514. 小田実没後一年記念講演会のご案内 (2008/09/18掲載 )  

10月4日(土)の夜、小田実さんの没後1年を記念した講演会が開催されます。以下に、そのご案内を転載します。

小田実没後一年記念講演会のご案内

 残暑もようやく峠を越した感のするこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
 作家の小田実さんが亡くなられて、早いもので一年余が経過しました。この度、小田実さんを偲びつつ、文学者としての小田さん、あるいは小田さんの文学世界について論じる講演会を、左記のとおり企画いたしました。
 市民運動家として知られる小田さんですが、小田さんは生前、自分は市民運動家であるまえに、作家なのだということを常々口癖のように仰っていました。今回は、「小田実の文学」と題し、作家としての小田さんとその作品について、三人の方にお話をいただきます。講演をお引受けいただきましたのは、コロンビア大学教授ドナルド・キーンさん、哲学者の鶴見俊輔さん、作家の澤地久枝さんです。
 キーンさんは世界的な日本文学研究者として知られますが、小田さんの作品『玉砕』を英語に翻訳され、小田文学を世界に知らしめるうえで大きな役割を果たされました。「ベ平連」(ベトナムに平和を!市民連合)の活動を通して行動を共にしてこられた鶴見さんは、小田さんのことを世界思想としての普遍性をもつ傑出した思想家だと位置づけておられます。
 満州で敗戦を迎えた経験を原点に日本の近代を問い続ける澤地さんは、同じ作家として、アジアの中の日本、世界の中の日本という観点から常に平和を希求された小田さんの文学活動を高く評価してこられました。
 それぞれ立場の異なる三人の講師をお迎えし、小田さんが作家として表現し問い続けられたものの意味を確認し、メッセージを受け止めなおす機会にできればと存じます。
 司会は俳人の黒田杏子さんにお願いします。
 皆様のご参加をお待ちします。

                 記
一、日時 二〇〇八年一〇月四日 (土曜日)一八時三〇分〜二一時 (受付開始一八時)
二、場所 ベルサール神田 (東京都千代田区美土代町七、住友不動産ビル三階)(下の地図を参照)
三、会場費 一五〇〇円
四、優先申し込み先
     当日は、先着順にご入場いただきますが、座席保証の優先申し込みを承ります。左記まで、葉書あるいはファックスでご希望の旨をお知らせください。会場費は当日申し受けます。
     〒113−0033東京都文京区本郷二⊥一−九 大月書店・中川宛 ファックス (03)3813−4656
                                        以上
二〇〇八年九月一〇日
               「小田実没後一年記念講演会実行委員会」
                         (岩波書店、大月書店、集英社、新潮社、古藤事務所)

ベルサール神田

 
東京都千代田区神田美土代町7

 ●「小川町」駅「B6出口」徒歩2分(新宿線)
 ●「淡路町」駅「B6出口」徒歩2分(丸ノ内線)
 ●「新御茶ノ水」駅「B6出口」徒歩2分(千代田線)
 ●「神田」駅「4番出口」徒歩6分(JR線・銀座線)
 ●「大手町」駅「C1出口」徒歩8分
  (半蔵門線 ・東西線・三田線・千代田線)

ニュース欄先頭へ ホームページ先頭へ