異文化の関係を個人の視点で考える―」をテーマとしている
   研究者グループです。現代は国家と個人の関係が改めて問い直されているとい
   う視点を共有し、文学、社会学、法学など専門を異にするメンバーが共同研究を
   しています。 これまでは外国人の問題・国民国家の見直しなどについて研究し
   てきましたが、昨年度から「女性の人権と国際化」・「多文化」をキーワード 
  として
@  研究会や読書会を積み重ねています。
      詳しくは、以下のWeb ページをご覧下さい。
                         
http://www.gakusen.ac.jp/r-compol/pj5.htm


            プロジェクト責任者 村林聖子(法哲学・法思想史)   
      
@                       井上匡子(法思想史・法哲学・ 
フェミニズム)
                        菅野正彦(中世英語英文学)
                        西山惠美(アメリカ文学・アメ 
  リカフェミニズム)
@                       建石真公子(憲法・フランス憲 
法・国際人権法)
                        都築くるみ(都市社会学・エス 
  ニシティ論)
*****************************************************************


  *-*-*-*-*-*-*-*-*
  井上 匡子   愛知学泉大学 コミュニティ政策学部
          (法思想史・法哲学・フェミニズム)
  E-mail : inoue@gakusen.ac.jp
  Tel : 0565-35-1313 (代)
  〒471-8532 豊田市大池町汐取1
  URL:http://www.gakusen.ac.jp/inoue/


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