Subject: [fem-events 1774] 女性天皇も天皇制もいらないシンポジウム  12/7
From: stkm@jca.apc.org (suto K)
Date: Mon, 1 Dec 2003 02:48:59 +0900
Seq: 1774

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女天研・首藤ともうします。
今日、12/1は、天皇家の孫・敬宮愛子誕生から2歳ということで、再度のご案内です。

その前に昨日感じたことを少しだけ。

お昼から、有楽町マリオン前にて「女性天皇も天皇制もいらない」の情宣をしました。
すぐ側では「イラクで2邦人殺害」の号外が。
川口外相は「亡くなった2人の遺志を受け継いでいくためには、
今後ともテロに屈することなく復興支援に積極的に取り組む」と述べたそうです。
「死」は等しく痛ましい。この「死」を「尊い犠牲」として
国家の都合のいいように利用されてはならないと強く感じます。
ましてや、「報復」の理由になど絶対させたくありません。

殺し殺される可能性のある自衛官に関しても同じ気持ちです。
イスラム圏ということで、あえて「女性」自衛官の派遣が
すでに内定していることはご存じの通りです。

また街を行き交う人たちとのやりとりで感じたこと。
子を産み、育てることはほんらい
とても私的なことだという意識は、ものすごくみなさん持っている。
なので天皇家についても、
「じゃ雅子さんに無理矢理、もう一人(男の子を)産めというの?」
「愛子ちゃんが跡継ぎになれば苦労しなくていいんじゃない?」
これは愛子が産まれる前にも、ずいぶん聞かれたことです。
そう思う気持ちは、半分だけ共感するのです。

でも天皇家の女性にとって、それは決して私的なことではなくって
天皇家存続のための「子を産む」という、立派な「公務」なんですよね。
そのおかしさをどうしたらうまく伝えられるのか、いつも悩みます。
むしろ、家庭や子育てに夢を持つことを「国民の責務」とする
少子化社会対策法に顕著なように、「子を産む」ことが今、
税金で暮らせる天皇家だけではなく、
庶民であるわたしたちの「公務」になりつつあるのか?
と、思わず背筋が寒くなったのでした。

以下にご案内です。どうぞ気軽にいらしてください。

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  ◆シンポジウム
  女性天皇はいらない! 天皇制はもっといらない! 12.7シンポジウム
   〜男女共同参画時代の女性天皇とは〜

   お話・角田由紀子さん(弁護士)
   日時・12月7日(日)18時開場 18時半スタート
   場所・文京区民センター 2A(東京・文京区本郷4-15-14)
       都営三田線・大江戸線「春日」駅出てすぐ
       営団丸の内線・南北線「後楽園」駅徒歩2分
   資料代・500円
   主催・女性と天皇制研究会
   問合せ・女天研
        メール stkm@jca.apc.org fax 03-3818-8676






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