news in brief

NEWS IN BRIEF


事務局からのお知らせ

CPRのインターネット・ホームページ開設
 CPRのインターネット・ホームページが開設されました(http://www.jca.or.jp/~pebble/cpr.htmlで運用開始)。まだニュース・レターの記事が中心ですが、将来的には一番ホットな情報や、英語の記事を掲載していきたい、と思います。


イギリスからのおみやげ

来日したヴィヴィアンさんから「イングランドとウエールズの刑事司法制度情報ダイジェスト3(Digest 3;Infomtion on the Criminal Justice System in England and Wales)」を、また、ブリティッシュ・カウンシルのコーディネイトでお二人が訪問した名古屋保護観察局の菅沼登志子さん(中部地方更正保護委員会保護観察官)から「イギリスにおける矯正施設駐在保護観察官の業務」(『犯罪と非行』第94号、92年11月発行)を頂きました。


被拘禁者の方からのご相談2件

大阪拘置所のNさんは当局に対し適切な医療を要求しています。また宮城刑務所のTさんは、適切な医療と、当局によるいやがらせを止めるよう要求して法的手段を準備していました。Tさんに対しては、CPRでは病状も考慮して訴訟等は「とりあえず中断」することをすすめ、状況はやや好転した模様です。矯正当局は医療について被拘禁者の声にもっと耳を傾けるようお願いします。


『刑事施設と国際人権』出版

本文の通り、「メイキング・スタンダーズ・ワーク(MSW)」が『刑事施設と国際人権』(日本評論社)として翻訳・出版されました。CPR事務局でも郵便振替で2000円で販売しております。拘禁施設に関する国際的人権基準を総合的に解説したマニュアルです。ぜひお買い上げ下さい。


イギリスの冤罪事件救援運動に関する本

ニュースVol.6でも紹介した映画「父の祈りを」のもととなったギルフォード・フォーや、バーミンガム・シックスをとりあげた『ルポルタージュ 英国版 人権を守る人々―英国の冤罪事件と救援運動―』(播磨信義著;法律文化社)が出版されました。イギリスの刑事司法制度や冤罪救援運動が詳しく紹介されています。


CPR訴訟部会の被拘禁者専用連絡先

これまでCPR事務所には常駐スタッフがいなかったため緊急の訴訟関係の相談に応じることができませんでした。そこで4月より、弁護士の福島武司さんの御厚意により、同事務所をCPR訴訟部会の被拘禁者(及び訴訟関係で緊急の獄外)専用連絡先とさせて頂きました。
(住所)〒213 川崎市高津区下作延254番地
カーサマデラ503号室 福島武司法律事務所気付(電話)044―865―8562