テロと軍事報復に反対し、メディアの使命を訴える声明
9月11日にハイジャックされた旅客機により世界貿易センタービルと米国防総省が破壊され多くの人々が命を落し傷付きました。私たちはこの事件で犠牲となった人々への哀悼の意を表明するとともに、テロ行為への満身の怒りと悲しみをもって糾すものです。
さらに、テロ事件をめぐって、米・英軍によるアフガンへの爆撃がおこなわれました。あらゆるメディアで報復と世界戦争を容認する報道や世論操作が行なわれており、裁判も行なわれないまま、報復という名の軍事行動によってさらなる犠牲者が生まれています。
私たちは出版に携わる者として、戦争に対していかなる協力も行ないません。戦争を煽り立てるようなマスコミの姿勢には疑問を感じます。憎悪はさらなる憎悪を生み出し、悲劇を繰り返す結果しかもたらしません。報復という名の軍事行動は、世界を戦争に巻き込むものでしかありません。
私たちは、今回の事件の容疑者に対し国際法に則った訴追が行なわれ、裁判が行なわれることを切に望みます。
私たちは、米軍による軍事報復に反対します。 私たちは、自衛隊が戦争への道の一歩を踏み出すことに反対します。真実を見極めることこそ、メディアに携わる者に求められる使命であることを、訴えるものです。
2001年10月16日 ユニオン出版ネットワーク四役