198. 日本反戦市民運動訪越団についての 『ニャンザン』紙の報道02/03/21掲載)

 ベトナム労働党機関紙「ニャンザン」(人民)の3月1日号に出た記事をご紹介します。 第1面トップは、折から訪問中の中国、江沢民氏一行の記事と写真ですが、その右下の位置で、そこからさらに第4面に続いています。翻訳は、川口健一さんのご好意によるものです。

党および国家の指導者の活動

 2月28日ホーチミン市の戦争証跡博物館で、アメリカ帝国主義による対ベトナム侵略戦争に反対する日本人民の運動(ベ平連)に関する記念物品の受納式が行われ、ベ平連の何人かのメンバーに諸民族間の平和と友好のための勲章が授与され、アメリカ帝国主義がベトナムに残した枯葉剤後遺症に関する資料、刊行物、ヴィデオがこの組織に贈られた。グエン・ティ・ビン国家副主席、市人民委員会代表、ベトナム友好団体とホーチミン市友好団体および赤十字の代表がベ平連の30名あまりのメンバーとともに出席した。グエン・ティ・ビン国家副主席は世界の進歩的人民の闘争運動、とりわけベトナム人民による反アメリカ帝国主義・救国抗戦における日本のベ平連の運動を高く評価するとともに、感謝の意を表し、両国人民の友好の貴重な資産であると述べた。副主席はベ平連が引き続きベトナム人民および世界の進歩的な人民と肩を並べ、諸民族間の平和・公平・平等のための闘争を続けることを希望した。
 ベ平連の小田実、吉川勇一、高橋武智の3氏がベトナム友好組織連合会より諸民族間の平和と友好のための勲章を授与された。
(「ニャン・ザン」2002年3月1日)

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