アフガニスタン最新ニュース
2月10日〜11日


2001.2.11
●タリバン、アメリカに懇願:BBC
タリバンはアメリカから引渡を要求されているウサマについて、国連と共に問題を解決するための提案を考えている、という。
この動きは、アメリカがアメリカ国内唯一のタリバンのニューヨーク事務所を閉鎖するよう命じたことから来ている。具体的な提案内容は明らかにされていない。

●アメリカのアフガンのアヘンに関する調査:San Francisco Chronicle
アメリカ政府と国連反麻薬組織は、タリバンによって支配されている地域におけるアヘンが急激に減少していると発表した。しかし、アメリカ政府は、アヘンが減少の流れにあると断定するには早すぎると警告した。減少の背景には、干ばつや国際的麻薬売買人による金銭的問題があるという推測もある。

●20、000人が西アフガンキャンプに:AFP
アフガニスタンの干ばつのため、20,000人以上がアフガン西部の
難民キャンプに押し寄せている。この辺りでは、1月以来約70人が
死亡しており、80,000人以上の難民がキャンプ周辺にいる。国連の医師団は、先週20人以上が死亡したと語った。多くの難民が日々キャンプに流れており、300、000人が危機に瀕している。

●国連、アフガンの航空会社をブロック:BBC
国連はアフガンの国営航空会社Ariana社のパキスタンへの国際便を禁止した。テロリスト・ウサマに引渡拒否に対する国連制裁の一つであり、Arianaは国際便を拒否されている。Arianaの最近の飛行機事故には、1998年3月のボーイング727の事故(45名死亡)、 1998年1月の80名死亡事故、1997年8月の総理大臣Abdul Rahim Ghaforzaiが亡くなった事故などがある。

●タリバン、国連に対して報復:BBC World Service
アフガニスタンのタリバン政権は、もしもニューヨークの事務所が閉鎖されるようであれば、アメリカ政府がアフガン政府を脅すように、アフガンも報復行為にでると語っている。アメリカ政府は、ウサマの引渡に関する制裁を国連が強めたために、ニューヨークのタリバン事務所を閉鎖することを決定した。

●カブールの爆弾事件で4人が負傷:AP
アフガニスタンの首都カブールで、政府のビルの外側で爆発事件が発生し、4人が負傷した。今回の爆弾事件でいずれのグループも声明を発表していないが、タリバン政府は、反タリバンの北部同盟によるものと非難している。しかし、北部同盟それを否定。

●アフガンの紛争消滅の可能性
アフガニスタンの反タリバン派は国連に対して、タリバンとの戦争を止め、国連による和平会談に応じると語った。リーダーProf Rabbani は、国連職員Kama Hosainによる両サイドへの和平会談の提案に対しこの申し出をした。

●ロシアの緊急支援
ロシアの人道支援団体は金曜日、タジキスタンとアフガニスタン
国境のPyandzh 川の難民キャンプに、テント、毛布、油、砂糖、
小麦粉、70トンなどを緊急支援として送った。反タリバン派は、難民はタリバンの虐殺や暴力から生じていると非難している。

●アフガンへの支援は手遅れ:AFP
国際支援が先週アフガンに到着したが、多くの子供が死亡しているため、手遅れであった。80,000人以上がHerat周辺に押し寄せており、600,000人が2000年半ばからの干ばつと内紛のために亡くなっている。
パキスタン、日本、スイス、カナダなどが支援を行っているが、一番の注目はやはりアメリカの支援である。



2001.2.10
●タリバンは過激ではなくなる:AFP
タリバンは過激でなくなってきており、国際社会もその事実を受け入れるべきだ、とパキスタン軍支配者は語った。タリバンはテロリズム、宗教過激派に対して反対しており、女性に教育を受けさせる準備もあるという。

●アメリカ、アフガンに空爆をする可能性あり:Dawn
アメリカはウサマを引き渡させるために、アフガンに対して空爆をしかける可能性があることを示唆した。アメリカ政府は、アフガンの民間人の現状に対して遺憾の意を表明しており、支援を行っているが、ウサマの引渡に関しては強行手段にでる可能性もあるという。彼を第三国で裁くということに対してもアメリカ政府は反対している。

●アフガンの現状悪化:Agence France-Presse
アフガンの現状は悪化しており、紛争や干ばつのため死者の数は増加している、と国連は警告している。1980年代のアフガン戦争以来最悪の状況で、およそ1200万人が干ばつの影響を受けている。国連が要求している2億2900万ドルの内、73万ドルだけが現在までに集まった。

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