アフガニスタン最新ニュース
12月27日〜28日


2000.12.28

●アフガニスタンへのロシア軍投入は政治的過ち:IRNA
Boris Gromor将軍は、1979年11月にソビエト軍をアフガニスタンに送ったことは、政治的にも軍事的にも大きな失敗だったと発表した。アフガニスタンは経済的、政治的に支援されるべきだったとし、今後ロシアはこの失敗を償うべく努力していく姿勢を示した。
 
●Kharraziはロシアがアフガニスタン問題に更に貢献するよう促している:IRNA
イラン外務大臣Kharraziはロシア国防大臣との会談で、タジキスタンを含む地域問題におけるイランとロシアの協力をさし、このような協力はアフガニスタン問題などの解決にも繋がるという考えを語った。またロシア側は、イラン大統領をロシアに招く準備があり、両国の協力は地域の安全と平和の回復の為に、長く継続させる必要性を強調した。

●ロシア国防大臣はイラン訪問の成果に満足している :Itar-Tass
ロシアとイランは軍事的分野における幅広い問題についての協力体制を確認しあった。この会談についてロシア国防大臣は、短かったが充実した訪問だったと、その成果を評価している。 

●イスラム兵士軍はイギリスで訓練されている:Itar-Tass
最も急進的イスラム組織の1つとされている”AL MUHAJIRUN”のリーダーであるSheih Omar Bakrlは、チェチェンやカシミール、アフガニスタンでの聖戦(ジハード)を続けるために600から700の兵士をイギリスで訓練していると発表した。彼等の募集事務所はロンドンやバーミンガムなどの都市にあり、そこからパキスタンやアフガニスタンの陣営に送られると”The Times”は伝えている。


2000.12.27

●タリバンのリーダーはEid祭の演説の中で異教徒を非難 :AFP
タリバンのリーダーMulla Mohammad Omarは(Eidの祭りの)演説の中で、アメリカやロシアはイスラム世界を抹消しようとする異教徒だと非難した。また副首相のKabirは追加制裁は神がアフガニスタン国民に与えた試練だと語った。

●断食月明けの祭り(EID祭)も飢えたアフガニスタン国民には喜びをもたらさない:AFP
破壊されたカブールの街では、断食月明けの祭り(イード・アル=フィトル)の華やかさは過去のものとなっている。人々はお祝いの伝統的なクッキーなどはもちろんのこと、主食さえも手に入れることが出来ない。カブールでは住民の4分の1が外国の援助で生活し、物乞いの数は全体の40%にものぼる。

●反タリバン勢力、14人のタリバン派捕虜を解放する:AFP
先週、タリバンが反対勢力の捕虜を131人解放したことを受け、反対勢力側もタリバンの捕虜を14人釈放した。双方合わせた捕虜の数は数千にものぼると見られている。

●タリバンへの制裁はパキスタンにも同時に行うべき:The Sydney Morning Herald
オーストラリア国立大学教授のAmin Saikalは、パキスタンがタリバンに軍事支援していることを理由に、今回の制裁は国際テロの抑制には繋がらないとの見解を示した。当初からタリバンはサウジアラビアやアラブ首長国連邦から経済的支援を受けており、この3国はタリバンをアフガニスタン政府として認めている。パキスタンはタリバンに対する直接的な軍事支援は否定しているが、その他の支援は認めており、これは国家の安全上必須だとしている。

●5人の子供が窒息死 : Dawn
5人の子供が月曜から火曜の夜にかけガス中毒で死亡した。Nasil家族は前日借家に引越し、翌日姿が見えないことから隣家の住民が扉を破って入ると、Nasilと妻、6人の子供が倒れていた。家族は病院へ運ばれたが5人の子供は死亡。両親と残る1人の子供は意識不明の重体。

●アフガニスタンのならず者が中央アジアを脅かしている :The News:Jang 
ロシアの外交官Peshkovは外務相次官とタジキスタン官僚との会談後、麻薬密売人とイスラム過激派がアフガニスタンを中央アジアの脅威にしていると語った。またこのアフガニスタン問題が中央アジアで最大の課題だとの見解も示した。

●”制裁はロシアの陰謀”とタリバンは言う:Frontier Post
タリバンは、国連による追加制裁はロシアによる陰謀で、ロシアはかつてのアフガニスタンにおける残虐行為を隠し、敗北に対する報復としてこのような行動にでているのだと主張した。

●ロシアはイランとの武器通商は協定違反ではないと主張 :Reuters
ロシアの国防大臣はイランに対する武器輸出は国際協定にふれるものではなく、また輸出されているのは全てソビエト時代の自衛的武器で第3国を脅威にさらすような物ではないと語った。
アメリカは、イランは核を使用した武器の開発に積極的で、テロ団体にも協力的であることからロシアの行動に懸念を示している。ロシアは、原油価格の高騰から今年度100億ドル上回る国家予算を持つイランの潜在的武器市場から利益を得ようとしているとの見方もある。

●ロシア軍兵士がタジキスタン・アフガニスタン国境で負傷:Itar-Tass
タジキスタンとアフガニスタンの国境警備にあたっていたロシア人兵士がタジキスタン領内から発射されたミサイルによって負傷した。攻撃は、11月17日にロシアの国境警備が3人の麻薬密輸者を殺害し、183キロのヘロインを押収してから3度目になり、数百万ドルに及ぶ損害に対する報復だと考えられる。

●ミイラの故郷は依然として謎だと専門家はいう:The News:jang
前考古学大臣のShaikh Khurshid Hasanは、Kharanの古い家で発見され現在国立博物館に保管されているミイラがどこのものかは未だに謎だと語った。幾つかの仮説が立てられているが、いずれもそれを証明しるに至っていない。このミイラは2600年ほど前のもので、約18歳くらいの王女であるとみられている。


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