相模川倶楽部
相  模  川
不法投棄タイヤ
収集・リサイクル事業

相模川不法投棄タイヤ収集・リサイクル事業について


経緯

 相模川の不法投棄にはいろいろなものがあります。
その中の代表格である、自動車の廃タイヤ


美観を損ねるだけではなく、目立つため、「ゴミがゴミを呼ぶ」の法則により一度捨てられるとその数は増す一方である。
しかし、不法投棄されたものを撤去することにより捨て得になりかねない。
不法投棄のジレンマである。


廃タイヤの現状

廃タイヤは本来、販売店で新しいタイヤを買えば回収がされる。(処分料は取られるけど。)
そのため回収率は8割から9割でわりと高い方ともいえる。参考 タイヤの回収率

回収された廃タイヤは、燃料、再生してゴム材料、輸出などに活用されている。 参考 廃タイヤの処理

燃料にするためにはこのように小さく裁断したりします。

なお、古タイヤを再生してつくる更正タイヤというのがあります。
日本ではあまり出回っていないのかと思ったら、産業用としてニーズがあるようです。


相模川倶楽部がこの事業でめざすもの

  • 収集する廃棄物を廃タイヤに特化すること(性状が同じ廃棄物を選別収集する)で、リサイクルを前提にした市民参加可能な不法投ごみ棄対策としたい。
  • リサイクルを前提とし、市民団体(収集・運搬)と企業(リサイクル)が対等の立場での役割分担により事業を実施したい。



事業の枠組み

  • 廃タイヤ収集箇所指示マップ作製事業
    • 現地調査の実施 GPSにより場所を特定
    • 廃タイヤ 現状調査結果を集計
    • 廃タイヤ 収集計画の策定
    • 廃タイヤ収集箇所作業指示マップ作成
  • 廃タイヤの収集とリサイクル事業
    • 収集指示書を元に集積場所へ搬出
    • 集積場所に集積された廃タイヤを回収
    • リサイクル業者指定場所へ運搬
    • 業者による 廃タイヤ リサイクル


事業の方向性

事業により将来的には自働的な
リサイクルシステム構築を目指します。

☆相模川をモデルとして始めた市民・企業連携の他地域への拡大
☆タイヤをモデルとして始めたリサイクルの他の品目への拡大
☆市民が取り組めるローテクリサイクル技術の研究・導入


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E-mail:cns@gray.plala.or.jp
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