小倉利丸氏講演会『管理社会のなかのレジスタンス』
日時: 2000年11月05日

PM 01:30 開場
PM 2:00 - PM 3:30
場所: 【大阪】関西大学・千里山キャンパス 法文学舎(第1学舎)A101教室
阪急北千里線「関大前」駅下車、徒歩5分
参加費:
内容紹介:
講師 小倉利丸氏(富山大教員)


講演内容
    情報技術の発達は私たちの生活に大きな変化を与え、より「広範」
   な形での情報の発信・受け取りが可能になっています。しかし、この
   「便利さ」が誰にとっての「便利さ」なのか、そしてその「便利さ」
   の背景に隠れてしまっているものは何か、考えていく必要があると思
   います。
    そうした技術の進歩による「便利さ」が強調される一方で、盗聴法
   や住民基本台帳法改正―国民総背番号制など、人々への管理は確実に
   強まっています。「これからは情報化社会だ」「IT革命」などとバ
   ラ色のように語られる高度情報化社会ですが、その裏返しとして国に
   よる人々への管理強化が着々とすすめられているのです。
    またこうした管理強化は、「日の丸」・「君が代」法制化による人
   々への思想統制や、軍事力強化といった日本社会の動きと密接に関わっ
   ていると思います。
    現在すすめられている管理強化の先にあるものは何なのか、そして
   私たちは社会の動きに対してどう抗していくのか、考えていきたいと
   思います。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/9085/kikaku.htm

申込方法:
主催: 関西大学新聞会
06-6368-0994