Subject: [fem-events 1130] 第13回『男たちのトークシェアリング』&『読書会』へのお誘い
From: "Tsuji Yusaku" <yusaku@mh.0038.net>
Date: Mon, 6 May 2002 20:57:55 +0900
Seq: 1130

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                       5/6/2002           
     

 辻雄作@「男のあり方を問う会」です。

 『男たちのトークシェアリング』と、『読書と自分
語りの会』のお知らせです。トークシェアリングは
前回と場所が変わっていますのでご注意を。いず
れも要予約です。

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○ 第13回『男たちのトークシェアリング』へのお誘い

〔 参加できるのは男性の方のみです。 〕

 身につけてきた日常のジェンダーやセクシュアリ
ティに現れくる「男らしさ」。その悩み・しんどさ、女性
を傷つけしまった痛み、自分の至らなさなどをリラッ
クスして聞き合い/語り合うのが、『トークシェアリン
グ』。

ちょっと勇気を出して語れば、共感が生まれ、男
性問題の克服に一条の光が見えてきたり。仕事、
彼女/彼氏、セックス、家事/ケアワーク、男らし
さなど、いつも話はとまらない!終わったあとは、
近くでカンパ〜イ。

前回トークシェアリングのテーマは「男たち、もっと
甘えあってもいいんじゃない?」でした。お互いをい
たわり、つらいことは吐きだして、友人の気持ちを
ちゃんと受け止める。女たちがわりと簡単にできて
いることを、男たちは、「他人に弱みは見せられな
い」とこだわって足踏みしがち。新しい参加者も増え、
盛り上がり、これまでとは違う男同士のつながりの
可能性がうかがえました。

 今回のテーマは「結婚」。結婚しないカップルも増え
たし、その姿もどんどん多様化しています。でも、制
度婚にこだわる人も少なくない。自分は疑問を抱きつ
つも、家族の理解が得られずに結婚したという話もし
ょっちゅう。では男性にとって結婚とは?なぜ結婚す
るの?

 「読書会」でも取り上げたJ・ストルテンバーグは結
婚に関してこんなきついことも言っています。

ウェディング・ケーキには、レイプの権利がもれなくついてくる。

夫の権利。
妻の義務。
腹がすけばいつても
おあつらえのケーキが待っている。

彼女は夫のものだから。
夫のためのケーキだから。

いまはいやよ、と言ってはいけない。
いやよ、は死ぬまで口にできない。

う〜ん。きびしいなぁ。対等でない力関係ってこ
と?またせっかく築いてきた二人の間に、制度
婚という枠をはめこむと、どうなるのか?結婚し
ている人も、結婚していない人も、いっしょに語
り合いましょう。気楽に参加してくださいね。

【今回のテーマ】 男−結婚しないで得られるものは?

【日時 】 5月18日(土)13:30〜17:00

【場所】 LOUD 中野区中野5-24-16 中野第2コーポ601
           TEL/FAX 03-3319-3069

【参加できる人】

メンズオンリーです。性的指向は問いません。性自
認が男性の方、男性としての体験が共有できる方な
ら誰でもOK。セクシュアリティを含む個人体験を開
示する場なので、ごめんなさい。女の方はご遠慮い
ただいてます。

【申し込み】 申し込みが必要です。5月17日(土)正午まで下
       記にお願いします。

【連絡先】
電子メール contact@thinking-men.jp
TEL&FAX 0422−54−3174 辻
携帯 090-1214-8044 小笠原 

【約束ごと】

1. ここは他人にいいにくいプライベートなことがらでも、
安心して話すことができるように工夫しています。話さ
れたこと、配布された文書は、口外しないでください。

2. あくまで個人の体験を語り合う場です。自分から離
れた社会問題の批評や研究目的の話は避けて、自分
のことを語ってください。

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「読書と語り合いの会」へのお誘い

この企画は、ジェンダー公正のための男性の
自己変革という会のテーマに沿った文献を読む
場です。まだ数は少ないけれど、「男らしさ」を反
省し、他者と手を取り合っていくことをめざす男性
の著作もあります。ただの学習会に終わらせず、
テーマを具体的に自分に引きつけて考えられるよ
うな時間も設けています。

 テキストを読んでいなくてもわかるように工夫し
ていますので、読んでいない方もどうぞ。肩肘張
ったものではなく、等身大の自分たちを見つめる
空間にしたいと考えています。

申し込み: 5月15日(水)正午までにお願いします。
連絡先は上記トークシェアリングの案内をご覧ください。

○第3回「読書と自分語りの会」
【日時】 5月15日(水)19:00〜21:30

【場所】  SCATセミナールーム 
     地下鉄東西線神楽坂駅下車徒歩4分
     TEL03-3269-8295

【テキスト】 「男という病の治し方」 1〜3章
      ヴィルフリート・ヴィーク著 梶谷雄二訳
      三元社
        
【参加できる人】
トークシェアリングに参加した方を対象としています。
自分から離れた社会問題の議論に走らない場にす
るためには、「トークシェアリング」で自分を語る経験
をしていることが大切だと考えているからです。

【申し込み】 5月15日(水)正午までお願いします。

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§ 「男のあり方を問う会」とは?

◆ 男たちが作り上げてきたものって暴力や支
配や搾取がいっぱい。あー、これって悲しいな
ぁ。私たちは、自分たち男が築いてきた政治か
ら「家庭」までのすべてが根本から変化を迫られ
ていると痛感。もう女性やセクシュアル・マイノリ
ティを踏みつけたくない。男自身の生きにくさも変
え、自分も他人も縛りたくない。強くたくましく、仕
事第一で家族を養えと“男らしさ”を求められるの
も気分ワルい!― と、99年に発足。男のセクシ
ュアリティ (性暴力・買春・ポルノ・DVなど) 、男の
ジェンダー (仕事スタイル、共感能力、家事/ケ
アワーク)などが私たちの男性運動のテーマ。少
しでも自分のなかの“男”に疑問を感じている人、
ウェルカム!



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