アフガニスタン最新ニュース
1月24日〜25日


2001.1.25
ウズベキスタンは反逆者発見の為パキスタンに支援を要請:AP
ウズベキスタンの外務相Kamilovは、イスラム系反逆者の発見につきパキスタンに協力を要請した。その人数は30〜35人で、彼等はタリバンの保護のもとアフガニスタンに在住しているものと考えられている。パキスタン内務大臣のHaiderは、来週アフガニスタン訪問を予定しており、その際にウズベキスタン政府が作成した容疑者リストを手渡すことになった。

●タリバンの撤退地区から集団墓地発見:ExpressIndia.com
北部同盟がタリバンから奪回したTakharで、3つの集団墓地が発見され、70の遺体が確認された。以前から国連はYakawlang地区においてタリバンが100人以上の住民を処刑したと訴えていたが、タリバンはこれを否定している。

●タリバンは大量殺戮の報道を否定:AFP
タリバンはTakaharで発見された集団墓地の存在を否定した。タリバン側は住民の殺害はイスラム首長国の主義ではなく、仮にそれが兵士だとしたら埋葬などしないと反論し、この報道は北部同盟による陰謀だと主張した。

●タリバンはカブールを脱出するアフガニスタン人を足止め :AP
難民問題はアフガニスタン、パキスタン両国の悲劇となっているとして、タリバンはパキスタン行きのバスに乗るアフガニスタン人をバスから降ろすなどの政策にでた。国民に対しパキスタンと協議し問題解決の糸口をつかむまでカブールに留まるよう呼びかけている。

●パキスタンは数百人のアフガン難民を追放:Reuters
パキスタンは国内の未登録難民数百人をアフガニスタンに送還した。パキスタンは昨年12月に国境を閉鎖しているが、国境地帯には30万人以上の未登録難民がいると言われている。

●WHOはパキスタンのポリオ対策を強化:AFP
WHO(世界保健機構)はパキスタンのポリオ撲滅に向け対策を強化すると発表した。パキスタンは今だにポリオで苦しむ世界20カ国の1つ。WHOは難民キャンプのアフガニスタンの子供全員に対して予防接種を行なう予定。

●国連の制裁はアフガニスタン国民の購買力を半減させた :Deutsche Presse Agentur
在パキスタンのタリバン大使であるZaeefは、今月からタリバンに課せられた国連の追加制裁の影響で、物価が20%上昇し、国民の購買力は49%縮小したと語っている。

●パキスタンのイスラム主義者は制裁終結に向け日本の協力を要請:AFP
パキスタンのイスラム系団体は日本に対し、アフガン制裁終結に向け国連に働きかけるよう協力を要請した。これに対し日本は、アフガニスタンの人道的問題に付いては支援するが、国連のメンバーとしてその決定には従うとしている。また日本はアフガニスタンに対し過去10年間に4億ドルの人道的支援をしており、今後も毎年1千万ドルの支援を予定していると発表した。

タリバンは冬季の防衛対策を計画:Frontier Post
タリバンは国内全土の統一を見据えて、北部同盟の攻撃に対する大規模な防衛策を計画している。

●パキスタンは制裁下のアフガニスタンに対する大規模な国際支援を要請:TheNews:jang
パキスタンは、アフガニスタン国民と在パキスタンの難民に対する更なる国際的支援を要請した。この要請は外務省長官のHaqによってUNHCR(難民高等弁務官事務所)のLuddersとICRC(国際赤十字委員会)のKellenbergerとの個別会談で行なわれた。

●アナン事務総長の使節とラバニ大統領が危機打開にむけ会談:Frontier Post

●ブッシュ政権は対アフガニスタン政策の決定に着手 :Frontier Post

●5万人のアフガン難民がパキスタンに到着(UNHCR発表) :The News:jang
国連難民高等弁務官事務所は、この10日間で5万人以上アフガン難民がパキスタンに到着したと発表した。その数は先週の3倍となっている。 

●アフガニスタンはテロリズムの温床:Frontier Post

●政治犯救済国際委員会が国際裁判所の開設にむけアメリカに支援を要請:Frontier Post
Amnasty International(政治犯救済国際委員会)は、アフガニスタンで戦争に加担している全ての団体による虐殺を調査するために国際裁判所の開設を目指しており、ブッシュ政権に対して協力を要請した。大虐殺の例としては、昨年12月、Yakawlangで100人〜300人の国民がタリバンにより殺害されたと言われている。

●Fazlurがアフガン制裁実行は厳しい状況を呼ぶと政府に警告 :The News:jang
JUI-FのFazlurは、パキスタン政府に対しアフガニスタン制裁実行のいかなる試みも、強い反発を受けるだろうと警告した。また、自国に利益を守るために十分な準備をするよう促した。

●制裁にも拘わらず、湾岸国ではアフガニスタン大使館が存続:Frontier Post
国連による追加制裁が実行に移されたにも拘わらず、アラブ首長国連邦とサウジアラビアでは人員の削減こそあれ、アフガニスタン大使館が存続している。両国とパキスタンはタリバン政権を認めている唯一の国である。

●インドと英国はタリバンに対する国連制裁の実行を誓う :Frontier Post
インドとイギリスはアフガニスタンに対する制裁の実行を誓約した。両国は先に行なわれた会談で国際テロリズムと麻薬流通に関して協力しあう姿勢を確認しあっている。

●Zahir ShahがLoya Jirgaへの支持を求める:Frontier Post
アフガニスタンの前君主であるZahir Shah(イタリアに亡命中)は国連と近隣諸国、イスラム協議会に対し、Loya Jirga(国家レベルの部族長会議)を支持するよう要請した。Zahirは6ケ月以内のLoya Jirga開催に向けて準備を進めている。

●ウズベキスタンの外務相がアフガン問題協議のため本日到着:The News:jang
ウズベキスタンの外務大臣Kamilovが、アフガン問題等を協議するために2日間の予定でイスラマバードに到着した。Kamilovはこれに加え、イスラマバードにおいて、イスラム系過激派についてタリバン官僚と会談することを希望している。

●ウズベキスタンがタリバンとの会談を予定:BBC

●RAWAが難民キャンプを訪問:Frontier Post
RAWA(Revolutionary Association of the Women of Afghanistan)のヘルスケアチームがAkora Khattakの難民キャンプを訪れ、病気の子供や女性の診療をし、薬の配布を行なった。RAWAによれば、医療キャンプには難民が殺到し、500人以上の患者の診療が行なわれた。

●カブールでタイタニックのヘアスタイルが取締り対象に :BBC
アフガニスタンで、客をタイタニックのデカプリオ風の髪型にカットした美容師がタリバンにより逮捕された。逮捕された美容師はカブール中で28人にのぼる。理由は反イスラムの西側諸国のヘアスタイルを広めたことだという。

●タリバンが美容師を投獄:AP


2001.1.24
反タリバン勢力がいくつかの村を掌握:AP
反タリバン勢力が、タリバン軍を圧倒していくつかの村を占拠したと発表した。これに対しタリバンは、この発表は兵士の士気を高める為の作り話で前線に大きな変化はないと否定している。

●反タリバン勢力アフガニスタン北方でタリバンを攻撃:AFP

●反タリバン勢力アフガニスタン北方でタリバンを攻撃:The news:jang

●タリバンと反対派がカブール近郊で砲撃戦:Frontier Post
23日火曜日、タリバンと反対勢力がアフガニスタン北方のKhwajagharで砲撃戦を行った。交戦はまだ続いており両陣営から死者で出ているが、その数は明らかになっていない。この場所は首都カブールとParwan地方とを結ぶ幹線道路となっている。

●反対勢力は100人のタリバン兵士を殺害したと発表 :Frontier Post
反タリバン勢力である北部同盟は今回の交戦で100人のタリバン兵士を殺害し、大量の弾薬を奪ったと発表。またYakawlang地方を奪回したと伝えた。これに対しタリバン側は、Yakawlangの喪失は認めたものの、兵士の死亡については認めなかった。

●タリバンは暴動を警戒(Frontier Post紙):IRNA
Frontier Post紙によると、タリバンは北部同盟の反乱を警戒し、国境地帯の出入国ポイントの警備を強化している。

●タリバンは国民の惨状に終止符をうてる(US談) :Frontier Post
アメリカ当局の政策を受け、VOAは社説でタリバンは国民の悲劇を終わらせることができると語った。現在タリバンはアフガン内戦の政治的解決策を求めるのではなく、武力での解決を模索し、また人々から権利、特に女性から基本的人権を剥奪している。タリバンが国連の政策(話し合いによる内紛の平和的解決、国民の権利の尊重)を受け入れることで、事態は解決に向かうと伝えた。

●Loya Jirga(国家レベルの部族長会議)、半年以内にアフガニスタンで開催を予定:IRNA
Loya Jirgaがアフガニスタンで半年以内に開催される予定。これに対し、タリバンは現在の状況下では無理とコメントし、またアメリカは協力する意志を発表している。Loya Jirgaは国内の問題を解決するための伝統的なアフガニスタンの組織で、前回は1980年代半ば、共産主義のDr.Najibullahの治世に開催された。しかし多くのアフガニスタン団体は、Loya Jirgaは国民の代表組織ではないと否定的な見方をしている。

●国連大使とアフガニスタン大統領が平和の為の会議を予定 :Itar-Tass
国連のアナン事務総長の特別大使であるVendrellとアフガニスタンのラバニ大統領が本日会談する予定。両者はアフガニスタンの政治的、軍事的状況や平和への糸口を模索して協議することになっている。Vendrellは昨年、Talibanや北部同盟と数回対談したが、平和的解決への主導権を握ることはできなかった。

●ウズベキスタンとパキスタンがアフガニスタンの平和について協議:The News:jang
ウズベキスタンの外務相Kamilovとパキスタンは、アフガニスタンの戦争終結を模索して木曜日から2日間の予定で会談を行う予定。

●国連は戦争続行に加担している(タリバン談):Frontier Post
タリバンは、国連はアフガンスタンを廃墟とした反勢力を今だに支援しつづけており、これは国連の信頼を損ねるものだと語った。タリバンは国土の95%を掌握しており、国民も支持している。国連はこの事実を認識し、対アフガン政策を見直すべきだとも言っている。

●WFPのアフガニスタン食料庫は4月までに底をつく:IRNA
WFP(World Food Programme)はアフガニスタンの為の食料庫は4月までに底をつくだろうと発表した。WFPは現在、10万を超えるアフガン難民の需要に追いつこうと食料の配給を促進しており、今後1年間この活動を継続するには172,000トンの食料が必要だとしている。

●更なるアフガン難民の一団がShirazから本国送還:IRNA

●タリバンはウサマの問題について話し合う準備ができている:The News:jang
タリバン政府は、オサマの件も含め全ての問題の最善の解決策は対話にあり、ワシントン他全ての団体と話し合う準備ができているとの声明を出した。しかしこの動きはブッシュ新政権の信頼を得ようとするものだとする見方もある。

●ウサマ問題に関してアメリカに協力はしない(Moinuddin談):Frontier Post
パキスタン国務大臣であるMoinuddinは、パキスタンはウサマ問題について断固としてアメリカに協力しないと語った。ウサマの件はアメリカとアフガニスタンの間の問題であり、パキスタンは関係ないとの立場を明らかにしている。

●タリバン、アフガニスタンでのボクシングに規制を設ける :BBC
タリバンは国内のボクサー全員に、お互いの頭や顔を殴ることを規制した。イスラムの法に反するというのが理由で、ボクシングの国際ルールが決まって以来独自の規制をかけた政府は初めて。

●嘆かわしい代理戦争、国家統一がアフガニスタンにとって最善の解決策:Frontier Post
AWC(Afghan Women Council)主催のセミナーでHRCP(Human Rights Commission of Pakistan)の議長であるKhattakは演説を行い、アフガニスタンで行われている戦争は代理戦争であり、あらゆる種類の外国の介入を排除する必要があると述べた。また、AWC議長のGialaniは、平和と国家統一そして女性の意識向上に尽力するAWCの役割を強調し、またアフガン女性に対し、物乞いをする代わりに生活の為に尊厳ある仕事を続けることを促した。このセミナーはAWCの月刊誌”Zan-i-Afghan”の創刊7周年記念で催され、他の団体の代表者達や報道機関、AWCのメンバーなどが参加した。


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