1966年1月

山崎洋裕・ベトナムに平和を神戸行動委員会1その行動と論理(平和と社会主義28)

山口光朔・ベトナム戦争と日米の反戦運動(国際関係研究)

単行本・いいだもも「核を創る思想」講談社

 

1966年2月 

久保圭之介・明日くる人達に――広告募金運動を通じて(ボーイズライフ)

アメリカ市民から日本国民への手紙――「べ平連」のNYT紙広告に答える(世平資)

単行本・長谷川修児編「ベトナム反戦詩集@ 人間に背くもの」詩のベ平連(「ベ平連反戦詩集」は以後75年7月までに19集発行)

 

1966年3月

高畠通敏・ワシントン「ヴェトナム大行進」(思科)

武藤一羊・アメリカ新左翼とインタナショナリズム(現理)

開高健・解放戦線との交渉を(世)

単行本・開高健「饒舌の思想」講談社

 

1966年4月

小田実・義務としての旅@十三の星の星条旗(世)

倉田令二朗、山田俊雄・ベトナム戦争に抗議する福岡の科学者(平和と社会主義28)

“遠い国”から帰った小田実氏(東タイ30)

 

1966年5月

小田実・日米連帯の芽を求めて(エコ17)

小田実・原理からの出発(毎11,12)

P・G・オルトバッハ・日本の「ニューレフト」(世平資)

ベトナム反戦広告の“七人の侍”(週文9)

反戦と平和をさぐる旅(読人9)

ベトナム反戦の運動はどこへ(慶応義塾大学新聞15)

ジョン・バエズ来日実現か(平パ30)

 

1966年6月

鶴見良行・軍事国家の論理と心理(潮)

小田実・義務としての旅A切り離し荷担する(世)

小田実、開高健・〈対〉世界一九六五年(文芸)

和泉あき・侵略加担政府と国民の逆の意志(婦民29)

鶴見俊輔・人災も忘れたころにやってくる(声)

市川白弦・京都からのたより(声)

三橋貞夫・べ平連のデモに参加して(声)

平和運動の試練(読新13)☆ベトナム戦争許すまじ(京都新聞6)

ベトナム戦争とSNCCの動き(中国新聞14)

 

1966年7月

小田実・義務としての旅B二つの戦争のあいだで(世)

小田実・小田実が語る世界の平和運動と芸術家たち(話特)

いいだもも・同時代観  一つの反論(1)(思科) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

高橋武智・パリのべ平連(世平資)

天野道映・ベトナム反戦――日米の会話(朝ジ3)

 

1966年8月

小田実・平和の論理と倫理(展)

久野収・“焼身自殺”をどう見るか(思想)(のち『思想の言葉 1』《岩波書店 2001年3月》に採録)

武藤一羊・平和戦線の流動化(労問)

鶴見俊輔☆開高健ほか・〈座〉ベトナム反戦運動の交流(世)

小田実・ほんの第一歩にすぎない(世)

いいだもも・同時代観  一つの反論(2)(思科) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

小田実・人民の安保の提唱(読新1)

いいだもも・ 日米市民会議(婦民7) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

小田実・平和の連帯の原理と行動(エコ9)

鶴見俊輔・すわりこみまで(朝ジ14)

飯沼瑛・民族自決の原則を(信陽新聞20)

開高健・ガバチョと平和(産9夕)

いいだもも・ 日米市民会議(新しい路線27) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

前田俊彦・日米市民会議の諸問題(瓢鰻亭通信31)

北小路敏・べ平連主催の日米市民会議に参加して(前進22)

何よりもまず行動を「べ平連」の旗手小田実(朝グ12)

対話「平和をかちとる権利」、日米市民会議(朝グ26)

ペトナムに平和を!日米市民会議(読新29)

竹内静子・ベトナム反戦平和運動の課題(エコ23)

 

1966年9月

小田実・平和をつくる(世)

鶴見良行・国家権力と知識人の政治参加(潮)

小田実、武藤一羊、吉川勇一・〈座〉ヴェトナム反戦運動の論理(現眼)

プールデほか・〈座〉知識人と政治(朝ジ4)

鶴見良行ほか・〈座〉アメリカに何を言うぺきか(展)

いいだもも・同時代観  一つの反論(3)(思科) (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

和泉あき・八・一五と日本の文学者(文学的立場)

竹内良知・良心と思考による運動を(人権のひろば)

吉川勇一・新しい反戦運動の試み(国学院大学新聞20)

日本とアメリカの反戦運動(若い仲間)

宮沢秀穂・ヴェトナム戦争と市民主義的平和運動(早稲田大学新聞8)

村井良作・「べ平連」の考え方の特徴とその周辺(赤26)

単行本・小田実編「ベトナムのアメリカ人」合同出版社

 

1966年10月

小田実ほか・「べトナムに平和を!日米市民会議」議事録(文芸)

鶴見良行・新しい世界と思想の要講(世)

小田実・自分の位置について(話特)

栗原幸夫・参加の思想と拒否の思想(新日文)

小松左京・“平均的人類”の願い(文芸)

浅田光輝・市民の反戦の論理(文芸)

中野重治・WE・SHALL・OVERCOME・SOMEDAY(文芸)

いいだもも・ベトナム反戦運動と禁じられた米・戦争映画(映画芸術)(いいだもも『転形期の思想』河出書房 1968年刊にも掲載)

いいだもも・“非直接性の時代”と連帯(中央大学新聞25)  (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

木下順二・むずかしい平和のイメージの創造(産20夕)

西沢周二・連帯は可能か(若い仲間)

クロード・ブールデ、鶴見俊輔ほか・〈座〉左翼の新しい状況(展)

ハワード・ジン、クロード・ブールデ、小田実、久野収ほか・〈座〉政治への参加・平和への行進――体制を変える運動の原理と条件(現眼)

青野博昭・平和運動・一九六六年夏(現眼)

ベトナム侵略に反対する数 学者のたたかい(赤8)

安東仁兵衛、北小路敏、武藤一羊ほか・〈座〉反戦運動の状況と革新(慶応義塾大学新聞1)

いいだもも・ 免疫をぶちやぶる――ベトナム平和へのたたかい――(社新16)(いいだもも『転形期の思想』河出書房 1968年刊にも掲載)

サルトル、ボーボワールを迎えたべ平連討論集会(毎17夕)

鶴見良行ほか・〈シンポ〉アメリカの夢は終ったか(潮)鶴見良行・“生れ出ずる悩み”は永い――ベ平連の討論集会(読人31)

単行本・「ベトナム反戦詩集A 黒いバラ」詩のベ平連

 

1966年11月

いいだもも・日本人とティーチ・イン(東4〜5)(いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

武藤一羊・新しい反戦原理への探索(高崎経大新聞)

〈グラ〉ティーチインの時代は終った(朝グ11)

〈グラ〉私は“ベトコン”をつくった――名古屋の前川美智代さん(朝グ11)

 

1966年12月

いいだもも・平和と革命の論理と倫理(展)  (いいだもも『我ら、未知なる時代へ』三一書房 1967年刊にも掲載)

小田実・私の一九六六年(読人16)

小田実、チク・ナット・ハーン・〈対〉ベトナム平和への第三の道(エコ20)

竹内泰宏・ベトナムにおける残虐行為と反戦の原理(新日文)

大越輝雄・私と私たち(声)

大江みち・私の日米市民会議傍聴メモより(声)

いぬいとみこ、もろさわようこ・ベトナム戦争と反戦の原理(声)

笠原芳光・固定観念ということ(声)

渡辺成子・大衆をなめているべ平連討論集会(新日文)

石田郁夫・べ平連批判−筑豊から遠望して(京都大学新聞19)

小田実・義務としての旅Cさまざまな国のさまざまな叫び(世)