歴史認識と東アジアの平和フォーラム
FORUM ON HISTORY CONCEPTION AND EAST ASIA PEACE

日時 2003年2月27日(木)〜3月1日(土)
会場 東京 早稲田大学国際会議場
・地下鉄東西線「早稲田」駅 徒歩約10分
・JR高田馬場駅前から早大正門行き都営バス「西早稲田」下車徒歩約4分
主催 【日本】
・歴史認識と東アジアの平和フォーラム東京会議実行委員会
【韓国】 
・日本の教科書を正す運動本部(教科書運動本部)
【中国】 
・侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館
・中国社会科学院近代史研究所『抗日戦争研究』編集部
共催 早稲田大学ブリティッシュスタディーズ研究所
参加費 1日あたり1500円、3日間参加の場合4000円
※宿泊費、食費、東京都内移動の交通費は各自負担です。
内容 プログラムは、こちらのページをご覧下さい。

21世紀をむかえておおくの人々が戦争の時代であった前世紀をふりかえり、あたらしい世紀に東アジアにおける平和と諸民族の共生が実現されることを期待しました。この願いから2002年3月、南京で「歴史認識と東アジアの平和フォーラム」がひらかれました。この会議は、東アジアの平和と未来を共有することのできる歴史認識を若い世代の間に育て、戦争と破壊の歴史を2度とくりかえさないための試みとして日本・韓国・中国3国の学界、市民が共同してひらいたものでした。フォーラムには3国から118名の歴史学者、研究者、市民の代表が参加し、共通の歴史認識をつくりだすために冷静な対話と交流を発展させました。

南京会議のサブタイトルは、「歴史教科書問題」でした。会議では、日本の過去の戦争を美化し、自民族中心主義の歴史観にたち、歴史をゆがめた教科書を検定合格とした日本政府の責任がつよく指摘されました。過去の戦争責任について加害、被害の関係を曖昧にすることがアジアの平和にとって危険であることが強調され、同時にこの教科書の採択率を最小限におさえた各国の抗議運動や日本、韓国での不採択運動の成果がたかく評価されました。 中・韓の人々の批判はきびしいものでしたが、日本の保守支配の構造、軍国主義と天皇制の役割、戦後史の流れ、国際環境、対外意識などの解明により日本の教科書問題に冷静にアプローチしようとする姿勢がめだちました。それだけに東アジアの平和を念頭においた共通の歴史認識の形成には時間もかかりますし、国境をこえた交流と対話の積みかさねが必要です。フォーラムの南京会議は、そのような意味で出発点であり、各国持ち回りで継続的に対話と交流を続けることが合意されています。具体的には、第2回が東京、第3回(2003年9月予定)がソウルで開かれます。参加する国、地域がふえればそれ以後も継続されるはずです。


東京会議テーマ
「グローバル化と人権・教科書」とは

グローバル化が現在世界の直面している共通の課題であることはいうまでもありません。それは国や地域のあいだの壁をひくくし、とくに経済と安全保障の問題を中心に地域統合の動きを促進しています。東アジアの平和な共同体をめざす私たちの動きもひろい意味でグローバル化のなかに位置づけられるでしょう。しかし同時にグローバル化と市場経済の導入が民族的、社会的その他さまざまな格差をひろげ、アジアの各地で社会を流動化させ不安定にしている現実もあります。世界を自分の鋳型に合わせようとするアメリカの覇権主義、単独行動主義も問題です。戦争の新しい危機、国家の役割の変化、流動化する国際社会のなかでのアイデンティティの模索などは当然歴史認識の問題にふかくかかわります。私たちは、東アジアの平和が諸民族の自主性と人権の尊重に立脚するものでなければならないとかんがえ、それを歴史認識に反映させるために努力したいとおもっています。

今東アジアでは戦争にむかう方向と平和にむかう方向とがせめぎあっています。そのなかで、アジア太平洋戦争と植民地支配の過去および冷戦の過去という、二つの過去の清算が課題となっています。東京フォーラムは、歴史認識の面から二つの過去の清算を促進し、諸民族間の真の和解と友好に貢献しようとする試みです。皆さんの参加と協力をぜひお願いします。


実行委員会
●呼びかけ人
荒井信一  李仁夏   石山久男  内海愛子  大津健一
大田尭   大日方純夫 笠原十九司 姜尚中   小谷汪之
小山靖憲  加納実紀代 小森陽一  鈴木慎一  高嶋伸欣
高橋哲哉  俵義文   中原道子  西野瑠美子 早川紀代
松井やより 山住正己  吉岡達也  米田佐代子

●実行委員会参加団体・個人
アジア歴史問題懇談会
子どもと教科書全国ネット21
子どもに渡すな!あぶない教科書大阪集会実行委員会
在日大韓基督教会関東地方会
戦後処理の立法を求める法律家・有識者の会
「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク
総合女性史研究会
高嶋教科書裁判を支援する会
南京事件調査研究会
日本国際教育学会
日本の戦争責任資料センター
ピースボート
撫順の奇跡を受け継ぐ会
「孫の世代の戦争責任って…?」実行委員会
歴史学研究会
歴史教育アジアネットワークJAPAN
歴史教育者協議会
歴史の事実を視つめる会
早稲田大学教師教育研究所
康成銀  洪祥進  風巻浩
【賛同・参加のおねがい】

当フォーラムはすべて皆様からの賛同金および参加費によって運営されます。とくに今回はホスト国として韓国・中国からの参加者をお招きするために、総額500万円ほどの経費が必要になると試算しております。

日本国内における教科書問題を検討し、アジア規模での歴史認識の相互構築を目指することで、日・韓・中三国のよりよき未来の礎となるべき一つの機会を提供できればと願っております。

皆様におきましてはどうか当フォーラムの趣旨と意義をご理解いただき、ぜひともご賛同いただければ幸いです。尚、賛同金は団体一口5000円、個人一口2000円となっております。何口からでも結構です。どうかご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

また事前に参加を予約して頂くことも出来ます。参加費は、1日1500円、3日間で4000円となっております。

なお、賛同金と予約金の納付は下記の郵便振替口座にお願い致します。必要な場合郵便振替用紙をこちらからお送りさせて頂きますので、メールにてお名前、ご住所をお願いできれば幸いです。

 
歴史認識と東アジアの平和フォーラム東京会議実行委員会
委員長 荒井信一
事務局長 俵義文

郵便振替口座 00150-1-575659
口座名義   歴史認識東京フォーラム

参加のお申し込みやその他メールでのお問い合わせは下記アジアネットのアドレス宛に、お名前、連絡先、参加希望日をご連絡ください。お電話・FAXでのお問い合わせは、実行委員会事務局(このページの一番下に記載)にお願い致します。
asia-net@jca.apc.org

2002年3月南京で開催された「第1回歴史認識と東アジアの平和フォーラム」に関する報告は、こちらをご覧下さい。

今回のプログラムについては、こちらのページをご覧下さい。
実行委員会事務局
ピースボート内(担当:野平 須永)
東京都新宿区高田馬場3-14-3-2F
TEL:03-3363-7561 FAX:03-3363-7562

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