相模川倶楽部

相模川倶楽部へようこそ!


1993年、第1回相模川フォーラムをきっかけにネットワーク作りの準備をはじめてから早足掛け12年になります。

1年8ヶ月の準備の末1995年7月「市民ネットワーキング・相模川(CNS)」を発足。2001年8月法人格を取得「特定非営利活動法人・相模川倶楽部」に改組、現在に至っています。

相模川流域に活動している人たちのマップ作り、情報発信の相模川通信の発行、相模川を机上で学ぶカッパ大学シリーズ、河口から源流を目指して尺取虫のように少しづつ相模川を遡って行く川歩き、多摩川や鶴見川との交流などをしながら、最初から一気通関で取り組んできたのがゴミ問題です。

CNS発足記念として、「桂川・相模川クリーンキャンペーン」を3年間行いました。

これは、河口から源流まで、神奈川県・山梨県そして流域の自治体・市民を巻き込んでの散乱ゴミ拾いですが、ゴミは分類別に拾って調査、簡易パックテストによる水質調査と川の清さが推測できる水生生物調査を組合せたものです。

この事業で弾みがつき、大型ゴミ調査と不法投棄監視活動を3年、不法投棄調査受託を3年、この間にはゴミマップの作成やゴミ問題が解るハンドブック「ゴミ探偵団」、GPSを解りやすく説明した「GPS活用マニュアル」の発刊等があり、「神奈川地域社会事業賞」、「日本水大賞奨励賞」「ふるさとづくり賞奨励賞」を受賞しました。

(2001年頃厚木市の金田での調査活動)

そして2004年、神奈川県との協働事業「不法投棄タイヤの収集とリサイクル」を開始、行政・企業・市民が協働で取り組む連携システムの基が出来つつあります。

これらの実績と成果が認められ、2005年5月25日、相模川倶楽部は「神奈川県民功労者表彰」を受けました。

これらの事業で大活躍のGPSを使って、親子向けにクイズや宝捜しの「GPSラリー」、地球をキャンバスに絵を描く「GPSペインティング」等のイベントをあちこちで開催しています。

また、平塚にある「馬入水辺の楽校」のイベント支援等を行うなど、多くの人々が相模川を愛して親しんでもらえるよう広くサポートを行ってきました。

(2001年 「馬入水辺の楽校」オープン)

私たちは決して、徒党を組んで「**を守れ!」「**反対!」という活動はしていません。やりたいことを出来る範囲でやっていこう。無理せず楽せず高望みせず、そして、仲良く楽しくをモットーにしています。決して大掛かりなことは出来ませんが、常に新しいことにチャレンジしています。

地域を越え、立場を超え、年齢を越えて、みんなで相模川に恩返しをしようと立ち上がった仲間です。

「八風吹不動」という言葉があります。「勝負褒貶讃謗苦楽の風に惑わされず、不動の姿勢を持っていれば一切恐れる必要は無い。」という意味です。

初心を忘れず、明日を見つめて、いつもチャレンジの楽しい仲間に加わりませんか。いつでも歓迎いたします。

それでは、私たちの仲間と活動をご紹介しましょう。どうぞごゆっくり。


2005年6月吉日 記

小 池  秀 司



 相模川倶楽部(CNS)0463-22-3003
E-mail:cns@gray.plala.or.jp
特定非営利活動法人相模川倶楽部( C N S )

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