Subject: [fem-events 1709] 「迫りくる『心の総動員』にどう向き合うのか」 11/7
From: しのき <shinoki@t-core.co.jp>
Date: Thu, 16 Oct 2003 23:44:45 +0900
Seq: 1709

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しのきです。お知らせいたします。

> 教育基本法「改正」の問題点は、愛国心の強要、能力主義の強化、ジェンダーフリーに
> 対する攻撃など、多岐にわたります。

経済は自由化をいいながら、心は管理化を進める。国家による「心の総動員」をめぐ
るシンポジウムです。

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  　◆ 思想・良心・信教の自由と平和を守ろう ◆　１１／７（金）夜
　　　
　　　　　　―教育基本法「改正」とは何か―

 「迫りくる『心の総動員』にどう向き合うのか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【問題提起】　高橋哲哉さん

・高橋哲哉：1956年福島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。
 専攻は哲学。著書に『「心」と戦争』（晶文社）『戦後責任論』（講談社）
 『新　私たちはどのような時代に生きているのか』（辺見庸氏との対談／
 岩波書店）ほか
 　 　　　　
【宗教者の発言】
・武田利邦さん（日本キリスト教協議会教育部、公立高校教員）
・山内小夜子さん（京都真宗大谷派教学研究所）
・山下正彦さん（岩手県駒形神社権禰宜、元日教組中央執行委員）
・木津博充上人（日本山妙法寺、平和をつくり出す宗教者ネット）
・小河義伸牧師（バプテスト連盟、平和を実現するキリスト者ネット）
 
●日時：２００３年１１月７日（金）１８：３０〜２１：００
●場所：日本聖公会神田キリスト教会（銀座線末広町駅出口３or１より徒歩２分／
 　　　　　　　　　　　　　　　　　千代田線湯島駅出口６より徒歩６分／ＪＲ
 　　　　　　　　　　　　　　　　　秋葉原駅電気街口より徒歩１０分
 　　　地図　　　　　　　　　　　　　　tel.０３−３２５１−４９８１）
     http://www.nskk.org/tokyo/church/map_html/kanda_m.htm
●参加費：８００円（資料代含む） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
●主催：教育基本法「改正」反対市民連絡会（Tel.０３-３３５３-０８４１）
 　　 平和をつくり出す宗教者ネット（Tel.０３-３４６１-９３６３）
 　　 平和を実現するキリスト者ネット（Tel.０３-３２０３-０３７４）　

 　いま、戦後最大級の危険な転換点に立っていることを、このチラシを
手にされた方の多くが感じているのではないでしょうか。残るは、憲法と
教育基本法「改正」。この総仕上げに向かって、情勢は刻々と動いていま
す。
 　しかし、残念ながら教育基本法「改正」問題は、今まで生活実感に触
れてくることが少なかったせいか、あまり知られていないのが現実です。

　　教育基本法「改正」の問題点は、愛国心の強要、能力主義の強化、ジェ
ンダーフリーに対する攻撃など、多岐にわたります。そして、その中のひ
とつに、宗教の問題もあります。

  「改正」で盛り込まれようとしているのは、「宗教的情操の涵養」
「大いなるものへの畏敬の念」などです。この言葉を聞いて、みなさんは
どう感じられるでしょうか。
  確かに、人の心の荒廃や空虚は、そこここに見受けられます。
  でも、国家が法律に「心のありよう」を規定しようとしてくるとき、
なにか恐ろしいものを感じませんか？　「雲にそびゆる高千穂」が想像さ
れた方もいらっしゃるでしょう。でも、これは、単なる「悪い予感」では
ありません。まるで国定教科書のように子どもたちに手渡されている『心
のノート』には、至るところにこのイメージが埋め込まれているのです。

　　さて、私たちが本当の意味で宗教的な精神のありようを大切にしよう
と思うとき、この問題はどうとらえたらよいのでしょうか。仏教、キリス
ト教、そして神道の世界からも人をお呼びして、忌憚のない意見交換を行
ないたいと思います。
この重大な岐路にあって、私たちの自由と平和を守っていくために…。





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