アフガニスタン最新ニュース
2月14日〜15日


2001.2.15
●共産主義時代の行方不明アフガニスタン人に死亡宣告:BBC
タリバンは、1978〜92年の共産主義統治下で行方不明となっていたアフガン国民に死亡を宣告した。これにより行方不明者の財産は遺族によって相続され、未亡人達は再婚の自由を得ることになる。共産主義時代の死亡者数の正確な数字は明らかにされていない。

●2月15日はアフガニスタンからソ連が撤退した記念日 :Itar-Tass
1989年にロシアがアフガニスタンから撤退し、2月15日で12年になる。10年に及ぶ戦争で15,000人のロシア人と100,000人のアフガニスタン人が死亡、何万人もの兵士が不自由な身体になって故郷に戻った。今日は様々な場所で記念行事が行なわれる予定。

●国連大使が”忘れ去られた”アフガニスタンを訪問:BBC
カブールの国連事務所閉鎖にともない、国連大使の大島氏が難民キャンプを訪問した。彼は難民キャンプの悲惨な状況を目の当たりにし、早急で大規模な支援が必要だと国連に報告すると語った。アフガニスタンは大島氏の訪問が支援につながることを期待している。

●国連の人道主義責任者”忘れられた”惨事の被害者を訪問 :Reuters

●国連はタリバンが大麻撲滅を推進していると語る:Reuters
国連麻薬取締計画南西アジア担当のFrahiは、1月31〜2月10日までアフガニスタンの主なケシの栽培地域を視察し、栽培がほとんど行なわれていないことを確認した。これはタリバンによるケシ栽培の禁止によるもの。しかし、唯一の換金作物であるケシの栽培禁止は国民から収入と仕事を奪っている。また皮肉なことに、唯一ケシの栽培が行なわれていたのは反タリバン派の地域であった。

●イランのRed Crescentが寒波にみまわれたアフガン難民を救援:IFRC
イランのRed CrescentからHeratの難民に対し、40トンの食料と500枚の毛布、250のテントが送られた。この地域では少なくとも150人が凍死している。

●アフガニスタンでの死刑執行に非難:BBC
昨年12月、反タリバン派兵士が闇討ちにあい死亡した事件で6人の容疑者が逮捕されていた。彼等は罪状に関する情報も与えられないまま裁判にかけられ死刑になった。逮捕から40時間以内のことである。これに対し政治犯救済国際委員会は非難を表明した。

●政治犯救済国際委員会(アフガニスタンのPanjshirにおける死刑執行):M2PRESSWIRE via COMTEX

●アフガニスタン問題の包括的解決の期は熟した:IRNA
”イランニュース”は社説の中で国連等国際機関に対し、タリバンを含むアフガニスタンの全武装グループと包括的解決に向け話し合いの機会を持つことを促している。またラバニ大統領が、国連のアナン事務総長に国連主催のタリバンとの話し合いに出席する旨を伝えたことを評価した。しかし事態は、これらの動きに対しタリバンがどう反応するかにかかっている。この点において社説では、パキスタンだけがタリバンを説得できるとし、パキスタンに対してタリバンに働きかけるよう促している。

●バーミヤンが反タリバン派の手中おちる:The news:jang

●アフガン実業家、故郷に投資するため零落から復活:The news:jang
Alhaj Mohammmad Omer Mumtazが、危険も顧みず不安定な国家に投資するためアフガニスタンに戻ってきた。彼はかつてアフガニスタンのトップに立つ実業家であったが、1978年に共産主義者に事業を取り上げられ、国外追放されていた。彼は私立銀行を設立し、カブールに本店、米・英・仏・独・スイス・パキスタンにも支店を出す予定。タリバン、国連ともに国内初の私立銀行を承認しており当面障害となるものはない様子。彼の銀行は、他の裕福なアフガニスタン人に母国再建の為の投資を煽動することになるであろう。

●中国が”南方シルクロード”ツアーを開設:XINHUA
中国南西の旅行会社数社が”南方の遺跡”をたどるシルクロードツアーを開設した。これらの地域は多くの歴史的遺跡を見られることから、観光客が増えてきている。

2001.2.14

●国連はタリバンとの対話続行に自信:AFP
アメリカ政府がタリバンにNY事務所の閉鎖を要求したことを受け、タリバンはカブールのUNSMA(UN Special Mission for Afghanistan)事務所の閉鎖を要求してきた。しかし、国連の広報Eckhadは、カブールのUNSNMA事務所閉鎖は国連スタッフのアフガニスタンでの活動を妨げるものではないとし、またタリバンと国連との対話も継続されるであろうという見方を示している。

●国連はタリバンからの在カブール事務所閉鎖要求を承認 :XINHUA

●タリバンは在米国事務所を閉鎖、しかし官僚はいまだNYに:Reuters
タリバンは水曜日、米国の要求に応じてNY事務所を閉鎖した。しかし、アフガニスタンと国連との対話の為の人材の在米は許可される見通し。この動きに連動して、タリバンは国連のカブール事務所の閉鎖を要求している。

●タリバンの麻薬の波が小さな権力によって吹き荒れる:The Guardian

●インドによる病院が反タリバン派を看護:AFP
Indian Express紙が伝えるところによると、インド軍医療部隊による病院がタジキスタンにあり反対タリバン派である北部同盟の兵士の治療を行なっている。このような病院はアフガニスタン内外に存在するという。インドはイスラム原理主義のタリバンに強く反対している。

●ほとんどのイラク、アフガニスタン人がビザを取得:The Age
オーストラリアではイランとアフガニスタンからの亡命希望者の殆どが、ビザの取得に成功していることが移民局によって明らかになった。2000年度、ボートなどで違法に入国したアフガニスタン人640人のうち614人が難民として受け入れられ、同じくイラク人491人中382人が入国を許可された。これは亡命希望者の85%〜95%という数字。これに対しイランやインドネシアからの亡命希望者の許可率は10%〜15%。この原因をMonash大学のBirrell教授は、オーストラリアの外交関係の欠落により、亡命希望者を本国へ送還することができないからだと指摘している。

●キルギスタンは過激派の大軍の恐怖にさらされている :Reuters
イスラム過激主義派がキルギスタン、ウズベキスタンに侵攻しようと2年に渡って戦いつづけているが、この戦いは今年はさらに大規模になるだろうとキルギスタンの将軍が警告している。これに対し国際反テロリズムセンターがタジキスタンに設置されている。イスラム過激派はタリバンの援護のもとタジキスタンに本拠を置いていると考えられているが、タジキスタンは否定。キルギスタン他、旧ソ連領の中央アジア国家は、アフガニスタンからの麻薬密輸ルートにあたり、各国の大統領は国家の安全にかかわるとして彼等の動きに脅威を抱いている。

●ビン・ラデンが米国でジェット機を購入したと証人が発言 :Reuters
1998年のアフリカの米国大使館爆破の4人の容疑者(ウサマの支持者)裁判で、飛行インストラクターのAl-Ridiは、サウジ反体制者がスティンガーミサイル輸送に使用する目的で米国でジェット機を購入するのにウサマ・ビン・ラデンが助力したと証言した。この告発はウサマ等がタンザニアとケニアの米国大使館爆破事件に関係していることを示唆している。

●タリバンが重要地域を失う:BBC
タリバンの占領下にあったバーミヤンが陥落し、反タリバン派の手中に入った。この地域は首都カブールや北方のMazar-Sharifへつながる幹線沿いにある重要地点。タリバンは陥落を認め、市外に撤退した。この戦いでタリバン側は数十人の兵を失ったと言われているが、反対派に死者はいない模様。今回の反対派による巻き返しは、ここ数ヶ月で最大のものとなった。

●タリバン、バーミヤンの陥落を認める:IRNA

●タリバンは重要地域を失うが、取り返しに必死:Reuters

●タリバン、バーミヤン陥落を認める:The news:jang

●タリバン、重要地域の陥落を認める:AFP

●反タリバン派、バーミヤンの占領を確証:The news:jang

●タリバンはカブールの国連事務局の閉鎖を要求:IRNA

●タリバンは国連事務局を閉鎖:BBC

●タリバンはカブールの国連事務局の閉鎖を要求:AFP

●タリバンはカブールの国連事務局の閉鎖を要求:The news:jang

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