Subject: [fem-events 1015] 「『見た目』の作られ方〜見つめなおそう、あなたとカラダ」へのお誘い
From: "Satoshi Kawakami" <Satoshi.Kawakami@ma9.seikyou.ne.jp>
Date: Tue, 5 Feb 2002 02:24:39 +0900
Seq: 1015

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みなさまへ

川上と申します。講座のお誘いです。よろしくお願いします。

大阪市立両国人権文化センター主催で、
ジェンダー関連の連続講座(5回もの)をやります。
題して、「『見た目』の作られ方〜見つめなおそう、あなたとカラダ」。

「見た目」の問題というのは、いろんな人権問題に関わっています。
差別を受けることで、直接的に自分の身体イメージを
傷つけられたように感じることもあります。
また、自分の身体に肯定的なイメージをもてないでいる現象は、
若い人たちにもひろく見られ、共感できるのではないでしょうか。

このような切り口から、誰もが自分の問題として
いろんな人権問題を捉えられるきっかけをつくりたい、
という趣旨で企画しています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

(メールでも、お申込み等を受付けます。
Satoshi.Kawakami@ma9.seikyou.ne.jpまで、ご連絡ください。)

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐以下、転載歓迎です‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


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  両国人権文化センター主催講座

  「見た目」のつくられかた
         〜見つめなおそう、あなたとカラダ

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講座のねらい
わたしたちの日常で、なにかと気になるのが、「見た目」。
けれども、ひとの「見た目」の「美」についての基準は、
地域や時代、男女によっても、ことなります。
また、この「美」のものさしが、私たちにとって、
抑圧的にはたらいていることもあります。
あなたは、一生つきあう自分の身体を、愛せていますか?
「見た目」にかかわる問題と、一人ひとりが自分らしく
生きていける「美」のあり方について、
ちょっと立ちどまって、考えてみましょう。

第1回 2/25(月)
「女らしさ、男らしさ」のつくられ方  水野阿修羅さん
第2回3/4(月)
「女らしさ、男らしさ」を覆す力  加須屋明子さん
第3回 3/11(月)
「美」の抑圧と再生産  倉本智明さん × 松本 学さん
第4回3/18(月)
「見た目」問題  松本 学さん × 菊山由美さん
第5回 3/25(月)
ふりかえりのワークショップ  水野阿修羅さん

時間はいずれも午後7時〜9時

(連続講座ですが、定員に満たない場合、
 各回のみの参加も受け付けます。お問い合わせください)  


講座のプログラム

第1回 2/25(月)
「女らしさ、男らしさ」のつくられ方
 〜近代日本の服装・化粧・しぐさの歴史から
講師/ファシリテーター:水野 阿修羅さん (メンズセンター)

「女らしさ、男らしさ」というけれど、それは時代や
地域によっても、違うもの。日本の近代史において、
見た目にわかる「女らしさ、男らしさ」は、どのように
つくられていったのでしょうか。その「女らしさ、男らしさ」
は、いまの私たちにどのように影響しているのでしょうか。
自由に語り合いましょう。

第2回 3/4 (月)
「女らしさ、男らしさ」を覆す力
 〜ローリー・トビー・エディソンの写真作品が問いかけるもの
講師/ファシリテーター:加須屋 明子さん (国立国際美術館)

商業ベースで流通するイメージではない女性や
男性の姿を撮影し、見る人に衝撃と発見を与える、
ローリー・トビー・エディソン。その写真展が、2001年
夏に国立国際美術館で開催されました。この企画を
された加須屋さんの解説で、その写真作品シリーズを
スライド鑑賞します。既に見た人も見られなかった人も、
どうぞ。

第3回  3/11(月)                          
「美」の抑圧と再生産 〜「美人」という言葉のもつ力 
(対 談) 倉本 智明さん(聖和大学) 
     / 松本 学さん(ユニークフェイス)

「見た目で人を判断しちゃいけない。それは、あたり
まえのことじゃないの?」「目が見えない人にとっては、
誰かが美人かどうかなんて、気にならないのでは?」
さて、あなたはどう思われるでしょうか?「障害学」の
知見から、対談形式で、「見た目」の問題性を気づき
にくくしている、社会の構造に切りこみます。

第4回 3/18(月)
「見た目」問題 〜だれもが自分らしく生きられる社会を
(対 談) 松本 学さん(ユニークフェイス)
     / 菊山 由美さん(ユニークフェイス)

顔にアザやキズをもって生きることで、精神的・
社会的に、非常につらい体験をともなっている人が
います。この「見た目」の問題を、当事者自身が社会に
訴えはじめたのが、「ユニークフェイス」でした。
メンバーの松本さんと菊山さんのお話から、
「見た目」の社会問題と向き合って生きていく、
「力」を感じてください。

第5回 3/25(月)
ふりかえりのワークショップ
 〜 「見た目」のあり方を再考する  
講師/ファシリテーター:水野 阿修羅さん (メンズセンター)

この連続講座が、一生つきあっていくみなさん自身の
身体を、前向きに捉えなおしていくきっかけになれば
と思います。第1回〜第4回の内容をふまえて、
ひとりひとりが自分らしく生きていくための「見た目」
の美のありかたを、わたしたちがどのように創造して
いけるのかを、みなさんと考えていきたい。


申し込み方法など   
    
日 時:2/25〜3/25の毎週月曜日(全5回)、午後7時〜9時
会 場:大阪市立両国人権文化センター
定 員:50名
(先着順。連続講座ですが、定員に満たない場合、
 各回のみの参加も受け付けます。お問い合わせください)
受講料:無料
申込み:はがき・電話・FAX・直接来館にて、
大阪市立両国人権文化センター
〒535-0021大阪市旭区清水5-6-32
電話:06-6955-3871/FAX:06-6955-7428
まで、住所・氏名・電話番号・希望講座名をお伝えください。
手話通訳の希望者は、その旨を合わせてお伝えください。

会場付近地図 (京阪「千林」から、東へ徒歩約15分)
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.43.8.571&el=135.34.1.398&sc=4&CE.x=254
&CE.y=250

主催:大阪市立両国人権文化センター
〒535-0021大阪市旭区清水5-6-32
電話:06-6955-3871/FAX:06-6955-7428

☆講座の問合せは… 大阪市立両国人権文化センターまで
〒535-0021 大阪市旭区清水5−6−32
電話:06-6955-3871 / FAX:06-6955-7428










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