Subject: [fem-events 1375] Fw: Women in Black(ASF)
From: "Kaoru Aoyama" <kaoru@jca.apc.org>
Date: Wed, 25 Dec 2002 14:35:18 +0900
Seq: 1375

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重複ご容赦。2003年1月2日から7日にかけて、南インドのハイデラバードで、政治経済の
アメリカ国家グローバル・スタンダード化と軍事主義に対抗する、「アジア社会フォーラ
ム」(ポルトアレグレで開かれる「世界社会フォーラム」のアジア地域版)が開かれま
す。そこで、女性の会議に併せて Women in Black が行われますので、正月早々インドに
行かないであろう方にも宣伝です!

Merry Christmas, even though you are not Christian, if it sings "war is over if
you want it"!

青山薫 kaoru@jca.apc.org
(呼びかけの英文をご希望の方は、個人メールをください)

******

Dear Friends,


戦争に反対する、平和のための Women and Black へのご招待
2003年1月4日・午後5時〜6時・ニザムカレッジ外

黒は私たちが身につける色
私たちの怒りを表す色
沈黙は私たちの言葉
私たちの苦悩を声にする言葉

Women and Black は始まった。テル・アビブで、ハイファで、イェルサレムで、パレス
ティナ人の祖国を共に語り、彼らの家々を壊し、生活を破壊している憎しみの政治に共に
抵抗するパレスティナとイスラエルの女性たちによって。ブエノスアイレスのプラザ・デ
・マヨで、行方不明の息子たち、死んだ息子たちの写真を胸に市場に踏み出した、悲しみ
に打たれた母親たちによって。そして  Women and Black の運動は他の地域に広がった。
ブラジルで、フィリピンで、ボスニアで、ドイツで、オランダで、立っている女たち。
1991年の戦争が始まった時から毎週水曜日にベルグラードの街路で意思表示する女たち。
戦時下での強かんと拷問の犠牲者のために、その国籍を問わず、声を上げる女たち。戦時
下での強かんが戦争犯罪として扱われるよう求める女たち。

Women in Black の運動は、世界じゅうの女性グループに、自分たちの町で、街路で、市
場で、その他の公共の場所で立つインスピレーションを与えてきた。毎週一時間、黒衣を
まとって、たくさんの形をもつ暴力に、沈黙のうちに抵抗を示す。それは徐々に、彼女た
ちのさまざまな文化、さまざまなコミュニティの日常の現実に内在するものとなってき
た。Women in Black は、たくさんの形をもつ女性に対する「個人的な」暴力――妻への
暴力、女性器切除、ポルノグラフィ、性暴力、強かんなどを、公にするために模索され
た、静かで継続的な運動である。

課題はたくさんあった。抵抗の表現もさまざまだった。沈黙、ポスター、プラカード、パ
ンフレット、ときにはランプまでもが、私たちの反抗や抵抗の協同の表現だった。


インドの Women in Black

世界中で行われる Women in Black 運動にインスプレーションを受けて、1993年3月、
Asian Women's Human Rights Council(AWHRC)と Vimochana がバンガロールで最初の
Women in Black 行動をリードした。バンガロールの町の女性たちは、激化するアヨデャ
のバブリ・マスジド(インドで広がっていた地域的衝突で、アヨデャはヒンドゥ・ナショ
ナリズムの隠喩となった)に抵抗して立った。女性たちは、抵抗し、罪のない犠牲者たち
を沈黙のうちに思い出し、憎悪と不寛容の政治に、全ての信仰を結び全ての信仰の中に生
きている人道を破壊させることを拒んで、立った。

Women in Black 運動はインド各地にも近隣国にも広がった。この地域では、女性と男性
が社会におけるたくさんの形の暴力――死で贖われるダウリィ、強かん、人身売買、セク
シュアル・ハラスメント、女児殺害から、核技術の暴力、開発の暴力、貧困の暴力、そし
て戦争と軍事化にいたるまで――に立ち向かい続けている。

AWHRCと Vimochana は、この運動の精神をハイデラバードに持ち込もうとしている。2003
年1月4日、私たちは黒衣で、沈黙して、ハイデラバードに立つ。私たちは、宗教の名で、
カーストの名で、階級の名で、民族の名で闘われているたくさんの戦争を批難し、新しい
「テロに対する戦争」の中で国民国家がその民衆に対して仕掛けてきている戦争を批難す
るために一緒に立つ。ルワンダで、ボスニアで、アフガニスタンで、パレスティナで、イ
ラクで、グジャラトで、行われてきた/行われつつある戦争を批難して立つ。私たちはま
た、戦時下で暴力に直面し抵抗してきた人びとの証言を聞く。


自分たちの言葉で書いたバナー、ポスター、プラカードを持ってきてください。
自分たちの文化の一部である、ランプ、ランタン、手作りのものなども、どうぞ持ってき
てください。

全ての戦争の暴力を考えられないことにするために立ちましょう。
もうひとつの世界は可能だ、という希望をもって立ちましょう。

-Asian Women's Human Rights Council
-Vimochana



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