大田昌秀参議院議員からのメッセージ


あいにく今、清陵会館で伊波洋一宜野湾市長を迎えた抗議集会に参加中のため、一言メッセージを送ります。
 本日始まった辺野古沖でのボーリング調査は、普天間代替施設の実質的建設開始に極めて等しく、断固許せません。
 これまでの、沖縄内外での多くの市民の抗議行動を踏みにじるばかりか、先日のヘリ墜落事故の反省のかけらもない暴挙と言わざるを得ません。
 普天間飛行場の辺野古沖移設は、完成までに15年以上を要するだけでなく、沖縄県民に再び基地を押しつけ、自然を破壊し、国民全体に大きな財政負担をも負わせるものです。辺野古への移設は撤回し、普天間飛行場の即時閉鎖、撤去による無条件返還を皆さんと共に強く求めます。
 共に頑張りましょう。




辺野古から大西照雄さん(ヘリ基地反対協代表委員)の電話メッセージ


 今日は、ここは朝から雨で、防衛施設局は辺野古の現場には顔を出すことができませんでした。様々な陽動作戦が行われて、だまし討ちにあっています。
 調査船は、南部の馬天という港から出ました。そして、海上にはカヌー隊7艇、抗議船2艇で、抗議行動を約1時間行っています。調査は形式的にやって、着手についてのアリバイを作ったというのが現実です。
 ヤードの建設については、全く彼らはできておりません。今日は、キャンプシュワーブにおいて、防衛施設局が入ることについての説得活動、業者に対する説得活動を、海兵隊などアメリカのポリスや県の公安当局などのいる中で行っております。
 近くの漁港からマスコミの皆さんを大型漁船に乗せて、着手のアリバイをするための船を出しましたが、この船に対しては、防衛施設局の職員が乗ることについては阻止して、そこで長い論争を続けております。ですから、ここの闘いは、現在いろんな局面の闘いを行っています。
 今日の集会への参加は、500名です。
これまで確立してきた方針、非暴力の闘いは、きちっと完全に行われております。誰一人動揺することなく、テント村を守り、調査船については全員が護岸に出て、シュプレヒコールなど繰り返して行っています。
 明日も引き続き今日の体制で、更に広めて、明日も6時から行動を開始いたします。全国から、たくさんの仲間が来ております。非常に大きな力となっていますので、東京等における闘い、防衛施設庁に対する闘い、引き続き現地と一体となってやっておられる皆さんに対して、お礼を申し上げます。




辺野古から上原成信さん(一坪関東ブロック代表)の電話メッセージ


 今日の行動に参加して私の感じたことは、防衛施設局は正面を突破することができないので、裏口からやったということです。馬天からここまで船は5時間ぐらいかかったと思います。そういう遠いところから調査船1隻に対して警戒船を2隻、それにダミー船を3隻という6隻構成で、ごまかして、今日調査に着手したという口実というか、名目というか、それだけをとったということで、マスコミがどう報道するかによりますが、施設局は着手しようとしたけれども、てきなかったと、裏口からちょこちょことやってきて、やったと言っているだけで、実質的には何もできていないと、これは私が強がりを言っているわけじゃなくて、私は一参加者として見ての感想です。
 明日以降も、ここの座り込みを止めるとこの資材置き場を整備して、この資材ヤードというところから、目の前から船を出して仕事ができるけれども、ここを抑えられている限り、彼らはまともな工事をすることができないわけで、これからも皆さん頑張ると言っていますし、私も明日またここへ座り込みをいたします。とりあえず私の報告は以上です。皆さんもご健闘お願いします。