106. 福生市議の遠藤洋一さんらの作った横田基地平和利用に関する市民の青写真の3D−CD・ROMが完成(00/08/10

 元『ベ平連ニュース』の編集長などをされた福生市議の遠藤洋一さんら、福生の市民グループが横田の米空軍基地を返還させたあと、どうそこを平和利用するかということについて、遠藤さんら市民のグループが描いた計画が、3DアニメのCD−ROMとして作られ、頒布されています。

 このCDは、「Vision for Yokota 2000」というきれいなカラーのリーフレットにつけられており、オリジナルの音楽も入っています。

 『東京』、『毎日』、『読売』など各紙が、遠藤さんの写真入りでずいぶん大きく報道しましたが、いずれも地方版なので、ご覧になった方は少ないでしょう。ここでは、『毎日」の記事を転載しておきます。なお、この件は、米軍側もずいぶん気にしており、在日米軍の機関紙『Stars and Stripes』も大きく報道しました。

http://www.rimpeace.or.jp/jrp/yokota/yokotaindex/yind.html

に詳しい紹介がのっており、上の写真などスライドショーも見ることが出来ますが、3Dとしてみることはまだ出来ないようです。
 頒布価格は 2980円、送料は320円ですので、ぜひ、遠藤さんにお申し込みの上、広げる協力をしてくださるよう、お願いいたします.
 申し込みは FAX:042-5525-5156 リムピース へ。


『毎日新聞』 2000年5月27日号の記事

米軍横田基地、返還を想定
跡地の利用計画を発表

市民団体「リムピース」
近く知事にCGなど提出

 在日米軍の監視活動を行っている市民団体「リムピース」(代表、遠藤洋一・福生市議)は26日、米軍横田基地(福生市など6市町)返還を想定した跡地開発計画を発表した。計画には、コンピューターグラフィック(CG)による立体画像とカラーのブックレツトが用いられ、返還後の町の姿がわかりやすく示されている。「リムピース」によると、基地返還の具体的な開発案が示されたのは初めてという。
 開発計画では、全面返還と国道16号西側「西住宅地区地域」(約52ヘクタール)を部分返還する二つの案が示されている。いずれも、約3300メートルの滑走路を継続利用することが前提で、「平和利用」「国際貢献」「地域活性化」の三つが柱となっている。
 全面返還案では、跡地内にアジア全域から医学生や研究者を受け入れる「国連医療大学」と、滑走路があることを生かして、国内外の緊急患者や臓器移植などに対応できる付属病院を設置圏。五日市街道の直結トンネルや八高線新駅を作り、競技場や太陽光発電設備などのアイデアが盛り込まれている。このほか、滑走路はチャーター便中心の民間空港としても機能する、としている。また、部分返還案では、統合庁舎や図書館、公立病院などを建設して全面返還の足がかりとし、市民が新しい構想を出していくことを提案している。
 製作にあたった遠藤代表は「先の見えない世界情勢の中で、返還を望む市民の声は大きい。石原慎太郎知事の『軍民共用』発言で注目を浴びた横田基地だが、目に見える形での対案をまとめてみた」と話し、近くCGなどを石原知事あてに提出する考えだ。
 計画案やCGは希望者に販売されるほか、ホームページ(http://www.rimpeace.or.jp/)でも公開される。間い合わせはファクス042・552・5156。【佐藤大介】

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