アフガニスタン最新ニュース
1月31日〜2月1日


2001.2.1
●タリバンの大軍が中央アフガニスタンの町攻撃を計画:AFP
タリバンはYakawlangの中心部を奪回するため反対派を攻撃する準備をしている。この山岳地帯は先月反対派によって占拠された。反対派もこの動きに対し、反撃の準備を行なっているという。

●ロシアやその他の国々はアフガニスタンにおける流血の惨事を終わらせることが出来る:Itar-Tass
「国連の決議のもとロシアや他の国々がタリバンに対して行なっている努力は、アフガニスタンに平和をもたらすだろう」と在ロシアのアフガン大使は語っている。

●パキスタン政府はアフガン難民の悲劇を否定:AFP
パキスタンのMusharrafは国連に対し押し寄せるアフガン難民を食い止める手助けを要請した。昨年の国境閉鎖以来、パキスタンでは入国の際警察官によるチェックが行なわれ、許可証を持っていなければ入国できないシステムになっている。その為、現在入国しているアフガニスタン人は仕事や個人的な理由によるもので難民ではないとその悲惨さを否定した。

●Jalozaiの難民は表現方法がないくらい苦しんでいる :IRIN-CA
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のパキスタン代表であるUtkanは、Jalozaiの難民一時キャンプについて、「自分の今までの経験のなかで最も衝撃的な状況であった」とその悲惨さを伝えた。Jalozaiでは難民はポールの上に張られたビニールシートの下で、何の暖房器具もなく暮らしている。UNHCRは2週間前により良い設備の整ったShamshatooのキャンプに60,000人の難民を移したが、Jalozaiはすでに新しい難民で溢れかえっている。

●アフガニスタンの子供達は、凍りつくような寒さの危機に瀕している:Reuters
UNICEF(The United Nations Children's Fund)は、アフガニスタンの子供たちは厳しい寒さの中危機的状況にある、と伝えている。寒さからすでに110人以上の人々が死亡しているが、そのほとんどが子供や女性である。NGOや国連からかなりの支援が送られているが、まったく足りていないのが現状。

●どんな子供も凍死させてはならないUNICEF Afghanistan :OCHA
UNICEFは、アフガン難民の子供たちが厳しい寒さから危機的状況にあることをうけ、今月の最優先課題として難民キャンプの死亡率の減少を掲げ、子供の服や靴、ストーブなどの追加供給を決めた。また2月から4月にかけて、ワクチンや水、衛生設備、補助食品等の供給を続ける他、助産器具や女性のヘルスケア、栄養学者なども送りこまれることになっている。

●コール爆破容疑者はアメリカで裁かれるだろう:AP
イエメンは、米海軍駆逐艦コール爆破の容疑者が少なくともあと3人逃亡中で国外にいると考えられると発表した。これらの容疑者に関し、イエメンとアメリカの間では、イエメン国外でアメリカによって逮捕された容疑者はアメリカの裁判を受けるということで合意している。しかしイエメンはすでに捕らえられている6人の容疑者についてはアメリカ側に引き渡すことを拒否した。

●カブールに爆発の衝撃:The News:jang
アフガニスタンの首都カブールで2度にわたり爆破があった。この爆破による死者はおらず、被害も少なかった様子。いずれの爆破も教育省、外務相と政府機関の近くで起こっている。タリバンはこの事件を北部同盟によるものとして、非難した。

●ロシアがパキスタンにタリバンをなだめるよう促す:The news:jang
ロシア外務大臣代理のLosykovは在モスクワのパキスタン大使と会談し、パキスタンの影響力を駆使して、タリバンに国の統治に関する姿勢を変えるよう説得するように促した。

●アフガニスタン難民の本国送還目標がまもなく決定:The News:jang
TRC(パキスタン、アフガニスタン、国連難民高等弁務官事務所による本国送還委員会)の会合が数週間以内に行なわれる予定。その会合で今年度のアフガン難民の本国送還目標が設定される。前年は100,000人の目標に対し75,967人の達成にとどまった。その理由は、唯一の換金作物である”けし”の栽培禁止により収入が確実に減少すること、病院や学校が利用できないこと、地雷の危険があること等があげられる。

●Musharrafがアフガン難民の大量流入を懸念:XINHUA
パキスタンの将軍MusharrafはUNDP(United Nations Development Program)のYucerと会談し、大量に流入しているアフガニスタン難民によって重大な状況が引き起こされていると語った。又、その事態を解決する為に、アフガニスタン難民が自国内で社会復帰できるよう支援することを国連に要請した。

●アフガニスタン交戦の被害者に支援団体が物資供給 :Itar-Tass
UN World Food ProgrammeとUNHCR、英・仏の人道的支援団体が、タジキスタンとアフガニスタン国境の難民に対し食料、服、薬品の供給を開始した。又、この地区には数日以内にロシアからも200トンの食料と毛布、テントなどが送られることになっている。この支援活動はこの地区の警備をしているロシア軍によって警備されている。


2001.1.26
●Masood は反タリバン体制に対する協力をアメリカに要請 :DAWN
反タリバンの北部同盟代表は、中東研究所の協力のもと行なわれた講演で、アメリカに対し協力を要請した。要請内容はパキスタンに働きかけタリバンに対する軍事支援を止めさせること、及びワシントンにおけるアフガニスタン大使館の活動を認めることの2点。また、タリバンは国内の95%を掌握していると言われているが実際には60-65%であり、現アフガニスタン政府がタリバンに従っているのはその人気のせいではなく、彼等を恐れているからだと語った。

●タリバンはパキスタンと協同でのガスパイプライン事業着手に積極的: PPI
タリバンはアフガニスタンの経済復興につながる事業に積極的にのりだす姿勢を示し、その為には(イスラム国家が望ましいが)外資の受入もいとわないと発表した。すでに中国系会社と通信及び水力発電の事業に乗り出しており、道路建設の計画もある。また、トルクメニスタン・パキスタンと合同での20億ドルのガスパイプライン計画に興味を示している。

●アフガニスタンのへラットで寒さの為難民が死亡:OCHA
ヘラットのキャンプで1月29日から30日にかけて、夜の厳しい寒さから110人を超える難民が死亡した。この地方は夜には−25℃にもなり、日中でも−16℃までしか気温が上昇しない。
この寒さで救済にあたるスタッフの車のエンジンも凍り、キャンプへ向かうのに支障が出ている。

●厳しい寒さから110人のアフガン難民が一晩で死亡:AP

●寒波のためアフガン難民が死亡:BBC

●アフガン難民の状況は益々悪化:DAWN

●パキスタン内務大臣、カブール訪問を延期:IRNA
パキスタン内務大臣のHaiderは大雪でカブール空港が閉鎖されたためアフガニスタン訪問を延期した。この訪問でタリバンの内務大臣、外務大臣及びリーダーのOmarと2日間にわたる会談が予定されていた。

●イエメンはビン・ラデンとコールの関係を否定:AP
イエメンの内務大臣は、アメリカのコール爆破とビン・ラデンとの関係について今のところ何の証拠も見つかっていないと語った。アメリカが関係者の裁判を自国で行なうことを希望していることに対しては拒否したが、イエメンは自国及びアメリカが納得のいく方法を取りたいと言っている。

●タリバンは”けし”栽培を禁止:BBC
タリバンは昨年夏”けし”栽培の完全禁止を宣言した。アフガニスタンは、けしを原料とするアヘンの世界生産料の4分の3を占める。この禁止令を受けてアヘンの価格は1年前の6倍になった。タリバンは生産禁止令は永久的なものだと主張しているが、専門家のなかには価格高騰を狙った一時的なものとの見方もある。国連はこの件に関し来月早々に調査を行ない禁止令が正しく実行されていれば、生産する農作物の切り替えに協力していく準備をしている。

●国連はタリバン官僚に狙いを定める:BBC
国連は、海外の資産差し押さえ対象となるタリバン官僚のリストを作成したが多くの間違いが見つかった。役職のミスや、タリバンによって反対派に加担した罪で投獄されている者、すでに死亡した者まで含まれていた。また、軍事的通商禁止についてはタリバンの支援者であるパキスタンとの国境地帯が広いことから、更に実行が難しいと考えられている。

●制裁はアフガニスタンに何をもたらすのか:The Japan Times

●イギリスの難民収容所を酷評する報道:AP
ホームレスの弁護団体による報告書は、イギリスでの難民の扱いのひどさを伝えている。人々は不衛生で寄生虫がはびこるような収容所に詰めこまれているという。これに対し政府は、収容所を監視する新しい機関の働きを無視する報告だと反論した。この機関のもと、ロンドン周辺154の収容所に309人の難民が生活しているという。イギリスでは1999年に71,100件の亡命申請書が提出された。その多くはユーゴスラビア、ソマリア、スリランカ、アフガニスタン、旧ソ連、トルコ、中国、パキスタンからのものであるという。

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