地域通貨ピーナッツ
ピーナッツ Q&A〔初級編〕

 

Q1.地域通貨って何ですか?

A1.一言で説明することは難しいのですが、 「特定の地域やグループ内でサービスやモノなどの交換交易を行うシステム」のことです。一般的に地域通貨と言われるものを大きく分けると二種類のものがあります。文字通りシステムのものと、通貨の性格をもったものです。貯蓄機能が無いものが LETS( Local Exchange Trading System) 交換リングでシステムです。貯蓄機能を持ったものが狭義の地域通貨( Local money or Local currency )です。ピーナッツはプラス残高から運営経費として月に 1 %減額します。従って貯蓄する意味がありません。ピーナッツは LETS ・交換リング型地域通貨です。現在は 300 を超える地域通貨が全国にあるといわれています。

 

Q2.“ピーナッツ”の特徴を教えてください。

A2.地域通貨には、見た目もその性質も様々な特徴を持ったものがあります。類型化するうえでの“ピーナッツ”の特徴は、通帳型である、用途は不問、貯蓄機能はないといったことなどです。

 

Q3.どうやったら“ピーナッツ”が使えるの?

A3.“ピーナッツクラブ”に入会していただき、通帳(大福帳)の発行手続きをとる必要があります。入会金、年会費等は一切かかりません。また入会の際には、「できること(提供できるサービス、得意技、助けてあげられることetc.)」「してほしいこと(手伝ってください、教えてほしい、etc.)」を記入していただきます。これらは“ピーナッツカタログ”と呼ばれるリストに掲載されます。

 

Q4.会員になるための資格はありますか?

A4.個人の方はどなたでも会員になることができます。ただし、事業者の方は千葉県内に限定させていただいています。また、ボーンセンターの会員でなくても“ピーナッツクラブ”の会員になることができます。(注:ボーンセンターの会員の方でも、“ピーナッツクラブ”への入会申し込みは別途必要です。お手数ですがお申し出ください。

 

Q5.“ピーナッツ”の使い方、大福帳の記入の仕方を教えてください。

A5.サービスやモノの交換後、それぞれが大福帳に日付と取引額を記入します。サービス等を提供する側の人は「受取(+)」、受ける側は「支払(−)」です。お互いの大福帳を交換して「相手のお名前」欄にサイン、持ち主に戻したら、最後に「アミーゴ!」と言いながら握手をします(←必須!)。

 

Q6.“ピーナッツ”を手に入れたいのですが・・・。


A6.この質問が出るのは、プラスの“ピーナッツ”を持っていないとサービスを受けられないとお思いだからでしょう。しかし、“ピーナッツ”は基本的に残高0(ゼロ)からスタートで、残高がマイナスになっても構わないのです。ペナルティーもありません。残高がマイナスになってしまった人は,次の機会にサービスの提供をしてください。

 

Q7.取引する際の額の目安はありますか?


A7.1時間の働き≒1,000P(ピー)、1円≒1Pを目安としてください。ただしこれにとらわれず、お互いのやりとりで自由に決めてもらって構いません。ただし、貯まったPを現金(円)と交換することはできません。

 

いかがでしたか?地域通貨ってなんだか難しそうだと思っていた方も、“ピーナッツ”は自由な使い方で、誰もが参加できるシステムだということがわかっていただけたと思います。この他にもいくつか注意事項、留意点などはありますが、まずはここに記してあるくらいのことがわかれば十分、後は使いながら徐々に理解していただければいいと思います。今後、分かりやすいマニュアルの作成などにも取りかかる予定ですので、ご期待ください。

 

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