Subject: [fem-events 428] 連続セミナー「国家主義とジェンダー −教育の現場で−」
From: AJWRC <ajwrc@jca.apc.org>
Date: Tue, 16 Jan 2001 14:33:31 +0900
Seq: 428

アジア女性資料センターでは1月26日(金)午後7時から以下のような学習会を開
催します。みなさんぜひご参加ください。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
国家主義とジェンダー
−教育の現場で−
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アジア女性資料センターでは、「国家主義とジェンダー」をテーマに取り上げ、
現在の日本の国家主義的動き、それと結びついた女性差別について点検し考える
講座を開催しています。前回は福島瑞穂さんに、憲法改正の動きについてお話を
伺いましたが今回はその第2弾です。

国旗国歌法が成立し、国会答弁の中で、繰り返し繰り返し「強制はしない」とい
うことが言われたにもかかわらず、現実には、国会、役所、そして学校の中に日
の丸が運び込まれ、私たちはさまざまな形の「抑圧」を目にしています。勤務評
定などによる教員へのしめつけが進むなど、教育現場の管理はますます強化され、
日の丸君が代に反対する教師への懲戒処分も後をたちません。

ますますエスカレートする国家主義の動きの中で、今ターゲットになっているの
が、「子ども」ではないでしょうか。少年法改正をはじめ、教育改革基本法など
でも「国を愛する心を育てる」、「教育の原点は家庭である。学校は道徳を教え
ることをためらわない。奉仕活動を全員が行うようにする。」などの提言が飛び
出し、また学校現場では慰安婦問題、強制連行問題などを議論の材料として取り
上げることさえ躊躇するような自粛ムードがひろまっています。国家権力による
干渉が教育現場に蔓延し、子どもの声を受け止める社会ではなく、上から子ども
の心を管理し洗脳していくような、抑圧的な社会に向かっているようです。

今回の学習会では、現在高校で教員をされている賀谷恵美子さんに、現場の実感
・実情にもとづいてお話をいただきながら、この問題について考えていきたいと
思います。今の教育現場で国家主義はどのように入り込んでいるのか?そしてそ
の動きをジェンダーの視点でみると何がみえてくるのでしょうか。
皆さんの参加をお待ちしています。


講師:賀谷恵美子さん(アジア女性資料センター会員・高校教員)
      荒井史子さん(都立小松川高校教員)
日時:1月26日(金)19:00−21:00
場所:アジア女性資料センター資料室(渋谷駅より徒歩5分)
参加費:1000円


お問い合わせはアジア女性資料センター  久保田まで
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311
TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752
E-mail:ajwrc@jca.apc.org


--------------------------------------------
アジア女性資料センター
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311
TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752
E-mail:ajwrc@jca.apc.org


fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください
投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。

 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、
 fem-net 一般討議エリア  fem-general@jca.apc.org  宛に送ってください。
このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net

Return to Index
Return to fem-events HOME