主催:NPO法人千葉まちづくりサポートセンター 後援:千葉県自然保護連合、里山シンポジウム実行委員会、WWFジャパン、日本自然保護協会、生物多様性JAPAN、千葉県生物学会、自然史学会連合
協力:千葉県立中央博物館、千葉県生物多様性センター

シンポジウム
生物多様性保全シンクタンクと博物館
〜行財政改革から10年、博物館「冬の時代」を打開するために〜

2012年3月18日(日) 
千葉県立中央博物館1階講堂
午後0時45分  開場
午後1時15分〜4時30分
参加費無料(資料代300円)

●記念講演 「県民と響きあう博物館とは?〜博物館のシンクタンク機能を活用して〜」 
  講師 三重県立博物館 館長 布谷知夫さん(滋賀県立琵琶湖博物館名誉学芸員)
●県内の各現場からの提言(三番瀬他・中山敏則、谷津田/里山・小西由希子、都市の自然環境・ 山田純稔、山のフィールドミュージアム・島立理子、鳥獣/野生生物・中野真樹子)
●パネル討論 夷隅郡市自然を守る会・手塚幸夫、三重県立博物館・布谷知夫、県教育庁文化財課・永沼律朗、県立中央博物館兼自然保護課・中村俊彦、千葉県自然保護連合・中山敏則)
●参加者による質疑と意見交換


【開催の経緯と目的】
 今年は2002年に県が行財政改革を発表し、県立博物館の統廃合などの見直しの方針を示してから10年、そしてこの見直しの方針に対し、NPOや県民が中心になって「千葉県立博物館構想に関する県民提言」を発表してから9年となります。
 行財政改革の結果、県立博物館は10館体制が5館8施設となり、予算ベースで約4割減、全体の博物館員数は3分の2となりました。県立中央博物館の自然誌系専門職員(分館海の博物館を含む)も採用は1999年以後なく、職員数を大きく減少しています。これでは次の世代に引き継ぐための人材はいなくなってしまいます。
 一方、2008年に策定された「生物多様性ちば県戦略」の推進を図るために、県庁自然保護課内に「千葉県生物多様性センター」が組織され、危機的な状況にある「千葉の原風景」(干潟、谷津田・里山、印旛沼・手賀沼、九十九里浜、水源地域等)の保全や外来生物および野生鳥獣害対応などの課題解決が期待されます。
今回のシンポジウムでは、「市民とともに歩み市民と響き合う博物館」の視点でこの10年を振り返ると同時に、県立中央博物館と生物多様性保全のシンクタンクのあり方について、活発に意見交換し、今後の博物館活動への提言に生かすことを目的としています。


お問合せ:事前の申し込みは不要です。当日直接、会場にお越しください。
     電話043-241-1818、FAX043-239-6420
NPO法人千葉まちづくりサポートセンター事務局 千葉市中央区新田町10-1 田中ビル2階
アンケートにご協力ください(PDF版はこちら WORD版はこちら)→あなたの県立博物館活動への評価、期待などをご記入ください。
※チラシは
こちらから

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