111. ベトナムに反戦運動資料を送る運動のその後(00/09/23

 この「ニュース」欄No.102で紹介したベトナムに日本の反戦運動の資料を送ろうという運動のその後の進展をお知らせします。

 6月14日の発起人会議の後、6月20日に、槙枝元文さんと事務局担当の加藤さんがベトナム大使館を訪ね、ブー・ズン大使と懇談しました。最初に、槙枝さんがベトナム反戦運動の資料を贈る運動の趣旨と経過を話し、ベトナム大使館側の協力を要請しました。
 これに対して、ブー・ズン大使は次のように述べました。
 「日本のベトナム反戦運動は、ベトナムではあまり知られていませんみなさんの運動は有意義な活動だと思います。ベトナムには革命博物館、歴史博物館、軍事博物館など、解放戦争の資料を展示している博物館が数多くあり、戦争証跡博物館はその一つです。いろんな機関が日本におけるベトナム反戦運動の資料に関心を持っています、寄付も写真などの資料をベトナムでコビーする資金とした方が良いのではないか、本国に報告し、どこが受け入れ機関となるのかを相談してお知らせします」。

 その後、8月25日にベトナム大使館のチン一等書記官から、事務局へFAXが届き、ベトナムにベトナム反戦運動の資料を贈る件についてベトナム革命博物館がベトナム反戦運動の資料を受け取る機関なので、ベトナム革命博物館に連絡するようにとの連絡でした。

 そして、8月30目〜9月9日まで、発起人の福地噴昭さん(沖縄ベトナム友好協会会長)が、ベトナム独立記念(9月2目)の式典に招かれて、ベトナムを訪問しましたが、この際には、ベトナム側がすき間なく予定を組んでいたため、直接革命博物館を訪ねることができず、ベトナム日本友好協会の方にお願いして、手紙を届けてもらいました。

 こうした経過で、これから本格的に資料の収集が始まります。8月30日には、横浜と相模補給廠における米軍戦車輸送阻止闘争の写真(34px43p)が届きました。発起人の竹田四郎さん(元参議院議員)が神奈川新聞社と交渉して入手してくれたものです。関係者の方々のご協力をお願いいたします。

 ベトナム反戦運動の資料を贈る運動事務局

〒212-0011 川崎市幸区幸町4-8 青柳ビル2F 
電話 044-511-0427
FAX 044-541-2066
郵便振替 00210-3-46045

お願い 
1. 賛同カンパ(団体1口1万円、個人1口2000円)をお願いします。
2. ベトナム反戦運動の写真、ビデオ、ポスター等をお持ちの方、あるいは所在をご存知の方は、その情報の提供をお願いします。

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