Subject: [fem-events 1655] 女性の安全と健康のための支援教育センターシンポジウムのお知らせ
From: Niwa Masayo <masayo@jca.apc.org>
Date: Sat, 13 Sep 2003 02:14:06 +0900
Seq: 1655

                   http://www.jca.apc.org/fem/news/events/
                   |    お知らせ & イベント    |
                   └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘

転載歓迎《重複ご容赦》
丹羽と申します。
女性の人権に関して様々な形で関わっていらっしゃる皆様にお知らせです。日に
ちが迫っていますが、ぜひ多くの皆さんにご参加いただきたく、御知らせします。
医療現場の可能性というタイトルで御知らせしてしまったためか、参加のご連絡
がまだまだ少なく、大変貴重な場ですのに、あまりにもったいないとご連絡させ
ていただきました。
シンポジウムでお話いただくのは、アメリカの法看護学の第一人者。そして日本
の専門家。
アメリカでの経験からまだまだ学ばなくてはならない事はたくさんある、日本で
の性暴力、DVなどへの対応はやっと本当に始まったばかりと思うのに、もう既に
ここまでと線が引かれようとしている、そんな厳しい状況を切り開くためにも、
ぜひ様々な現実を共有し、力を合わせたいとおもいます。

女性の安全と健康のための支援教育センター

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《シンポジウム》
医療現場の可能性
子どもへの虐待・DV・性被害の予防〜介入〜長期的支援

2003年9月20日(土)13:30‐16:00(開場13:00)
会員1,000円 会員外3,000円(当日会場でお支払いください)
会場:星陵会館 
東京都千代田区永田町2-16-2 
○営団地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線『永田町駅』6番出口より徒歩3分
○地下鉄千代田線『国会議事堂前駅』5番出口より徒歩5分
○地下鉄銀座線・丸の内線『赤坂見附駅』ベルビュー口より徒歩6分(急な上り坂あ
り)
 

参加および入会のお申し込みは
FAX:03-5684-1412
ハガキ:〒113-0033東京都文京区本郷1-25-4ベルスクエア本郷7F、
メール:shien_w@jca.apc.org
のいずれかでお願いします。
こちらからはご連絡しませんので、当日直接お越しください。
発言者へのご質問などございましたらお寄せください。
お問合わせ:女性の安全と健康のための支援教育センター事務局 TEL03-5684-1411

《講師紹介》
ヴァージニア・リンチ Virginia Lynch 米国法医学看護師
「法看護」とは、すなわち看護の立場から性暴力、子どもへの虐待、DV、犯罪
被害という健康被害に対して積極的に介入、フォローアップ、予防までを含み、
対応するという新しい分野である。
リンチさんは、検死官、性暴力支援看護師(SANE)として現場で働き、1986年
にはアーリントン州のテキサス大学大学院で法看護学での第1号の専攻学生
となり、法看護における臨床専門分野で心理社会看護課程を修了した。彼女
の修士論文「臨床的法看護学:役割開発における記述的研究」は、この分野で
初めて出版された本であり、その後も米国、およびヨーロッパ、アジア、アフリカ、
南米での執筆活動、講演活動を精力的に行っている。
日本では神戸で開催されたインド太平洋法医学会に招聘され講演している。
1993年に国際法看護協会を設立し、1996年まで初代会長を勤める。その業績を
讃え同会から受賞。アメリカ看護協会、アメリカ犯罪学会、国際殺人調査協会、
国際血液型分析協会等の会員、人権のための医師会準会員。2001年には法看
護を通じて暴力への世界的取り組みが評価され、アメリカ看護学術会員となる。
現在、関連学会の有力会員として、かつ法看護分野の指導者として幅広く活躍
している。

佐藤喜宣 さとう よしのぶ 医師 医学博士 支援教育センター理事
1979年日本大学大学院社会医学系法医学専攻修了。1980年からイタリア政府
留学生としてローマ大学法医学研究所へ留学。帰国後は、琉球大学、日本大学、
東京都監察医医務院医長監察医などを経て、1987年より現在まで杏林大学医学
部法医学教室主任教授。同年より警視庁法医鑑識嘱託。日本法医学評議員。
イタリアで学んだ虐待被害者支援の院内ネットワークの日本モデルを実践するなど
被害者支援にも活躍。著書に『事例による死亡診断書・死体検案書記載のてびき』
『臨床のための法医学』。

白川美也子 しらかわ みやこ 精神科医 支援教育センター理事
1964年京都市生まれ。89年浜松医科大学卒業。浜松市内のいくつかの病院を経て、
2000年4月より国立療養所天竜病院小児神経科・精神科医長。NPO法人静岡犯罪
被害者支援センター理事、浜松市・天竜市被害者支援連絡協議会委員、静岡県
西部児童相談所顧問、日本トラウマティックストレス学会理事。共著に『心的トラウ
マの理解とケア』(じほう社)『PTSD 人はなぜ傷つくか』(日本評論社)共訳に
『いろいろずきん』(『エランベルジェ著作集2』所収、みすず書房)『トラウマ
ティック・ストレス』(誠信書房)『被虐待児のアートセラピー』(金剛出版)な
ど。

加納尚美 かのう なおみ 助産師 支援教育センター運営委員 
千葉大学大学院修了(看護学)、神奈川県立母子保健センター、聖路加看護大学
を経て、1997年より茨城県立医療大学看護学科に勤務。看護教育、助産師教育に
勤しむ一方、女性の安全と健康のための支援教育センターの活動、性暴力被害
への看護を考える「クローバーの会」、女性にとってのより良いお産を目指す特定
非営利活動法人「お産サポートJAPAN」に関わる。日本助産学会理事、全国助産
師教育協議会理事、日本助産師会監事。
著書に『母性看護学概論』(共著 医歯薬出版)『在日外国人の母子保健』(共著 
医学書院)など。
−−−−−−−−以上−−−−−−−−
 
丹羽 雅代  
masayo@jca.apc.org



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