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ビーズ生産者訪問記(2005年1月)
ガラスビーズ以外の副資材を仕入れることができるお店を紹介します

◆株式会社セブンシーズ
http://www.seven-s.jp/shopbrand/027/X/
タイ製革ひもなど。HPにはタイ製と書いてありませんが確認済。
◆HALFLOT(ハーフロット)
http://halflot.com
ロウびき麻ひも
◆株式会社ゼネガー
http://www.xeneger.co.jp/toolcatalog.htm
革ひもなどヒモ類各種が豊富に揃っています。
◆貴和製作所
http://www.kiwa-inc.co.jp/shop/top/
副資材一般が豊富に揃っています。東京の浅草橋に何店かある実店舗ではさらに豊富な材料が手に入ります

【生産者紹介】

G-houseさんのHPで、ビーズ生産者を訪問したときの模様を詳しく載せてくださっています。
http://ghouse-acce.com/partner/c_c.html

ビーズ生産者の写真
写真をクリックすると拡大表示されます。ご自由にダウンロードまたは印刷してお使いください。

バーナーでガラスを溶かしてビーズを作るバーナーワーク。絵つけをした繊細なビーズはこの技法で作られる。 二人一組となり共同で作業する。一人が基本となる玉を玉を作り、もう一人が絵つけをする。 ガラスの棒をバーナーで溶かして、鉄芯に巻き付ける。鉄芯を抜き取った跡がビーズの孔となる。バーナーの燃料は灯油。 大きな炉でを囲んでビーズを作る作業風景。シンプルなビーズはこちらの技法で作られる。
その中に溶けたガラスの入った壷が置いてあり、それを長い棒の先で巻き取り、冷やしながら形を作る。 火を絶やさないように、枯れ枝を燃料としてくべてる係の人がいる。 生産者の家の中を見せてもらった。大きさは4畳半くらいか。綺麗に片付いていた。
小さい家ながら、ベッドとテレビなどがあった。 家が密集し、迷路のような道が子供たちの遊び場になっている。 屋上では洗濯などをする女性の姿をよく見かける。
昼下がりのひととき 乾季にも拘らず、いつもあたりには大きな湿地が広がっている。生活水が流れ込んでいるのだろうか。 タラプロジェクトがデリー郊外のスラムで開いている青空教室。
ビーズマメ知識
 ご存知のとおりビーズはガラスでできていますが、このガラス作りというのが意外と高度な技術を要するそうです。日本では大阪にある佐竹ガラスという会社が唯一工芸用ガラスを生産しています。透明感と繊細な色が印象的です。
 ガラスの原料はケイ砂、石灰、鉛などですが、色をつけるために金やコバルトなどの金属を溶かし込んでいます。安定した色を出すためにこの金属の調節が難しいようです。そのあたりは「バーナーで作る手作りとんぼ玉の本」(佐竹ガラス監修、河出書房新社)に書いてありました。
 一方、インドではフィロザバードという町がガラスの大生産地になっていて、ビーズの材料もそこで調達しています。しかしインドの技術はまだそれほど高くはなく、ガラスの透明度も低いですし、色もその都度違ってしまいます。中には熱を加えたとたんに色が変わってしまうような不良ガラスもあります。インドのビーズはデザインが魅力ですが、ガラスの品質がよくなったらビーズの質ももっと向上するのでしょう。

生産者の紹介パネル(A4 3枚)