アフガニスタン最新ニュース
12月7日〜10日


2000.12.10

●タリバンと北部同盟はトルクメニスタンで間接的会談を行った: Frontier Post

●アフガン女性の抗議は暴力へと発展:AP
 RAWA(The Revolutionary Afghan Women's Association)は日曜日、タリバンによる人権侵害と女性差別に抗議してデモを行った。パキスタンの宗教集団がタリバンに賛同してスローガンを叫び始めたのに対し、何人かのデモ参加者が石をなげたことから暴動が起こった。パキスタン警察が催涙ガスなどで鎮圧し、何人かの女性が逮捕された。

●追加制裁はアフガニスタンで働く国連関係者に問題をもたらすだろう: NNI  
●国連の追加制裁はアフガニスタンの惨状を増すだろう:The News - Jang
●タリバンは国連の制裁に対し報復をすると脅迫: BBC
タリバンは、アメリカとロシアの制裁に向けての活動に抗議的反応:NNI
●タリバンは国連にアメリカ・ロシアの決議案を拒否するよう要請: NNI
●NAPP
の事務総長はアフガニスタン紛争の終結を要求 :Frontier Post
●アメリカはタリバンの麻薬製造に対する姿勢を再び非難する一方、1180万ドルの追加食料支援を発表:Frontier Post
●政府はTorkham国境の入国記録と調査:Dawn
●Afzal Raza博士入院:Frontier Post
●タリバンの戦士アカデミーはアメリカの攻撃を待ち構えている:The Sunday Times

2000.12.9

●アフガニスタンにおける戦いの猛威:AP
 現在およそアフガニスタンの95%を掌握しているタリバンは、残りの占拠をかけて反対派の本拠地を攻撃した。激しい戦いは今も続いている。

●国連難民高等弁務官、パキスタンの新規キャンプにアフガン難民を収容:NNI
●アフガニスタン難民、自主的に故郷へ向かう:IRNA

 UNHCR支援による本国送還計画のもと、500人89家族のアフガニスタン難民が故郷へ戻った。この計画はUNHCRとイランとの合意に関連し、4月から6ケ月の予定で始まったが、3ケ月延長されて、現在までに16,000人が本国へ戻っている。

●アフガニスタン、権利を求める戦いの呼びかけ: Frontier Post
 世界人権宣言の第52回式典においてAWC(Afghan Women Council)は全てのアフガニスタン国民に対し、人権を求める取り組みに参加するよう呼びかけた。委員会は世界人権宣言から52年が経過しているにも拘わらず、アフガニスタンではそれが保障されておらず、特に女性の権利が侵されていることに遺憾を表した。

●トルクメニスタンでアフガニスタン問題に関する会議が行われる:Itar - Tass

●タリバンに対する厳しい制裁に向け、アメリカ・ロシアが国連に草案を提出:Frontier Post

●パキスタンはかつてない手段を指摘
 国連に提出されたアフガニスタンに対する追加制裁草案につきパキスタンは、制裁がアフガニスタンの北方同盟を除き、タリバンのみに課されることは不当だと主張した。

●パキスタンはアフガニスタンに対するアメリカ・ロシアの制裁への動きに反対: NNI
●パキスタンの報道機関は、タリバンに対する制裁から予想される成果を楽観視していない: IRNA
●アフガニスタンの国連大使は追加制裁が激しい反動を引き起こす可能性を警告:Reuters
●Khorasan で盗賊が殺され、人質は開放:IRNA

 12人の人質をとっていた20人の群盗はIRGC(the Islamic Revolutionary Guard Corps )によって殺された。人質は無事開放された。人質のなかには、生徒などの子供も含まれていた。

●アメリカのTVはコール攻撃の陰にOsamaの存在を指摘 :NNI
 ABCテレビは放送のなかで、イエメンの捜査員はOsama Bin Ladenと米国海軍駆逐艦コールへの攻撃とを結び付けて考えていると伝えた。容疑者の一人はアフガニスタンのBin Ladenの陣営で訓練を受け、また別の容疑者はコール爆破の資金として5千ドルをBin Ladenの組織から受け取ったと言っていると伝えている。

●タリバンはイエメンで捕らえられている容疑者とBin Ladenの関係を否定:AFP
 アメリカのテレビ放送が、イエメンで捕らえられているコール爆破のBin Ladenと関係していると伝えたことを受け、タリバンはを否定した。タリバン側はこれはアフガニスタンに圧力を掛けることを正当化する為の作り話だと反論している。

●タリバンはアメリカの要求は不合理だと主張:NNI
●タリバンの外務大臣はアフガニスタンからOsamaを追放しない意志を強調: IRNA
●タリバンはチェチェンの分離主義者との関連を強調:Itar - Tass

●地雷除去組織、アフガニスタンでの活動を中止 : Frontier Post
 地雷除去組織は資金不足のため、アフガニスタンでの活動を終了した。6つの地雷除去業者が来年1月には作業から手を引く一方、来年度予算として2千万ドルを国連に要求した。アフガニスタンでは地雷事故で子供や女性を含め毎年多くの人々が死亡したり障害を負ったりしている。

●パキスタンはアフガニスタンに小麦の輸出を約束:NNI

●アフガニスタンに追加制裁:Frontier Post - Editorial
 国連はアフガニスタンの北部連合を除き、タリバンのみに対し7つの追加制裁を検討している。

2000.12.8

●タリバン、Loya Jirga(アフガニスタンの伝統的な部族長会議)を支持、パキスタンからの軍事支援はないことを主張:Frontier Post
 アフガニスタンの在パキスタン大使であるMullah Abdul Salam Zaeefは、Loya Jirgaの提案(管理政府の形成と選挙の施行)に反対した理由を尋ねられ、彼等の思想に対し反対もしなければ、歓迎もしていないと語った。Loya Jirgaはアフガニスタンの歴史的、伝統的財産であり、長い間問題解決に活躍してきたが、現在のアフガニスタンの状況に対する認識も薄く、今果たすべき役割は何もないとしている。
 また、パキスタンからTaliban や Mujahideen(イスラム武装勢力) が支援はうけているが、それはイスラム的精神にのっとったものであり、軍事的支援を受けているという見方はは正しくないと主張した。

●アフガン人、サウジ領事館でデモ:Frontier Post
 7日(木)サウジアラビア領事館の前で約50人のアフガニスタン国民がビザの発行を求めて抗議デモを行った。

●アフガニスタンにアメリカの小麦が到着:Frontier Post
 WFP(The World Food Program:世界食料機関・国連機関)は木曜日、かつてない干ばつに苦しむ250万人のアフガニスタン国民の為、アメリカからの6万トンの小麦の寄付の受入を認めた。WFPでは月に2万トンの食料の支給を行っている。アメリカはすでに9万5千トンの小麦を寄付しており、これは、3千万米ドルに値する。WFPでは1億2百万人のアフガニスタン国民が干ばつに苦しんでおり、3から4百万人が危機的状況にあると見ている。

●タリバン、アメリカの強行手段を非難:NNI
 タリバンとアメリカの両大使の対談後、タリバン側はアメリカがBin Ladenの引渡しを再度要求したのに対し、武器供給禁止がアフタニスタンの全組織ではなくタリバンのみに対して行われるのは不平等であるとして非難した。

●タリバン使節、アメリカ当局と会談。Osama、裁判出廷の申し出:Frontier Post
 アフガンとアメリカ双方の大使が会談を行い、Bin Laden、追加制裁、制裁がアフガニスタン国民に与える影響の3点について協議を行った。アフガニスタン側は、Bin Ladenは証拠が提出されれば裁判に出廷する準備があり、またアフガニスタンとしても問題の解決の準備を進めている。よって追加制裁は行われるべきではなく、行ったとしても政治的目標は達成されないであろうことを主張した。これに対しアメリカ側は主張を変えることなく、Bin Ladenの引渡しを求めている。

●パキスタン、アフガニスタンに対する追加制裁案を批判: BBC
 パキスタン外務大臣は、アフガニスタンに対するアメリカとロシアによる追加制裁案を強く批判した。パキスタンはアフガニスタンの全ての派閥に対する武器の完全通商禁止と、今現在も続いているタリバン対反対派の内紛の平和的解決を望んでいるとしている。

●パキスタン外務大臣、国連によるアフガニスタン追加制裁案を非難:The News : jang

●ウズベキスタン、タリバンに対する追加制裁を支持: Russia Today
 ウズベキスタンは7日、タリバンに対する追加制裁に対する支持を表明した。この表明は冒頭で「(制裁は)アフガニスタン内外においてテロリストの活動を抑制することになるだろう」と述べている。

●日刊紙上、アメリカ国務省提言の概要:M2 Communications  
 匿名の国務省関係者による”国連安全保障理事会に提出されている追加制裁案”の説明追加制裁はアフガニスタン国民に害を与えないよう注意深く構成されている。例えば空路の禁止は人道的、宗教的目的の為の例外は認め、陸路での通常の貿易は行われている。
 また、国際組織はアフガニスタン国民に対し人道的支援を続けており、アメリカは最大の支援国で今年度すでに1億1千3百万ドル規模の寄付をしている。問題は昨年10月に全会一致で決まった安全保障理事会の議決にタリバンが従わないことである。

●アフガニスタンに対する世界的支援における明らかな障害:Frontier Post
 ASG(The multi nation Afghan Support Group)がジェノバで会合を行い、アフガニスタンを救済すべく新たな対策を協議している。ASGはアメリカ、カナダ、日本、オランダ、スイス、ノルウェイ、イギリス世界の豊かな国が名を連ねており、国連からも支援されている。そこにはアフガニスタンがソビエトと西側各国の最後の戦争の場であったという背景があり、現在の惨状を償うには十分な理由となっている。干ばつに限って言えばパキスタンはより厳しい状況にあり、これほど多くの難民を生み出した原因が自然災害だけではないことは明らかだ。

2000.12.7

●タリバンは、Bin Labinを守り抜くことを誓う
 国連による厳しい制裁に屈することなく、Bin Labinを保護することを誓い合う。

●戦争、干ばつ、タリバンが、アメリカが批判するアフガニスタンの人道的問題についての原因を作っている
●アフガニスタン軍に対して、武器輸出禁止
●タリバンの代表者が、イスラマバードでアメリカ大使と会見
●タリバンの代表が12月7日、アメリカの代表と会見
●タリバンの報告:アフガニスタンで、タリバン指示のパキスタン人、または他の外国人が戦いに参加していることを否定
●アフガニスタンへの食料供給が増加
●アフガニスタンの援助のため、アメリカの小麦をWFP(World Food Programme:)は歓迎
●国連は1万人の立ち往生しているアフガニスタン難民にたいして国境を開けるようタジキスタンに要求
●UNHCR(国連難民弁務官事務所)は立ち往生しているアフガニスタン避難民を受け入れるよう要請
●英国王室に対して、タリバンは、コヒノールダイヤモンドの返還を要求


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