「ヘリパッドはいらない」住民の会 (ブロッコリーの森を守る会)                      結成アピール  東村のみなさん、沖縄県民のみなさん。  私たちは、那覇市防衛施設局が進めようとするヘリパッド建設に反対し、去る7月2日から海兵隊北部訓練場の進入路前で座り込み行動を続けてきました。  7月3日に那覇市防衛施設局が訓練場進入路3ヶ所に仮設ゲートを設置したのを始め、ショベルカーの搬入、深夜作業の着手など多くの動きがありました。しかし、折からの参議院議員選挙などが重なったこともあって、大々的な工事に着手することはありませんでした。  しかしながら、ついに昨日8月23日、那覇防衛施設局職員ならびに請負業者の作業員約50名が私たちが座り込む現場に押しかけ、これまで施錠されていたゲートを開け、作業着手を図ろうとしました。  いよいよ本格的な工事に入る構えと思われます。  ここに至って、私たちはこれまで村の有志で続けてきた反対運動を、よりしっかりとしたものにするため、本日『「ヘリパッドはいらない」住民の会』を結成しました。  村民のみなさん、県民のみなさん。  建設されようとしているヘリパッドは、高江区を中心に数キロ範囲内に6ヶ所も予定されています。  すでに東村にはヘリパッドが15ヶ所もあり、今でも昼夜問わず場所問わず、高江上空を飛行訓練しています。これ以上、よりひんぱんに、より近くに、より数多くのヘリコプターが私たちの生活区域を飛び交うというのです。  危険極まりない無謀な基地建設といわねばなりません。  私たちは、平穏な生活が爆音と墜落の危険にさらされることに断固反対します。  また、県民周知のように、ヘリパッドが建設されようとする地域は、県民最大の水がめ(本島の生活用水の60%を賄う)である福地ダムをはじめ新川ダム、また近隣には安波ダム、普久武ダム、辺野喜ダムが連綿と連なる貴重な水源地となっています。  そしてまた、ヤンバルクイナやノグチゲラなど、ここにしか生息しない貴重な生き物たちが多数生息する、世界遺産にも登録されようとする、大切な、世界にひとつしかない森がここにはあります。  この沖縄本島にとっても残された唯一の大森林、やんばるの森を基地建設で破壊させてはなりません。  私たちは本日結成した『「ヘリパッドはいらない」住民の会』に集い、村民のみなさん、県民のみなさんのご理解とご支援をあおぎながら、粘り強く反対運動を続けていく決意です。  どうか暖かい目で見守ってください。  戦後62年。今なお米軍の占領下にあるような沖縄。  全県各地いたるところで今もなお米軍の横暴にさらされ続ける沖縄。  私たちはこの長い苦難の歴史を勇気と情熱で抗い続けた県民の力に学びながら、ヘリパッド建設に反対し、県民運動に発展させ、建設を阻止するまでがんばりぬく決意です。  どうぞ私たちに力を貸してください。そして共にがんばりましょう。  2007年8月24日 「ヘリパッドはいらない」住民の会 会員一同