〜NGOとして、AHIのこれから〜

Q.NGOとして伝えたいことはありますか?

川原さん:
 以前、何のためにNGOをやっているのかを他のNGOと話す機会がありました。その結果、一致したことは「世界平和」でした。それぞれのNGOの特徴があるので、それぞれの立場から貢献していくことが大事になってきます。国益を越えたコミュニティーのための活動をしたいですね。

佐藤さん:
 NPOのフォーラムがあって、その時に「行政でもNPOでもNGOでも『誰かの代弁をしているんだ』」ということをわきまえないといけないという話がでました。


Q.これからAHIというのはどういう形で進んでいこうとしているの  ですか。また、会員を集める際、またAHIという組織を広める際に、どのような方法で広めていくのかという展望などがありましたらお聞かせ下さい。

川原さん:
 研修については、色々な国や地域から1人ずつ招くという研修はむしろ一部分になっていくと思います。国際NGOというのはアジアの中でも非常に少ないです。その国だけのNGOとの繋がりもそれなりにありますが、過去の研修生を通じて、アジアの中でお互いを繋いでいくことがAHIの特徴でもあるし、これから伸ばすべきものとしてやっていくべきだと思います。その例が国際ワークショップでの研修です。
 そしてもうひとつは、今フィリピンで行っているような、NGOレベルだけではなく、NPO、NGOそして地方行政が集まり、ひとつの地域で研修をするということです。アイディアとしてはかなり以前からあったのですが、本格的に始まったのは2001年くらいからです。もう少しこれをやっていくと、研修に多様性を持たせることができるのですが、 私自身としては「人づくり」という理念から離れないように研修を進めていきたいです。
 国内では、最初私を支えてくれたのは、本当にごく身近な教会とかの小さなグループの人々でした。会員はすぐに2000人くらいになりましたが、最初から支えてくれていた人たちが、私と同じように年をとってきているので、若い人たちが支えてくれたらなと思います。先日、会員分布の統計を出したら、60代/70代の人たちが多かったのです。そういう人たちは「年金生活になったのでこの辺でそろそろ…」という傾向もあります。こういう状態のままやっていくのか、それとも別の方法でやっていくのかということは、そろそろ若い人たちに考えていってほしいと思います。