アフガニスタン最新ニュース
1月10日〜11日


2001.1.10

●UNHCR国連難民高等弁務官事務所は2000人のアフガニスタン難民を新しいキャンプに移動:The News:jang
Jallozaiキャンプの難民18,000人のうち、2,000人が New Shamshatoo のキャンプに移された。新しいキャンプには3つの医療機関、2つの学校などが備わっており、環境はだいぶ改善されている。残った難民達も今週中には移動する予定。今回の新キャンプの開設はUNHCR、The Commisioner for Afghan Refugees、及びNWFPが協力して行った。

●反タリバン派を大衆は支持しない(タリバン):Frontier Post
タリバンのMaulavi Qudratullah大臣はFrontier Postのインタビューに対し以下のように語った。現在の惨状が政治的、軍事的のどちらによって解決するかとの質問には「反対派は戦争の中に自分たちの存在意義を見出しているので、政治的解決はありえない。戦争が終われば国民は反逆者を裁判にかけるだろう。反対派は自分たちに国民の指示がないことを理解しているので、彼等は戦争終結を望んでいない」と答えた。一方タリバンは首都を含む国土の90%以上を掌握しており、外国からの圧力に左右されない政府、国民の支持もあるので、常に平和を望んでいるとした。

●タリバンの大使館は機能し続けるだろう:Frontier Post
パキスタンから大使館閉鎖について何の通知も受けていないことから、タリバンは、1月18日に国連による追加制裁が実行に移されてもイスラマバードの大使館は機能し続けるだろうと言っている。

●Almatyにおける首脳会談での焦点は安全:Frontier Post
Almatyで行われたカザフスタン、タジキスタン、キルギスタン、ウズベキスタンの各国首相級会談で、タジキスタン大統領は改めてアフガニスタン難民の更なる受入を拒否した。タジキスタンは6年間に及ぶ市民戦争のため、旧ソビエト国家のなかで最も貧しい国である。また各国は、イスラム原理主義の拡大に脅威を感じており、アフガニスタンが加担していると思われるテロリズム阻止の為に継続的手段をとっていくことで同意した。

●ヘロイン密輸、タジキスタン・アフガニスタン国境で食い止められる:NNI
タジキスタンとアフガニスタンの国境で警備についているロシア軍が、18キロのヘロイン密輸を食い止めた。この地域では似たような事件が毎日のように起こっている。12月の時点では180キロ以上ものヘロインが押収されており、これは過去8年で最も大量であった。

●宗教的集会で反タリバン制裁について議論:NNI
Akora Khattakでイスラム教系政党の集会が行われ、アメリカの反タリバン政策に対抗する戦略協議が行われる予定。JUI党首の話によると、24近くのイスラム系団体の代表が出席を予定しており、その大部分がタリバンを支持している。またタリバンの代表団やアフガニスタンの宗教学者なども出席する予定。

●Bin Ladenが息子の結婚式に出席:AP
アラブ系の衛生放送で水曜日、前日行われた息子の結婚式に出席するBin Ladenの様子が放送された。息子(Mohammed Bin Laden)の結婚相手は、エジプト人のOsama支援者の娘で、名前は公表されていない。式にはアフガニスタン官僚も出席していた。

●サウジの反体制者がアフガニスタンに陣営を築いている :IRNA
信頼できる情報筋によると、Osama Bin Ladenと関係すると思われる軍隊が、アフガニスタン西部のHaratに訓練基地を築いている。この基地はBin Ladenをかくまう為にタリバンが彼に与えたものだと考えられ、300人ほどのアフガン、アラブ、チェチェンの軍団がいる。

●イランはアフガニスタン難民に対し再び40トンの物資を支援:IRNA
イランはタジキスタンとアフガニスタンとの国境の難民に対し、昨年12月に続き2度目の支援を行った。支援物資は小麦粉、砂糖、毛布、靴、石鹸など40トンに及ぶ。

●オーストラリアで虐待されるアフガニスタン人:Dawn
オーストラリアには非公認入国者の拘留所がいくつかある。違法な移民だと判明するものもいるが、大半は迫害から逃れてきた難民であり滞在を許される。その拘留所のなかで最も悪名高いのがWoomeraで、密入国者と難民を区別するのに度重なる暴力が使用され、前首相に”地獄”と形容されたほど。オーストラリアは国際的人権協定を犯しているとの声もある。

2001.1.11

●毎日200から250人のアフガン難民がパキスタンに到着 :NNI
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は平均200から250人のアフガン難民がパキスタンへ逃れてきていると発表した。彼等がやってくるキャンプの状況はひどく、出来るだけはやく設備の整った別のキャンプへ移送すべく努力されており、今週末までには18,000人全員が移ることになっている。

●国連は草をも食べざるを得ないアフガン難民に対する支援を促した:The News:jang
国連はパキスタンに流入している何千というアフガン難民に支援をするよう各国に促した。病気や栄養不足から複数の子供達が死亡しているが、正確な数は明らかにされていない。5歳以下の死亡率は1日あたり10,000人につき5.2人にもなっている。

●凍り付くような気温がアフガン難民の子供たち18人の命を奪う:NNI
Jalozaiにある難民キャンプでは、この3日間で18人の子供たちが寒さのため命をおとした。

●WHO,WFPはアフガニスタン支援を続行:NNI
WFO(世界保健機構)とWFP(World Food Program)はタリバンに対し支援の継続を約束した。

●WFP(The World Food Program)は60,000人のアフガン難民に食料を供給:IRNA
WFPはパキスタンにおける新たなアフガニスタン難民60,000人に対し食料の供給を行うと発表した

●カブールが3月の平和研究集会の主催都市に:Frontier Post
スイスがアフガニスタンのNGO”Co-ordination Bureau”との協力のもと、3月にカブールで平和のための研究集会を予定している。カブールでの開会はタリバンも了解しており、著名なアフガニスタンの学者や諸外国の専門家などが出席する予定。

●国境なき医師団、アフガニスタンの栄養状態調査を完了 :NNI
MSF(国境なき医師団)はアフガニスタンにおける栄養状態と死亡率に関する調査を終了した。
結果は危機的状況を示しており、5歳以下の死亡率は1日あたり10,000人のうち5.2人であった。

●世界がアフガン難民に背をむける:NNI
戦争と慢性的な干ばつに加え厳しい冬の寒さがアフガン難民を苦しめているが、一方で世界の彼等に対する同情はうすれつつある。タジキスタンとパキスタンは、国内事情から更なる難民
の受入を拒否。1992年は750万ドルだったイギリスのUNHCRへの寄付は、いまでは843,000ドルとなってしまった。こうした国際支援の欠如はアフガン難民にショックを与えている。

●Moin(国務大臣)はタリバンと重要事項を協議する予定:The News:jang

●イスラム教系団体が政府に対し、国連のタリバンに対する追加制裁の実行について警告:NNI

●Kandaharの看護学校が再開:Frontier Post
医療スタッフの不足が深刻となるなか、23年間閉校となっていたKandaharの看護学校が授業を再開した。現在男女100人の生徒22人の教師のもと、論理的、実務的授業を受けている。
授業はWHOが推奨する中級医療の標準カリキュラムで、3年間の学習後卒業となる。

●アフガニスタン司令官、Peshawarで殺害される :Frontier Post
前アフガニスタン首相に仕える司令官が絞殺された。犯人はまだ捕まっていない。


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