アフガニスタン最新ニュース
2月18日〜22日


2001.2.22
●国連、難民支援を集められず:AP
パキスタンJalozaiの難民キャンプで、少なくとも20人(ほとんどが子供)がこの2週間で死亡した。ここでは人々が命を維持するための食料や毛布の供給が止まっている。パキスタンは国際社会からの援助がなくなることを懸念して、新たな難民の受入を拒否するだけでなく、100,000人の難民の強制送還を国連に要求しており、難民達は食料などの不足だけでなく、Jalozaiのキャンプにいつまで居られるのかという不安も抱えている。

●タリバンがウサマの件で妥協の準備?:The Hindu Online
イギリスの新聞は、パキスタン国務大臣の発言として、経済制裁に苦しむタリバンはオサマ・ビン・ラデンの扱いについて妥協点をさぐるために協議することを望んでいると伝えた。

●インド・パキスタンのリーダーがカザフスタンでの協議を検討:Itar-Tass
カザフスタン外務相のIdrisovは、インドとパキスタンの代表がカザフスタンで会合を開く見込みがあると語った。両国が会談を望むなら、カザフスタンは準備に全面的に協力する意向を示している。

●パキスタンが100,000人のアフガン難民の送還を要求 :AFP

●パキスタンがアフガニスタンにおける”けし”の代替作物支援を促す:AFP
パキスタンは、もしケシにかわる作物栽培に対し支援が得られなければ、アフガニスタンの農民はケシ栽培を再開するだろうと警告している。

2001.2.21
●タリバンが反対派の大虐殺を告発:BBC
タリバンは、反対派がバーミヤン占領中に少なくとも120人の住民を殺害したと告発。この告発は、Human Rights WatchがYakawlangにおけるタリバンの大量虐殺を伝えた直後に発表された。これに対し反対派は、世界の注目をYakawlangの残虐行為からそらすためのタリバンの工作だと反論している。

●ロシアは引き続きアフガン問題解決に尽力:Itar-tass
国連安全保障理事会は、アフガニスタンが国連の決議に従う準備がないことを受け、近隣諸国に対し問題解決に向け建設的アプローチをとるよう要請した。これを受け、ロシア外務相はロシアが引き続き外交的努力をしていくことを発表した。

●米国はビン・ラデンを追って電波を徹底捜査:UPI
アメリカとビン・ラデンとの争いは周知の事実となり、彼の首には500万ドルもの報償金がかけられている。ビン・ラデンの兄弟であるHassanはLLC(66の通信衛星を持ち1750万本のコンピューターケーブルを扱っている会社)の責任者で、ゆえにビン・ラデンは最も優れた通信技術を持つテロリストと考えられている。それに対しアメリカは年間予算267万ドルを通信技術につぎ込んでおり、互いに最先端の諜報合戦が行なわれている。

●アフガニスタンの雪崩で8人死亡:IRNA
アフガニスタンのPanjsherとNejreb地区の間で雪崩が起こり、8人が死亡した。彼等は食料の運搬中であった。Pamjsherはタリバンにより協力な経済封鎖が行なわれている。

●アフガン精神を襲う飢餓と凍死との戦い:ABC

●国連が人道的救済の緊急性を再び呼びかける:IRIN-CA

●パキスタン政府がアフガン難民の死亡を懸念:XINHUA
パキスタンは、Jalozaiの一時キャンプが60,000を超える難民収容のため衛生状態が悪く疫病の発生の危険があることを示唆し、国連に対してパキスタンに難民を送りこむ代わりにアフガニスタン国内の難民キャンプに力をそそぐよう要求した。

●タリバンはRiyadhへのビン・ラデン引渡しを否定:South Nexus
タリバンは、彼等が裁判のためにビン・ラデンをサウジアラビアに引き渡す準備を始めたという報道を否定。その報道が事実無根で、イスラム首長国のビン・ラデンに対する方針は変わっていないことを強調した。

●証人がビン・ラデン暗殺計画を認める:UPI

●かつての支持者がビン・ラデン暗殺を計画:The NY Times
米国大使館爆破事件裁判の反対尋問において、米国政府側の証人がサウジアラビアの官僚にビン・ラデン暗殺計画を持ちかけていたと証言。しかし、彼はサウジアラビア人が信用できずに暗殺計画からおり、後にアメリカと暗殺計画について協議していたという。彼はかつてビン・ラデンのもとで活動していたが1996年に彼との関係を絶ち、米国に協力することで合意している。彼は更にアフガニスタンでの訓練や国連施設等の爆破計画があったことなどを証言した。

●逮捕者とビン・ラデンの関連を捜査:AP
最近逮捕された10人以上のイスラム過激派とヨーロッパで裁判中の24人の容疑者をめぐり、イギリス、フランス、ドイツ政府がビン・ラデン関与の有無について調査をおこなっている。
この動きは、各国におけるテロ行為の不安が広がっていることによるもの。

●タジキスタンはロシアを重要なパートナーと考える(大統領談):Itar-Tass
タジキスタンの大統領は、ロシアの国境警備隊がタジキスタン・アフガニスタン国境も守っていることから、ロシアは政策的に最も重要なパートナーだと語っている。

●中央アジアはロシア利益の範囲(大使談):Itar-Tass

●米国大統領がパキスタンにインドとの問題解決に向け対話をもつよう進言:IRNA
ブッシュ大統領は、パキスタン大統領にむけた文書の中で、インドとの問題解決に向けて対話の重要性を強調し、対話継続を促した。また、パキスタンのインド大地震に対する支援や、インド首相との電話での直接のやりとりに対しては、評価を示している。

●ブッシュがインド・パキスタンの対話を促す:Reuters

●アメリカは資源豊富なカザフスタンとの関係は最優先事項だと語る:Reuters
アメリカの駐カザフスタン大使は定例記者会見のなかで、カザフスタンに対し、石油資源の開発を進め市場に広く供給すること、地域の平和のため充分な準備をすることを促した。アメリカは地域の安定が石油輸出の安定につながるとして、カザフスタン・ウズベキスタン・キルギスタンに対し、国境警備強化のために援助を行なっている。

●国連がアフガニスタンの麻薬ストックを警告:IRNA
国連は、タリバンによるケシ栽培禁止による成果にも拘わらず、国内にはヨーロッパ市場の需要を3,4年満たす麻薬の在庫があると警告している。国連はタリバンに対し、栽培禁止の継続とともにこれらの在庫の没収を要請した。

●国連の麻薬委員会が警告:AP
●INCBはタリバンの阿片取締りを歓迎:AFP


2001.2.18
アヘン、タジキスタン国境で没収:BBC World Service
タジキスタン周辺のロシア国境警備隊は300キログラム以上のアヘンをアフガン国境の二ヶ所で衝突の後に没収した。両衝突とも密輸人との銃撃戦となったが、逮捕者は出ていない。タジキスタンはアフガニスタンからロシアと西へのルート上にあり、しばし薬物が没収されている。

●アフガン人、国連制裁とタリバンを非難:AFP
アフガンに対する国連制裁をアフガン国民は非難している。Heratでじゅうたん店を営んでいる男性は、名前を明かすと危険なため、名前は伏せているが、タリバンは都市やビジネスを動かす能力がないと非難している。
女性は働くことができず、新たな制裁でさらに生活は悪化し、食料と家庭用品以外を買う余裕はないという。彼の店の近くの床屋では、映画「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオのヘアスタイルに客の髪をカットした従業員が逮捕された。国連制裁はタリバン政府のみを対象にしているが、飛行機の飛行の禁止などは民間人にも大きな悪影響を与えており、国連に対して制裁を見なおすよう、彼は語った。

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