Subject: [fem-events 1772] 11月29日教育基本法改悪反対集会のご案内
From: "yama" <ANC49871@nifty.com>
Date: Sat, 29 Nov 2003 00:07:19 +0900
Seq: 1772

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こんばんは、京都の山崎です。

以下の案内をいただきましたので転送いたします。
いつか来た道だけは歩きたくないです。

************転送歓迎

教育基本法「改正」のわるだくみを暴く!秋の大講演会豪華2本立
教育基本法改悪反対 11・29京都集会

おはなし
「やばいぞ 教育基本法改悪→憲法改悪 「教育改革」を斬る!!」
●俵 義文さん
子どもと教科書ネット21事務局長
立正大学講師

「ジェンダーの視点から見た教育基本法改悪の動き」
●志水紀代子さん
「女性 戦争 人権」学会代表
追手門大学人間学部教員

11月29日(土) 午後1:30〜4:30
キャンパスプラザ京都大ホール(JR京都駅 西京都郵便局西側)
参加費 500円

主催 「心の教育」は、いらない!市民会議(TEL:075−712−0970)
共催 カラス団 子どもと教科書ネット21 
    教育基本法の改悪やめて!京都の会
    学校労働者ネット高槻

教育基本法改悪反対!11・29京都集会に行こう!
 子どもはお国のためにあるんじゃない!ここらでとめなきゃ、憲法改悪への道

●「心のノート」と「道徳教育の先進地」 京都から

昨年4月、文部科学省は10数億円を使って作成した道徳の国定教科書「心のノー
ト」を、全国の公立小中学校に配布しました。「心のノート」は義務教育の9年間、
繰り返し子ども自身が書き込みながら「わが国を愛し、その発展を願う」日本国民に
育つための教材。「考えず、従う人」になってしまうしくみが隠されています。「心
のノート」の作成に深くかかわった河合隼雄氏と文科省の柴原氏は、京都出身。
「京のとりくみ 全国の手本に」と、道徳教育振興市民会議がつくられ、「道徳教育
1万人アンケート」をはじめとする大キャンペーンが始まりました。今年の夏、京都
市教委は「皇室を中心に培ってきた寛容の精神」と憲法改悪を唱える「モラロジー研
究会」や、「大和魂を持った子どもたちを世に送り出す」という「教育研究会・未
来」の「心の教育」を積極的に後援するなど、歯止めがきかない暴走を続けて全国か
ら注目されています。

●教育基本法改悪は、「戦争する国」の「戦争できる人」づくり
 みんなで押し返そう、憲法改悪への道 

この2年間、アメリカによるアフガニスタンへの「報復」攻撃〜世界中が反対したイ
ラクへの戦争へとかつてない暴力が地球上を覆い、日本では有事法制、イラク支援法
など怖い法律が次々成立し、とうとう自衛隊がイラクへ出兵しようとしています。戦
争する国家を創りたい人が目の敵にするのは、個人の尊厳や平和を求めた教育基本
法、そして日本国憲法。「国家のための人材」作りには、どうしても邪魔な最後の歯
止めがとりはらわれようとしています。
 こんなキナ臭い世の中で、「男女共同参画」や「ジェンダーフリー教育」をはじ
め、女性を攻撃する動きも全国的に猛威をふるっています。お金がなければ、教育が
受けられない不平等は拡大し、マイノリティへのいやがらせもまかり通るいやな世の
中。根っこがつながったこの不穏な動きを押し返そうと、今全国で大きなうねりがま
きおこっています。12月23日には今までで最大規模の全国集会を開催して、憲法
改悪に直結する「教育基本法改悪」を許さない意思を示そうと準備が進められていま
す。京都の集会に行って、全国の人たちと手をつなごう!

    12・23全国集会への呼びかけ文より

  今、私たちは、大きな大きな岐路に立っているのではないでしょうか。
 教育基本法という、準憲法的な役割を果たしている法律が、現在提案されている方
向で改悪されるならば、教育は、国民の権利としての教育から、国家の統治のための
教育へと大きく逆転させられるでしょう。すでに現実の状況はかなり深刻なところま
できています。しかし、教育基本法そのものが改悪されるならば、根本的に、最終的
に、平和、民主主義、個人の尊厳など、私たちが大切にしてきたものを主張する根拠
を失うことになります。
 そしてそれは、教育の問題にとどまるものではなく、国民投票で憲法「改正」がで
きる国民づくりのための周到な準備でもあるでしょう。つまり、教育基本法改悪は、
九条を含めた憲法「改正」に直結しているのです。

 私たちの生活は、子どもも大人も、考えている暇もない、考えていても行動に移す
時間や気力がない、など余裕を失った過酷な状況です。けれど、この状況をもっと悪
くしてしまわないために、ものが言えなくさせられる前に、今、この国の将来を大き
く決定する教育基本法改悪を、全力で阻止すべきではないでしょうか。これは、教育
を問う重要な問題であり、それは同時に、人間の尊厳を問う闘いだと私たちは考えま
す。

 評価や処分や過重労働で教育と生活を脅かされながら、服従させられていくことに
不安や苛立ちを感じている教師のみなさん、子どもたちをこれ以上、気が休まる間も
ない差別競争に追い込みたくないと思うみなさん、学校や人間関係でへとへとの子ど
もたちに、「明るく、素直に、正直に」を強要することに疑問を感じるみなさん、少
年犯罪が起こるたびに胸を痛め、「でもそれは、子どもだけが悪いのだろうか」と感
じているみなさん、子どもに「奉仕活動」を強制し、人権なき「道徳教育」「心の教
育」を施し、国の歴史を直視することなく「愛国心」教育をすることに恐れを感じる
みなさん、新自由主義的「改革」やグローバリゼーションの名のもと、さらに人間性
が剥奪されていくのではないかという危惧を抱くみなさん、マイノリティの無視・排
除に苦しんでいるみなさん、国家が「良心の自由」「思想・信条の自由」「宗教の自
由」を侵して、国民のあるべき「心」を要求してくることに耐えられないと感じるみ
なさん、この国を再び「戦争ができる国」にしてはならない!と考えるみなさん、そ
の他さまざまな思いから教育基本法改悪に反対するすべてのみなさんに呼びかけま
す。
   呼びかけ人:大内裕和、小森陽一、高橋哲哉、三宅晶子

12月23日は東京へ!「教育基本法改悪反対!12・23全国集会」
午後1:00〜東京日比谷公会堂
参加費無料!
集会前パフォーマンス・集会後パレードあります。
主催 教育基本法改悪反対!12・23全国集会





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