90. 藤本義一基金」から、沖縄の市民放送「うるま島 ひやみかち 御万人 ラジオ」に出資。(99/12/13

 今、沖縄では毎週土曜日の午後4時から30分、市民の手による自前のラジオ番
組が放送されています。この放送についての詳しいことは、 
http://www.jca.apc.org/~higa/OKINAWA/umantyu/oki-radio.html
をご覧くださるか、あるいは、『市民の意見30の会・東京ニュース』No.57に載った田守順子さんの文(左をクリックしてください)をご覧ください。
 この放送では、一口年十万円の「一株株主」を募集しています。
 市民の意見30の会・東京では、藤本さんからの寄付でつくられた「藤本基金」(151万5500円)から、この放送に協力するため、一口分を出資することに決めました。
 かつて、ベ平連の運動が活発だった頃、市民の手による「海賊放送」の計画が
話し合われたことがありました。これは、公海上に浮かべた船から日本に向けて、
市民の手による反戦放送を行おうというもので、公海上からの放送のため、日本
の法律である放送法や電波管理法では手は出せず、番組は全く自由というもので、その予算の検討までやったのですが、実現には至りませんでした。そのとき、亡き藤本さんも含めて、これが実現できたらいいな、という話をしたことも覚えて
います。この沖縄ですでに実行されている(といっても田守さんの文によれば「この時期を逃しては……」ということで見切り発車した」という計画で、資金はまだ目標以下だそうです)市民の放送に協力することは、藤本さんの遺志にも沿うことになるだろうと思っています。
 以上をご報告するとともに、みなさんの中でも、この「うるま島ひゃみかち御万人(うまんちゅ)ラジオ」に関心をお持ちの方のご賛同、出資をお願いする次第です。

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