| {激しくなるアフガンジャーナリストへの迫害
世界報道の自由記念日である本日5月3日、Human Right Watchは、この数週間にアフガン人ジャーナリストに対する脅迫や攻撃が劇的にその数を増していることを報告する。アフガン保安部隊はジャーナリストらの間、指導者層を批判するような記事をおおっぴらに発行することを躊躇するような恐怖を広めつつある。 「アフガニスタンにおける報道の自由は攻撃にさらされている」とHuman Right Watchアジア支部研究員のジョン・シフトン(John Sifton)は語った。「軍、警官、そして情報機関の部隊はアフガン人ジャーナリストに対して死をにおわせる恐喝と恣意的な逮捕を行い、ジャーナリストを効果的に黙らせている」 脅迫と逮捕は複数のジャーナリストが数人の政府閣僚批判した後から始まった。ジャーナリストから批判を受けた閣僚の中にはモハメド・ファヒム国防相、ユヌス・カノイ教育相、そしてブルハディン・ラバニ、アブドル・ラスル・サヤーフといったカブールの有名な政治指導者や元モジャヒディンのリーダたちが含まれる。 Human Right Watchは脅迫はその大半をアフガン政府の情報機関部隊『Amniat-e-Melli』のメンバーが行ってきた。この情報機関は元モジャヒディンの各党派のゆるやかな連合体であったShura-e-Nazarという政治的組織を代表している」と語った。 「カブールの権力者達は保安部隊の中に抱えている手下を使って彼らを批判する者を黙らせようとしている」とシフトンは語る。 カブール以外の武装集団の指揮官たちも同様にジャーナリストを脅迫が続いてきた。ジャララバードやガルデズといった地方ではアメリカが率いる同盟軍が地元の武装集団と共同行動をとっているが、この数ヶ月間にこうした地方の武装集団の指揮官が地元の治安問題を公正な記事にしたことでジャーナリスト達に死をちらつかせて脅迫してきた様子をHuman Right Watchは記録している。 西部のヘラート州知事のイスマイル・ハーンは地元のメディアを窒息死させようとしてきた。先月アフガン独立人権委員会のオープニングセレモニーの時にイスマイル・ハーンの保安要員がラジオ局のジャーナリストを逮捕、殴打した。このことでヘラートに拠点を置くラジオ局のジャーナリスト達は抗議のためにヘラートを離れることになった。 シフトンはジャーナリスト達はますます地元の警官の保護や支援を受けることに及び腰となってきている。 Human Right Watchはハミド・カルザイ大統領に対してジャーナリストと表現の自由を擁護する声明を公にし、ジャーナリストの脅迫・逮捕にかかわったことが明らかな政府職員を解雇するよう、至急要請する。シフトンはアフガニスタンのアリ・アハマド・ジャラリ(Ali Ahmad Jalali)情報相がこのような脅しを受けた人々に対する警官の保護策を改善するよう行動を起こすべきだとしている。Human Right Watchはカルザイ大統領に対して忠告する。カルザイ大統領は警官、軍、情報部部隊が脅迫と逮捕にかかわっていないか特別調査委員会に命じるべきである。そして報道の自由を擁護すべく大きな変革を行うべきである。 Human Right Watchはアフガニスタンに駐在しているアメリカ政府職員に対しても要求をする。ジャーナリスト迫害に関係している地元の武装勢力指揮官に対する支援を止め、そのような指揮官には迫害を直ちに止めるよう圧力をかけるべきである。
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