Subject: [fem-events 1578] 7/5 (土)へなへないと@京都
From: HIBINO Makoto <hip@barairo.net>
Date: Thu, 26 Jun 2003 00:37:49 +0900
Seq: 1578

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初めて投稿させていただきます。
京都のひっぴぃ (日比野)です。
企画のお知らせです

次回へなへないとでは、
「『サバイバー』と名乗った私の経験から考えたこと」
と題して、屋嘉比 優子(やかび ゆうこ)さんにお話をしていただきます。
詳細は以下をごらん下さい。

毎回、新しい方が来られ、楽しい時間を過ごしています。
ご来場を、お待ちしています。

ひっぴぃ ♪♪
(日比野 真)

**以下のアドレスにも企画内容が掲載されています。
http://barairo.net/projectp/henahena.html


 ★転送歓迎★ ★転送歓迎★ ★転送歓迎★
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■     「へなへないと」へのお誘い     ■
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■へなへないと 第7夜■
 2003/7/5(土)19時〜24時
 ミニ企画と交流会です。参加費500円。
 
■ミニ企画■
『サバイバー』と名乗った私の経験から考えたこと
屋嘉比 優子(やかび ゆうこ)

 「性暴力」の「サバイバー」はあなたの隣に居ます。あなたの隣で、生きて 
います。時に無視され、殺されながら、あなたがそうであるのと同様に、この 
世界を日々、生きのびています。
 ウーマン・リブが「女たち」という言葉を獲得し、フェミニズムが「性暴 
力」「セクシュアル・ハラスメント」を告発する側の言葉として獲得した社会 
で、私は自分が受けた不当な暴力に対して、「サバイバー」と名乗ることで自 
らの誇りを取り戻し、生きる術を獲得しました。
 その名乗りは、今でも私の誇りです。
 「サバイバー」が「サバイバー」だと名乗る時、様々な痛みが、誤解が、暴 
力が、とり乱しが、その場では起こってきました。今回、私は私の感じてきた 
ことを語ることによって、「サバイバー」という名乗りとは何か、を冷静に、 
丁寧に見つめ直したいと思っています。
 「個人的なことは政治的なことである」というフェミニズムが獲得してきた 
大切な言葉を信じて、あなたと「共に」生きのびるとは何かをいっしょに考え 
たいと思います。
 素敵な出会いに胸ふくらませて。
(屋嘉比 優子)

 これまで「サバイバーについて」の分析は数多くなされてきました。しかし 
今回は「サバイバーに対する周りの人の態度」について、自身が「サバイバ 
ー」だと名乗った時に周りの人にされた対応についての検討から始めて、屋嘉 
比さんの経験からお話ししていただきます。周りの人が、サバイバーの声を無 
視したり、逆に過剰に反応してしまうことについても、一緒に考える貴重な場 
になると思います。
 また、サバイバーがおかしてしまいやすい間違いについても、屋嘉比さん自 
身のおかした経験をふまえて言及していただけます。
 屋嘉比さんの経験をシェアし、屋嘉比さんと一緒に、しかし対等な立場で、 
性的な暴力について、自分のこととして共に考えることができればと思いま 
す。
(日比野 真)

■日時:
第七夜  2003/7/5(土)19時〜24時(終了予定)

終了時刻は、当日の状況により、延長もしくは繰り上げすることがあります。
ご希望、意見などありましたら、お気軽にお寄せ下さい。
毎月一回土曜日夜の開催を目指します。

■会場:プロジェクトP新ボックス
    東山近衛東入ル、京都大学構内。吉田寮裏手。
    市バス「近衛通」下車徒歩3分。
    web上に地図があります。
    ( http://barairo.net/projectp/map/index.html )

    ***2002年にボックスの場所が変わりました。ご注意下さい。***

■参加費:500円


■「へなへないと」とは
 世の中には男と女がおり、男女は区別できる別のもので、「男らしく」「女 
らしく」する事が当たり前。ただ1人の異性とカップルになって結婚すること 
が幸せで、セックスはパートナーとしかしない。女性の平均賃金はいまだに男 
性の約半額で、相撲・野球・サッカーなど「男が主役」のスポーツがテレビで 
長時間放映されるのがいまの私たちの社会。実は女性は2級市民。性的な暴力 
は「大したことではない」と容認され、性労働は違法とされる。そんな、「男 
女という制度」は既に制度疲労を起こしているにもかかわらず、残念ながらい 
まだに力を持っています。
 「へなへないと」は、「男女という制度」にのっからないで生きていこうと 
試みてみる、性別という観点から新しい文化を創っていきたいと思う人たちの 
ための場です。
 もちろん性別のことだけでなく、様々な課題にも手を広げる予定です。
 何より一番大切なことは、一人一人が自分の生き方を問い直し、新しい自分 
をつくっていくほんの少しの勇気を持つことではないでしょうか。

■企画形態:
 以前の「へなへないと」は、カフェパーティーとして開催されていました。 
しかし第二期は、とりあえず「ミニ企画とその後の交流会」という形から始め 
ていきたいと思います。
 ミニ企画のあとは、その場で交流会となります。アルコール数種類とソフト 
ドリンク、余裕があれば軽く食べ物も用意します。飲食は実費+α程度の低価 
格で提供します。
 当日は、参加していただいた方にも、準備や片づけ、食器洗いなどでお手伝 
いをお願いすることがありますが、その時はご協力よろしくお願いします。
 また、「へなへないと」の今後のあり方についても、参加される方たちと一 
緒に話し合っていきたいと思います。ご希望、意見などありましたら、お気軽 
にお寄せ下さい。

■募集・ミーティング:
・「へなへないと」の主催者として一緒に企画を創る方を募集します。また、 
企画の主催までは責任を持てないが、お手伝いくらいならできるという方も大 
歓迎します。いずれも、下記までお問い合わせ下さい。
・へなへないと開催の直前、17時から、プロジェクトPボックスにてプロジェ 
クトPのミーティング並びにへなへないと準備を行います。プロジェクトPに 
ご関心のある方、へなへないとでこんなことをしたいという方、お時間があっ 
てへなへないとの準備を手伝っていただける方、是非、お越しください。
 
■これまでの夜
初 夜 2002/11/16(土)「東京・札幌・テルアビブ(イスラエル)
              〜セクシュアルマイノリティーのパレード」
第二夜 2002/12/07(土)「へなへないとでの『性的な暴力』」
第三夜 2003/01/11(土)「当事者って誰のこと?」
第四夜 2003/03/15(土)
    「エロの女神は創られる〜戦後SM雑誌に見る女性モデルの変遷〜」
第五夜 2003/04/19(土)「女性専用車両って、どう思う?」
第六夜 2003/6/21(土)
    「あなたもトランスジェンダーになれる--もし望むのなら。
     性別の自己決定権を確立しよう。 」
    「『性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律案(仮称)』
     について」

■主催:プロジェクトP
■共催:barairo.net
■お問い合わせ:
   W E B  http://barairo.net/projectp/henahena.html
   E-mail  projectp@barairo.net
   携帯電話 090-1156-3039(ひびの)

-- 

以下署名
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  日比野 真 / HIBINO Makoto              ☆
   mailto:hip@barairo.net
   http://barairo.net/
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■「ひっぴぃ の出張サービス」参加者の感想も掲載
■ 次回へなへないとは7月5日(土)



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