293. イラク反戦と有事法制反対の意見広告に「殺すな」の文字(2003/05/05掲載)

 『毎日新聞』全国版5月4日号(中部本社版だけは5日号)に、イラク反戦と有事法制反対の全面意見広告が掲載されました。これは2,039人の個人と133団体の賛同により実現したものです。紙面のレイアウト・デザインは、デザイナーの鈴木一誌さんのご協力によるもので、賛同者・賛同団体全ての名前が列記され、それに濃淡がついて、全体の中に「殺すな」という文字が浮かび上がるようになっているものです。【右の図版参照。図をクリックすると、拡大され、全ての細かい字までよめるようになります。】
 この「殺すな」の文字は、1967年にベ平連がアメリカの『ワシントンポスト』紙に掲載したベトナム反戦の意見広告の際に用いられ、大きな反響を呼んだ故岡本太郎画伯の筆になるものです。この文字の使用許可については、「岡本太郎記念館」の岡本敏子館長から快諾を得ています。
 ご承知の方も多いと思いますが、この「殺すな」の文字は、和田誠さんのデザインで、ベトナム反戦のバッジに作られ、何万という人々の胸などに飾られたのですが、今、同じく和田さんの新しいデザインで、「殺すな、いつであれ、どこであれ」という英文の文字の入ったバッジとして広がりつつあります。
(このバッジのお申し込みは、市民の意見30の会・東京まで。 iken30@mwb.biglobe.ne.jp )

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