拷問等禁止条約に関する日本政府報告へのカウンターレポート
2005年12月に日本政府が拷問禁止委員会へ報告書を提出したことをうけて、監獄人権センターは入管収容施設や精神医療施設など拘禁問題を扱うNGO(CATネットワーク)とともに、NGOレポートを作成し、2007年3月に委員会へ送付しました。
国連・拷問禁止委員会は2007年5月9日、10日に第1回日本政府報告書の審査を行い、5月21日に最終見解を公表し、CATネットワークでは最終見解に関する意見書を作成しました。
- 国連拷問禁止委員会「結論および勧告(最終見解)(暫定日本語訳)」
- CATネットワーク「拷問禁止委員会の最終見解に関する意見」
なお、本最終見解において、指摘された代用監獄と警察の取調の問題については、既に日弁連が5月22日に詳細な会長声明を発表していますので、私たちのレポートにおいても、これらの問題は取り上げていましたが、ここでは省略させて頂きました。
報告集会のお知らせ
監獄人権センターでは、7月22日(日)14:00〜拷問等禁止条約の審査傍聴報告会を開催します。
場所は東京ボランティア市民活動センターA会議室です(JR飯田橋駅)。
会場へのアクセス