463. 鈴木道彦さんの『越境の時――一九六〇年代と在日』出版 (2007/04/18掲載)  

 鈴木道彦さんが集英社の『青春と読書』に17回にわたって連載してきた「越境の時――一九六〇年代私記」が、全面的に加筆、改定されて、書籍『越境の時――一九六〇年代と在日』として出版された。集英社新書、700円+税。
 題名にもあるように、本書では、とくに金嬉老問題など、鈴木さんと在日朝鮮人とのかかわりが詳しく記述されているが、ベ平連やジャテック運動への参加、金東希支援運動などについての記述も含まれている。その部分は、以前、本ホームページの「ベ平連に関する最近文献」No.118 欄で、一部を紹介してある。
 この本の帯にある上野千鶴子さんと姜尚中さんの文をご紹介しておきます。
 上野千鶴子(東京大学教授):日本のファノンが日本のジュネに出会った――!  あのプルースト学者の「もうひとつの」自分史。戦後日本最良の知性による稀有な試みがここにある。
 姜尚中(東京大学教授):私が自伝で表現したかったことの本質が描かれているかのようだ。他者の魂と感応する文学の力に震撼した

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