1967年1月

桑原武夫、開高健・〈対〉ぺテン師的やり方について(思想)

武藤一羊・「べ平連」運動の思想(思科)

鶴見良行・ハワード・ジンの人と思想(思科)

大沢真一郎・反戦ストライキ論(思科)

森毅・数学者の反戦運動(思科)

柴谷正博・反戦平和認識と行動(思科)

柴田道子・これからのために(思科)

室謙二・横須賀エレジー(思科)

武藤一羊・反戦平和のエスカレーションのために(月刊社会党)

ハワード・ジン・魚と漁師(世平資)

デイビッド・マクレイノルズ・日本からの覚書(世平資)

鶴見良行・新しい連帯の思想(朝ジ1)

いいだもも・歌い沈黙し行動する(統一23)(いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

山口瞳・NHK・ベトナム戦争・編集者(図書)

「平和」をみんなで考えよう「バエズを囲む夕」(毎31夕)

小田実・義務としての旅D見る眼と見返す眼(世)

単行本・小田実、開高健、鶴見俊輔編「反戦の論理」河出書房

 

1967年2月

栗原幸夫・ある日の横須賀基地ゲート前(思科)

君本昌久・市民とはなにか(思科)

鶴見良行・「志」の女ジョーン・バエズ(朝ジ19)

大沢真一郎・〈書〉反戦平和の地下水(読人27)

金井佳子・ゼラチンペーパーの裂け目から(声)

安田明雄・非暴力反戦行動委員会からの報告(声)

市井三郎・安保とベトナム(声)

鶴見俊輔・べ平連と声なき声(声)

ジョーン・バエズも自由大学も破産している(平パ13)

ジョーン・バエズとベトナム反戦集会(若い仲間)

ジョーン・バエズ日本公演にのびたナゾの諜報機関(平パ17)

活躍する「ヤング・べ平連」(平パ17)

単行本・小田実、開高健、鶴見俊輔編「平和を呼ぶ声」番町書房

 

1967年3月

小田実・義務としての旅E「しかし」からの出発(世)

いいだもも・歌い沈黙し行動する(思科)(いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

いいだもも・ 歌い沈黙し行動する (映画芸術)(いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

いいだもも・日米市民会議( 婦民7) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

いいだもも・ 歌と現実――ジョーン・バエズと(婦公)(いいだもも『時代を挑発する』仮面社 1969年刊にも掲載)

山田宗睦・一月号の武藤論文へ(思科)

小野山卓爾・「十の日デモ」の意識(思科)

斎藤孝・スペイン・神話は終ったか(現眼)

大沢正道・直接行動の渦のなかへ(現眼)

いいだもも・ジョーン・バエズと荒地派(映画芸術)

鶴見俊輔・金東希にとって日本はどういう国か(京都新聞13)

 

1967年4月

小田実・なぜ私はベトナム反戦運動を行なっているか@(文学的立場)

永六輔・河原乞食の栄光、その後めたさについて(話特)

ジョーン・バェズ・黒メガネの怪人物に追われて……(F6セブン1)

岡部伊都子・人殺しはしたくない(朝12夕)

日本国民への手紙――「べ平連」のWP紙反戦広告に答える(世平資)

J・D・コルファックス・新聞の反戦広告は効果があるか(世平資)

飯沢匡・ベヘーレン氏の電話(小説新潮)

単行本・「ベトナム反戦詩集B 太陽のなかの冬」詩のベ平連

 

1967年5月

小田実・なぜ私はベトナム反戦運動を行なっているかA(文学的立場)

小田実・文学によって政治を語るな(読人8)

いいだもも・傭兵の戦死(朝ジ14)

いいだもも・金東希と反戦運動(中央大学新聞2)

江原光太・札幌べ平連は何をするのか(北海道新聞25夕)

笠原芳光・個人という原理(京都新聞23)

鶴見良行・戦争とアメリカの若者たち(東22,23,24各夕)

「べ平連」その「原理」にふれて(一橋新聞1)

関根弘・〈書〉反戦の論理(新日文)

吉田直記・〈投〉運動の展望を明確に(潮ジ7)

鶴見和子・平和憲法と政治的亡命(世)

室謙二・金東希問題で思うこと(思科)

小田実・個人は無力か?(潮ジ7)

小田実・クーデター(潮ジ14)

小田実・建設の思想(潮ジ21)

小田実・来訪者寸描(潮ジ28)

単行本・いいだもも「われら、未知なる時代へ」三一書房

 

1967年6月

渡辺哀・そしてなお「ベトナムに平和を!」(展)

樗谷繁樹・電車のなかの「平和」(展)

小田実・世論の重さ――権力に対抗する民衆と新聞(朝ジ5増)

小中陽太郎・沖縄の右翼たち(潮ジ4)

阿奈井文彦・強じんな農民たち――ベトナム潜航五カ月の記録(統一12)

鶴見良行・反戦デモの高まりを見て――鶴見良行氏に聞く(前進12)

鶴見良行・新しいアメリカは生まれるか@〜C(朝ジ18〜7月9)

阿奈井文彦・ベトナム一人ぼっち――農民の中に三カ月(婦民18)

小中陽太郎・現地の考える復帰――共感よんだ”沖縄アピール”(統一19)

室謙二・沖縄県民と”日の丸”――日常生活にも残る戦争の跡(統一19)

鶴見良行・反戦運動と市民の夢(朝27)

小田実・女子学生のふしぎ(潮ジ4,11)

小田実・ふたりの金青年(潮ジ25)

ベトナムの平和のために私たちに何ができるか(週朝9)

反戦ゼッケンの輪をつなごう(朝グ9)

Anti-Vietnam War Movements In The World (The Clarion, June,

Kanagawa Univ. Yokohama)

単行本・小田実、小中陽太郎著「反戦のすすめ」三一書房(高校生新書)

 

1967年7月

小中陽太郎・沖縄からの訴え(話特)

藤島宇内・ベトナム戦線から脱走した兵隊(潮)

小中陽太郎・脱走のすすめ(潮ジ9)

小田実・「平和の船」を送ろう(潮ジ30)

藤島泰輔・反戦広告はイヤだ!(勝利)

高橋芳男・「べ平連」をめぐる思想――小田実氏の思想原理と「左」右の反党分子の統一行動破壊論(文化評論)

関幸夫・平和運動と知識人(文化評論)

伊東信・反戦の論理と「個人の原理」――小田実と「べ平連」運動への疑問(民主文学)

私たちは何ができるか――ベトナム平和のために(週朝7)

「べ平連よ、君の仕事は別にある」(井上清)、「私は医療品送りに賛成」(長瀬千次)など、3通の投書(朝25) つづけて、「国民同士を結ぶ『平和の船』」(森明之)、「平和は説得する努力から生れる」(梶原寿)など2通の投書(朝27)

「ベトナム反戦はよけいなおせっかい」日本人のベトナム感覚に爆弾を投じた三浦朱門氏(週読28)

三島由紀夫衝撃の〈タカ派〉宣言(平パ31)

〈投〉「平和の船」をめぐって(朝25〜30)

単行本・鶴見俊輔「日常的思想の可能性」筑摩書房(「『ロマン・ロラン研究』へ一言」、「すわりこみまで――反戦の非暴力直接行動」、「金東希にとって日本とはどういう国か」など所収)

 

1967年8月

小田実・原理としての民主主義(展)

阿奈井文彦・サイゴンから百キロの村(展)

いいだもも・スキスキ反戦広告(勝利) (いいだもも『時代を挑発する』仮面社 1969年刊にも掲載)

小田実、日高六郎・〈対〉パトスとしての民主主義(現眼)

いいだもも・べトナムに平和の船を! バーバラ・ガーソンと(潮ジ6) (いいだもも『時代を挑発する』仮面社 1969年刊にも掲載)

小田実・今日を叱る(オブ)

武藤一羊・〈書〉日本におけるベトナムを捉える(潮ジ20)

松原新一、上坪秀子、室謙二・〈座〉戦争を知らない世代の戦争観(朝ジ13)

小田実・ワッツはおこるだろう(潮ジ27)

奥野卓爾・〈投〉ベトナムとのかかりあい(潮ジ13)

石堂淑郎・はたして“ベトナムに平和を!”か(平凡社・「現代人の思想19」月報4)

断章・広島とヒロシマとのあいだ(朝ジ6)

平和運動の推進者たち@小田実(読人7)

 

1967年9月

武藤一羊・戦後後期への移行(展)

小田実・政治家の責任(潮ジ3)

小田実・一枚の徴兵カード(潮ジ10)

百瀬正昭・ ベ平連に政党の協力は不必要(読人11)

小田実・私という政治嫌いの政治論(潮ジ17)

小田実・家柄と勲章(潮ジ24)

日沼倫太郎・現代知識人と「カンディッドの庭」(論争ジャーナル)

星野安三郎・ベトナム戦争と日本国民(新世界ノート)

単行本・小田実著「義務としての旅」岩波書店(岩波新書)

 

1967年10月

鶴見良行・日本国民としての断念――「国家」の克服をいかに平和運動へ結集するか(潮)

武藤一羊・反戦平和闘争と労働者階級(労働運動)

いいだもも・タレント論(デザイン批評)(いいだもも『時代を挑発する』仮面社 1969年刊にも掲載)

鶴見良行・失われた対話の行方(毎21)

石川博光・ベ平連デモと羽田事件(社新18)

「米大使館前=聖域」観の打破・べ平連のデモ(朝ジ22)

単行本・小田実「小田実全仕事10 評論4 十年が経った、そして……」河出書房新社

詩のベ平連「べトナム反戦詩集第4集 神の武装」詩のべ平連

 

1967年11月

吉川勇一・米大使館デモと羽田デモ(社新1)

前田俊彦・平和運動のために(瓢鰻亭通信1)

橋本峰雄・政治とニヒリズム(現眼)

大沢真一郎・「羽田デモ」とマスコミの退廃(読人13)

鶴見俊輔・大臣の民主主義と由比忠之進(朝ジ26)

小田実・四人と私と「有志」(朝ジ26)

森小路啓・大阪での徹夜ティーチイン(声)

10・21反戦デモ(朝ジ5)

べ平連のベトコン援助感覚(週文6)

米水兵四人が横須賀で脱走(週朝24)

ベ平連米兵隠匿の演出――北爆空母を脱走した四人を迎える“英雄”(週新25)

佐藤訪米阻止・その日の羽田(朝ジ26)

ベトナム反戦四人の脱走経路(週文27)

 

1967年12月

小田実・歴史への参加――情況を超えるもの(現眼)

鶴見俊輔・ハイフォン港へ物資を!(現眼)

日高六郎・10・21国際統一行動の意味と今後の展望(世)

小田実、鶴見俊輔、角南俊輔、吉川勇一ほか・〈座〉デモを語る(話特)

吉川勇一・脱走兵とふつうの市民たち(朝グ1)

小中陽太郎・勇気ある四人と接触して(サ毎3)

宮崎繁樹・“愛国的脱走米兵”と政治亡命――国際法からみたイントレピッド号事(朝ジ3)

藤島宇内・政治亡命者――ある韓国人の場合(世)

四人の脱走米兵と地下組織の接点(週読1)

どこに消えた?四人のアメリカ水兵(週朝1)

ヤン・デンマン・米兵脱走事件の便乗者(週新2)

特報 四人の脱走米兵(サ毎3)

べ平連の奇怪な地下組織活動(週サ4)

〈グラ〉ベトナム反戦市民グループ(朝グ8)

転機に立つかべ平連(朝ジ10)

脱走米兵と小田実の実力(週文11)

べ平連とフーテンとの奇妙な関係――ベトナム脱走兵援助後の予想どおりの波乱(週14)

〈グラ〉四人の脱走兵(朝グ1)

〈グラ〉四人の脱走米兵はバイカル号で脱出した!(朝グ15)

〈グラ〉市民がささえるもの――平和運動と不戦への道(毎グ17)

単行本・共同通信社会部編「この日本列島」現代書房(注、同書の中の一部「支援活動」、「ベトナムに平和を」の各章のみ)

武藤一羊著「主体と戦線――反戦と革命への試論」合同出版